2019年10月15日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「再現ふりかけの世界」と「飼わなくても虜になる!ネコ画像の世界」の2本立てでした。
その中から、「再現ふりかけの世界」についてまとめました。
「飼わなくても虜になる!ネコ画像の世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニンニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、国際ふりかけ協議会代表理事、松江慎太郎さん。
マツコさんは、早速この肩書に噛み付きます(笑)
「国際って・・・」「国連並みになってる!」と突っ込みながら、松江さんを迎えます。
本題に入る前に、「まずは“協議会問題”よ」と、挑戦的なマツコさんですが、どうやら「ふりかけ協会」というのが以前からあり、尚且つ松江さんは「海外にもふりかけを伝えたい」という思いから、「国際」となったそうですよ。
いつものマツコさんなら納得しなさそうな理由ですが、松江さんのキャラクターが気に入ったのか、納得した様子(笑)
緊張しながらもニヤニヤしてしまう松江さんは、「緊張笑いです」と言いつつ、「“緊張笑い”って初めて言った」と一人突っ込みしたり、マツコさんが色々突っ込むと「ワキ汗がすごい」「江津湖(熊本の湖)みたい」と言ったり、なんだか大変なことに(笑)
「ふりかけのジャンル」には、昔からある一般的な「ドライふりかけ」と、素材感を活かした「ソフトふりかけ」と、最近出てきたもう一つのジャンルがあるそうですよ。
マツコさんにとって懐かしいのは、ドライタイプ。
特に「のりたま」は、2人とも思い入れがあるよう(!?)です。
マツコさんは、「スーパー行くとつい買っちゃう」「隠れのりたま(のりたまの上に海苔)も好き」と言い、松江さんは、「お弁当の蓋にくっついたのりたまも好き」と、お互い言い合っては、声を揃えて盛り上がっていました(笑)
そんな「のりたま」、実は来年で60周年を迎えるロングセラー商品!
発売から、8回も味を変えながら、皆さんに愛され続けているそうです。
一方ソフトふりかけは、素材を活かしていてドライよりもプレミア感があります。
「ご当地ふりかけ」なんかでよく見かけますね。
そして近年出てきた新しいジャンルとは・・・「タレふりかけ」。
マツコさんは食べた事ないようですが、「え~? タレになっちゃったら、振ってないじゃん」と何となく不満気。
そこで、スタジオに用意した『タレふりかけ』(丸美屋)の、うな丼味を試食してみることに。
うなぎそぼろに味付けした具とタレが別々の袋に入っていて、ご飯の上に乗せると、匂いだけで「うなぎだぁ!」と驚き!
一口食べると、「うなぎすぎ!」「リアルすぎて、受け付けない」と驚きの再現度のようですね(笑)
タレふりかけを始め、料理を再現したふりかけが流行りつつある今、松江さんが伝えたいことは、「“ふりかけ”はもはや“おかず”。今“再現ふりかけ”が熱い!」とのこと。
全国のふりかけを知り尽くす、松江さんが、本物そのものの“ふりかけ”を紹介していきます。
まずは、そんな松江さんのプロフィールを紹介。
熊本生まれの松江さんのお父さんは競輪選手。
そのため自身もプロを目指し、お父さんの「内臓から鍛えるんだ!」と言う勧めもあって、毎日2合のご飯にふりかけを食べてきたそうです。
ただ、二十歳の頃に競輪学校に入れず、プロを断念・・・
当時のお父さんは、「ガッカリどころじゃない。大変だった」とのことですが、それが一つのきっかけとなり、ふりかけの世界にハマっていったそうです。
最近では、「ふりかけグランプリ」を開催し、4回目となる今年は、川崎競馬場で開催します。(2019年11月9日(土)10日(日))
松江さんが、国際ふりかけ協議会を設立するまでに至ったもう一つ大きな出会いは、ふりかけの生みの親、吉丸末吉さん。
吉丸さんは熊本出身の薬剤師で、大正時代に子どものカルシウム不足を解消するためにふりかけを開発した方。
それが商品化されたのが『ご飯の友(フタバ)』で、熊本では現在も学校給食で親しまれているそうです。
吉丸先生の信念には、「貧しい人も忙しい人も、ふりかけで健康にしたい!」という思いがあり、松江さんもそれに近づこうと、東南アジアでボランティアしています。
東南アジアの給食では栄養が偏りがちなので、子どもにふりかけを配っているそうですよ。
これを見たマツコさんは、「国際ふりかけね」と納得している様子だったので、松江さんが「実はIFAといいます」と略名伝えると、「それはまだ許しません!」と即答していました(笑)
本物そのもの 絶品ふりかけ
続いて、松江さんおススメのふりかけを紹介していこうとするのですが、マツコさんは、今日のふりかけが楽しみなあまりお弁当を食べずにいたので、「早くしなさいよ」と急かします(笑)
