神奈川県にはいくつもの七福神めぐりがあります。
その中の一つ、川崎七福神めぐりをご存知でしょうか?
古くから川崎に安置されている七福神をめぐり、一年の幸福を願うというもの。
専用の色紙に御朱印を頂きながら、7つの寺社をめぐります。
少しずつ色紙が埋まっていくのが楽しいですよ。
それでは、川崎七福神についてご紹介いたします。
川崎七福神めぐりとは?
神奈川県川崎市中原区にある寺社には、古くから格調高い七福神が安置されています。
それらを参拝することで、一年の幸福を願うものです。
参拝期間は、1月1日~1月7日まで。
御朱印の色紙代は、1枚300円。
御朱印代は、各200円。
最寄駅から徒歩5~10分の距離にある場合が多いので、アクセスには困らないですよ。
大楽院:恵比寿神
商店街を抜けた突き当りにあり、水子供養の赤い旗が目印です。
御本尊は、十一面観世音菩薩です。
本堂には釈迦如来像があり、川崎市の指定文化財とされています。
新四国八十八カ所お砂踏み霊場、水子地蔵尊、恵比寿神など、たくさんの参拝者が訪れます。
新丸子駅東口から徒歩6分。
西明寺:大黒天
いつ創建されたのか不明のお寺で、大日如来が御本尊です。
北条時頼が厚く信仰していたと言われており、北条氏とのゆかりの深さを感じさせます。
武蔵小杉駅から徒歩15分または西明寺前バス停から徒歩3分。
東樹院:毘沙門天
不動明王尊が、本尊として安置されています。
1458年に、平家の石井源左衛門が毘沙門の社を見つけ、ここを霊地としてお堂を再建したそうです。
市民ミュージアム経由市バス蔵前バス停から徒歩1分。
宝蔵寺:弁財天
本尊は、子育地蔵菩薩です。
大谷戸小学校のすぐ近くにあります。
1520年に創建された、大変歴史のあるお寺です。
源氏の祈願所として、天文年中に再建されました。
玉川八十八カ所霊場二十八番札所でもあります。
武蔵新城駅から徒歩8分。
安養寺:福禄寿
本尊は大日如来です。
永禄10年ころに開かれたお寺と言われていますが、火災などにより古文書が散逸してしまったそうで、詳しくは分かっていません。
本堂は昭和41年に再建されたものです。
武蔵新城駅北口から徒歩3分。
無量寺:寿老神
1580年に開かれたお寺で、本尊は阿弥陀如来です。
昭和20年に戦災により本堂が焼失しましたが、昭和29年に再建されました。
平間駅から徒歩10分または中丸子バス停から徒歩2分。
大楽寺:布袋尊
本尊は、胎蔵界大日如来です。
詳しく分かっていないのですが、このお寺が開かれたのは1741年だとされています。
近年再建された本堂は、鉄筋で作られています。
元住吉駅から徒歩15分または石上橋バス停から徒歩1分。
最後に
川崎七福神めぐりについてのお話をしましたが、いかがでしたか?
大変歴史のある寺社ばかりなので、歴史に興味のある人にもおすすめですよ。
駅やバス停から徒歩で行ける距離なので、子供や年配の方も気軽に参拝出来るのが魅力ですね。
家族みんなで、一年の幸せを願って七福神めぐりをしてみませんか?
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