2019年8月20日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「バウムクーヘンの世界」と「ママさんコーラスの世界」の2本立てでした。
その中から、「バウムクーヘンの世界」についてまとめましたた。
「ママさんコーラスの世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニンニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、全国9000人のバウムクーヘンマニアの2トップ、田辺マミさん、福永小雪さん。
名前を見たマツコさん、「うわー、2トップ。本名かしら?」「ビューティーペアみたい(笑)」とけん制します。
登場したお二人は、「テレビを見ている“バウムラー”のためにも」と意気込みます。
SNSのバウムクーヘン仲間が、全国9000人もいるそうですよ!
早速、身近にあるバウムクーヘンをスタジオで紹介します。
『治一郎「治一郎のバウムクーヘン」2,160円(税込)』や、『北菓楼「バウムクーヘン妖精の森」1,944円(税込)』は、マツコさんも食べた事あり、「ちょっとずつ食べちゃおうかな」と勝手に試食スタート。
無印良品の「不揃いバターバウム(150円税込)」などパクパク食べ続けるマツコさんですが、お二人が主張したいことは、「これらはバウムクーヘンではない」とか(??)
お二人が言うには、「これらは、“バームクーヘン”で、“バウムクーヘン”ではない」というのです!?
表記は自由だそうですが、厳密に言うと「バウムクーヘン」とは、ドイツ菓子協会の規定の材料・製法で作られた物を言うそうですが・・・マツコさん食べ続けていて全く聞いていません!!(笑)
そして、「面倒くさい女たちね」と一蹴(笑)
バウムクーヘンは、国立ドイツ菓子協会による材料が行くり方の厳格な規定があり、職人が1本ずつ手作りした物。
バームクーヘンは、材料は作り方が自由で、機械で大量生産されたもの。
と区別されるそうです。
では早速、“バウム”にこだわる2人のプロフィールを紹介します。
まずは田辺マミさん。
25年前、大学の化学実験の研究中に、バウムクーヘンの無限の輪の魅力にハマり、抜けられなくなったそうです。
マツコさんが、「どうして実験中に?」と問いかけると、「それはまだ先で説明するので・・」と鋭い眼光でマツコさんを喋らせません!
マツコさん、「顔怖いんだもん」とかなりビビり気味(笑)
そして33歳頃から、食べきれないバウムクーヘンを家に飾りだしたそうです。
この奇妙な行動にも、「今日は、絶対に逆らわない!」と心に決めたマツコさんは、「バウムクーヘン可愛いですもんね~」と同調していました(笑)
一方、福永小雪さんはと言うと、「正直、チーズケーキの方が好きだったんです」と告白!
この告白に、マツコさん「干されませんか?」と心配しますが、15年前に、『ヴィヨン』のバウムクーヘンに衝撃を受けて、ハマりだしたとか。
「それからは、チーズケーキなんて踏みつけてますよね?」とマツコさんが確認すると、福永さんは恐る恐る「食べてます」と!
マツコさんが「この女、食べてますよ」と田辺さんに言いつけると、怖い顔して「破門ですね」とピシり!
「私は今日からバウムクーヘンしか食べませんから」と、マツコさんかなり恐怖を感じているようです(笑)
そして福永さんは、今年バウムクーヘン仲間と“バウム婚”をしたそうです。
この嬉しいニュースにも、田辺さんは「私まだ報告受けてないんですよ」と、またまた怖い顔(笑)
マツコさん思わず、「まずはマミにでしょ!」と福永さんを叱り、「マミのマは、悪魔の“魔”。だけどミは“美”」と締めくくっていました(笑)
そして、バンド仲間と「バウムクーヘンの歌」を製作中ということで、早速曲が流れます。
なんと、バウムクーヘンを手に持つポージング&振り付き!!
ノリノリの2人を、なんとも言えない表情で見つめるマツコさん・・・
曲が終わると、「素晴らしい!」「これ、今年のレコ大じゃない!?」と大絶賛でした(笑)
「バーム」とは一味違う、本格「バウム」の魅力3選
ここからは、バウムクーヘンでしか味わえない3つの魅力を紹介していきます。
まず一つ目は、職人の人生を引き立てる「コゲ」。
紹介するのは、京都の「ズーセス ヴェゲトゥス はちみつバウムクーヘン2,365円(税込)」。
こちらのコゲから分かるのは、職人の優しさと強い意志が作るコゲのコントラスト、だそうです。
バウムクーヘンの生地作りは力仕事で、熱いオーブンの前で立って焼くので、かなりの重労働なのですが、ここの店主は、女性の森美香さん。
取材時に、スタッフさんが思わず「大変ではないですか?」と聞くと、「熱いですけど、だから?て思います」」と強めの返答・・・
マツコさん思わず「バウムクーヘンに携わっている人は気が強い」と言ってましたね(笑)
ハチミツを生地に直接、しかもランダムにかけることで、最高のコゲを生み出しています。
ハチミツがコゲた層や、かかり具合で生まれる味の変化を楽しめる逸品です。
一口食べたマツコさん、「すごいハチミツ」「美味しい」と顔がとろけてました。
バウムクーヘンは口が乾くものですが、マミさんおススメの飲み物はダージリンティー。
バウムクーヘンの甘味を邪魔しない無糖か、少し甘味がある物をおススメしますが、マツコさんは「その甘さ加減が逆鱗に触れる可能性があるので、みなさん無糖にしましょう!」と呼びかけていました(笑)
ここで、日本のバウムクーヘンの元祖ユーハイムさんの全面協力でスタジオにバウムクーヘン用ガスオーブンが登場!