まずは、永谷園『丼ふりかけ カツ丼』。
トンカツの旨味と衣にしみ込んだ甘辛い醤油だれを再現し、玉子そぼろを入れることで、より本物のカツ丼味に近づけた逸品。
じっくり味わうマツコさんは、「最後の溶けた時の、カツ丼のお出汁の味」と、なかなかの再現度に感服です。
次からは、何の再現をしているか、マツコさんに当ててもらう「チャレンジクイズ!」
一品目は、マツコさんが「匂いでわかるわ!(笑)」とすぐに突っ込むほど分かりやすいカレー。
永谷園『超ふりかけカレー』。
肉と野菜が溶け込んだコクのある味を再現し、カレーフレークやニンジン、胡麻などが配合されています。
永谷園は、油分が参加しにくいスチームオーブン製法で、従来の製法より濃厚な味を保つことができるそうですよ。
次のふりかけは、一口食べたら直ぐに「ペヤング!」と分かったようです(笑)
ニチフリ『ペヤングソースやきそば味ふりかけ』。
実際のかやくにもある鶏肉そぼろや紅ショウガを使用していて、ペヤング大好きのマツコさんは、「焼きそばもっと食いたいって思ったことない?これ、叶います!」とカメラ目線で、その再現度の高さをアピール(笑)
他にも、紹介のためにスタジオに用意された再現ふりかけを、マツコさんは「とりあえず全部食べよう」と食べていきます(笑)
みなり『じゃがバターふりかけ』。
北海道産じゃがいものフレークを薄くスライスすることで、ご飯の熱で溶けてホクホク感を再現できる商品。
マツコさんは、その野菜感に驚いていました。
大森屋『塩さばふりかけ』。
匂いが「めっちゃサバ」と言うように、「良い意味の生臭さも再現されている」ようで、松江さんと見つめあいながら、声を揃えて「おかずいらない」と言っていました(笑)
ニチフリ食品『ご飯がススム キムチ味ふりかけ』。
マツコさんが、「再現性でいったら1番」と感じたほど、魚介の旨味と甘みなどが再現されているそうですよ。
ニチフリ食品『松屋牛めし味ふりかけ』。
牛肉やタマネギフレーク、紅ショウガの他に、店舗で使用している黒胡麻焙煎七味を配合しているので、マツコさんも思わず「ふりかけとしてのポテンシャルが凄い」と納得。
生卵をかけると旨さ倍増するとのことで、卵をかけると・・・マツコさん、飲んでました(笑)
ちなみに、5月6日はふりかけの日。
松江さんが申請したそうですが、師匠となる吉丸末吉さんの誕生日だそうです。
再現ふりかけの先を行く 専用ふりかけ
実は再現ふりかけの他に、更に新しいジャンルのふりかけがあるというのです。
それは、ご飯向けではない〇〇専用ふりかけ!
まず初めに紹介するのは、大脇昆布『トースト専用昆布』。
マツコさんは、白飯が食べたかったのか、「飛躍しすぎだって~」と、受け入れられない様子(苦笑)
とろろ昆布粉末や輪島のいしる煎餅、能登の塩が入ったふりかけを、バターを塗ったトーストにかけて食べると、
「良いいい意味で出過ぎない」と意外にも相性バッチリだった様子。
続いて、田中食品『サラダ用ふりかけ無限サラダ』。
最近では、ドレッシングメーカーが作ったサラダ用ふりかけが出てますが、今度は「ふりかけメーカーが戦争をしかけた」と松江さんは言います(怖っ!笑)
広島にある創業118年の老舗が作ったサラダ用ふりかけは、マツコさんが「これうまい!」と腹の底から声をだすほど、「これうまい!」と何度も言うほど、野菜のシャキシャキ感を残して美味しいそうですよ。
マツコさんも思わず、「大戦争がはじまる」といってました(笑)
松江さん作! 究極オリジナルふりかけ
松江さんが感銘を受けた、吉松さんの教えの一つに「ふりかけで金儲けするな」があるそうです。
吉松先生は、開発したふりかけは権利ごと譲渡し、本業の薬剤師に専念。
松江さんもそれにならって、5年前にふりかけを作ったそうなんですが、金儲けの匂いがしたので途中でやめてしまいました。
ただ、譲渡はできなかったようで・・・・
マツコさんも「先生にはなれなかったのね」と理解をしめしつつ、松江さんも「渡したくなかった・・・」と本音をポロリ(笑)
松江さんが作ったのは、ラー油×マヨネーズ「ラヨネーズふりかけ」。
一口食べたマツコさんは、「お金の匂いがする」と美味しさに納得。
「儲けない!」と自分に言い聞かせている松江さんですが、マツコさんに「(権利)どうですか?」と勧めたり、まだまだ先生には追い付けないようです・・・・(笑)
最後に
私が知っているのはドライふりかけばかり・・・ソフトふりかけもタレふりかけも食べてみたくなりました!
ちょっと手抜きしたいお母さんにも、おかず代わりでおススメかもしれませんね(笑)
今回は「再現ふりかけの世界」と「飼わなくても虜になる!ネコ画像の世界」の2本立てでした。
「飼わなくても虜になる!ネコ画像の世界」は、こちらをご覧下さい。
コメント