2020年2月4日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「大人ココアの世界」と「美しい床の世界」の2本立てでした。
その中から、「大人ココアの世界」についてまとめました。
「美しい床の世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。ベルギーで修行を積んだココア専門店オーナーの前田貴子さん。
前田さんはベリーショートが似合う、しっかりとした体格でハキハキとしゃべる46才の女性です。
慶応元年創業のお菓子製造会社の家系に生まれ、25才の時家業を継ぐのが嫌でベルギーでショコラティエに。ベルギー王室御用達「Van Dender」というお店で修行しました。
そして45才の時、祖父の知り合いのココア専門店が閉店すると聞き、跡を継ぐことを決意したそうです。
前田さんが一手間で美味しくなるココアの作り方を教えてくれました。
まず分量の三3分の1の牛乳とココアパウダーを入れて鍋で熱し、その後牛乳を入れてお好みの温度に温めます。
ココアパウダーを鍋でしっかり温めることで、ココアの香りとコクを楽しめるそうです!
マツコさんも「濃い!」「コーヒー飲んだ時みたいに、香りがまず来て…」と堪能しました。
子どもだけじゃない大人も楽しめる絶品お店ココア
前田さんは、ココアについて2つのイメージを払拭したしたいと思っているそう。
それは「大人→コーヒー、子ども→ココア」と、「チョコレートの後ろにいる日陰の存在」というイメージ。
そんなマイナスイメージを払拭する、大人ココアを提供するお店を2ヶ所紹介してくれました。
1店目は埼玉県川越市の「ここ和」というお店。オランダ産ピュアココアを粉のまま加熱してから作り、マシュマロとはちみつを加えた「大人ココア」がスタジオに登場しました。
マツコさんは「甘さ超控えめ!」と驚くほど、すっきりした甘さです。「マシュマロと合う。確かに大人だね」と、お口に合った様子。
2店目は京都府北山の「マールブランシュ京都北山店」です。
ワイングラスに入ったココアに、たっぷりとホイップクリームが乗っています。
クリームを一口食べて「こないだやったばかり!ほうじ茶スイーツにトラウマになってますから!」(笑)と、クリームはなんとほうじ茶味でした。
こちらのココアは、茶の菓という抹茶味のラングドシャに合う味に仕上がっているのだそう。前田さんも「これぞペアリングって感じで!」と、ラングドシャとココアの相性をイチオシしていました。
自宅で簡単!子どもも大人も楽しめるアレンジ術
前田さんはココアの最大の魅力はブレンドだと力説します。コーヒーのブレンドと違い、ココアのブレンドは、違う飲み物とミックスさせて新しいフレーバーを作り出すことです。
ずらっと並んだ飲み物の中で、マツコさんが気になったのがコーンスープ。絶対合わない!とマツコさんは断言します(笑)。
最初は味が想像しやすいラム酒ブレンドから。
マツコさんは「おおおお~」とラム酒多めの香りを楽しみ、「夢だったのよね、チョコレートボンボンの中身だけ大量にガンガン飲んでる感じ!あーうま!」と舌鼓をうちます。
ソーダとのブレンドも試飲し、「違和感ないね!」と褒めました。
その他、ホットワインココア、ティーココア、オレンジココアのブレンドもOKだそう。
そしていよいよコーンスープに挑戦!「やるしかないのね」とマツコさんも覚悟を決めます(笑)。
濃いめのコーンスープにココアを入れて混ぜたあと、砂糖控えめのホイップクリームにカイエンペッパーを一振り。「大丈夫です!美味しいです!」と前田さんは太鼓判を押します。
しかし「まずくはないけど…ケンカはしないけど調和もしてないのよ!」と、マツコさんの口には合わなかったようです…。
残しておいたラム酒ココアで口直しをしたマツコさんでした(笑)。
チョコレートに負けたくない!ココアスイーツ
平成30年の東京都区民の年間消費金額は、チョコレート2,498円、ココア133円とかなりの差があります。
しかし前田さんは逆転を諦めません!バレンタインにおすすめの、チョコから主役を奪うおすすめココアスイーツを紹介してくれました。
神奈川県川崎市にある、ラトリエ・ヒロ・ワキサカのサンファリーヌショコラ。
ココアパウダー100%で小麦粉を使わずに焼いた生地に、ガナッシュをサンドして4層に重ねました。
「大人、相当大人よ」と、マツコさんも大満足の味です。
そして、前田さんがバレンタイン前にマツコさんのために考案したココアケーキセットが登場します。
ココアケーキにはピンクのルビーチョコ入りのホイップクリームがトッピングされ、羽をイメージしたピンクのチョコが飾られています。さらにココアにはふわふわの3Dラテアートが。
ケーキを割ると、温かいチョコソースがとろっと出てきました。マツコさんは「うっま!これうっま!」と堪能します。
羽はマツコさんの今後の飛躍を、中のソースはマツコさんの内なる温かさを表現しているのだそう。「強引に言わせたみたいですみません!」(笑)と言いつつ、美味しそうに食べていました。
マツコさんの形に作られた3Dラテアートは、「苦しまずに逝けるように…」と、ずぞぞっと一口ですすり、カップをおいて合掌していました(笑)。
最後に
ココアパウダーの香りや旨みを引き出した前田さんお手製のココアに、マツコさんも感動していましたね。チョコレートとコーヒーに押され、いまいち居場所がない感じのココアですが、甘さ控えめの大人味なら飲んでみたい!と思った回でした。
今回は、「大人ココアの世界」と「美しい床の世界」の2本立てでした。
「美しい床の世界」は、こちらをご覧下さい。
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