本場ドイツでは、過酷な労働環境から「バウムクーヘン職人は早死にする」とまで言われた熱さ。
オーブンの前は40~50℃にもなり、1本を焼くのに、1時間弱はかかるので、職人さんも汗だくです。
そして今日は特別に、この焼き立てが食べられるというのです!
試食すると、「もうね、全然違う!」「美味しいね」と一気に3人が仲良くなった感じ。
バウム歴が長いマミさんも、焼き立てを食べたのは初めてだそうで、「マミ様に喜んで頂けて良かったです」とマツコさんも一安心(笑)
次に2つ目の魅力。最高のしっとり感の証、“へこみ”。
職人の判断で焼き具合が決められるので、しっとり感を残すために、わざと柔らかいうちに次の生地をかけることで、機械で作る時には表れない“へこみ”が出来るそうです。
それが味わえるのが、北海道の「洋菓子工房 年輪舎 手焼きバウムクーヘン 2,400円税込」。
生真面目で不器用な性格を感じる、優しさの曲線が分かるそうですよ。
生地の水分を極限まで残したクリーミーな食感と風味で、「華やかな香り」とマツコさんも唸っていました。
味はもちろん、店主の佐藤良平さんの腕がかなり立派だったので、マツコさんは「良い腕!」と気になっていると、マミさんからすぐに「そこじゃなくて」と注意されちゃいました(苦笑)
3つ目の魅力は、全てを兼ね備えた究極の美しい輪。
兵庫県にある「カーベ・カイザー バウムクーヘンクラシック 5,832円(税込)」は、お二人が、日本バウムクーヘンの最高峰と感じる逸品で、永遠を感じるジャボチンスキー反応を作り出す職人技が見られるそうです。
化学反応の一つ、ベロウジャボチンスキー反応を大学時代に見ているうちに、いつのまにかバウムクーヘンにハマったというマミさん。
「マミの几帳面さ、鉄の女的な感じは、リケジョから来てるのね」とマツコさんも妙に納得。
そして、マミさんが物理専攻だったと聞いて、「物理は、一番面倒くさい女が行くところよ!」と思わず言ってしまいますが、直ぐに「申し訳ございません」と平謝り(笑)
国立ドイツ菓子協会のバウムクーヘン定義では、
- 材料には、ベーキングパウダーを使用しない
- 油脂はバター以外のものを使ってはいけない
- バター・小麦粉・砂糖1に対して、卵を2とすること
が決められていて、限られた材料だからこそ、美しい輪が作られるそうです。
74歳の店主、大隅さんは、「原材料の良さには叶わない。技術の上に行くもんだな」という信条のもと、北海道産小麦、ベルギー産発酵バター、兵庫県産七福卵などを使っています。
登場したバウムクーヘンを前に、マミさんが「ここのバウムクーヘンを食べる時、私はいつも正座しているので、姿勢を正して」とみんなに指示。
揃って「いただきます」と言ってから試食します。
通常のバウムクーヘンは平均20層ほどだが、薄く仕上げることで35層以上あるそうです。
マツコさんは一口食べると、「(層が)薄いのが分かるね」、いやらしい言い方するけど、と前置きした上で「ものすごい高いものを使っているのが分かる味」と値段にも納得でした。
一生に一度は食べて欲しい!数年待ちの幻バウム
最後は、1日1本しか焼けない幻バウム、奈良県の「デルベア 自然のバウムクーヘン 3,888円(税込)」を紹介。
数年待ちの理由は、店主が材料の仕入れから発送まで全て一人で作業していて、1本造るのに集中力も必要とのこと。
一口食べると「食べて身体に良いのが分かる」というように、こだわりの自然素材・製法によって安心安全で赤ちゃんでも食べられるものを作っているそうです。
「ものすごい素朴」「喉にのこっている迫力が違う」と大満足。
そして、マミ様も「すごく久しぶりなので、嬉しい」と可愛らしい笑顔で喜んでいました。
マツコさんもその笑顔を見て一安心。「これでTBSも1年は安泰よ!」とホッとしていました(笑)
最後に
バウムクーヘンは、正直好んで食べるものではなかったのですが、”バーム“ではなく”バウム“は、しっとりしていて美味しそうなので、一度食べてみたくなりました。
今回は、「バウムクーヘンの世界」と「ママさんコーラスの世界」の2本立てでした。
「ママさんコーラスの世界」は、こちらをご覧下さい。
コメント