2019年8月13日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「枝豆の世界」と「月刊ムーの世界」の2本立てでした。
その中から、「月刊ムーの世界」についてまとめました。
「枝豆の世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニンニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、ムーを読み続けて人生を学んだ男、石原誠さん。
この紹介文を見て、マツコさんは「ヤバいやつじゃない?」と警戒しますが、登場した石原さんを見て、何故か大笑い。
石原さんは、マツコさんを見て「神々しい」と言っていましたが、「ムーっぽい」とも。
マツコさんは「そっちだよ!」と突っ込み(笑)
その昔、マツコさんもムーにインタビューを受けたことがあり、「おかしな存在のアタシこそが、ある意味オカルトかしら」と言っていた自分の言葉に「うまいこと言うわね、私」と自画自賛(笑)
今回、石原さんがムーを通して伝えたいことは、「不景気・コンプライアンスが息苦しい!オカルトを受け入れる心の余裕を持ってほしい」ということ。
マツコさんも、「オカルトを許せる心は、マザーテレサに近いものがある」と同意していました(笑)
1979年に創刊し、今年で40周年を迎えるオカルト専門誌『ムー』は、日本各地で「ムー展」を開催し大盛況を収めています。
また“ムー民”と呼ばれる熱烈な読者には、しょこたんや、小日向文世さん、藤原竜也さんなど有名人も多く、神秘的なコンテンツも特集してきたことから、30代40代女性にも人気だとか。
そんなムーを愛読している石原さんのプロフィール紹介。
実は10歳の頃に、銭湯帰りに宇宙人を目撃したそうです。
聞き捨てならないこの説明に、マツコさん「さらっと言うんじゃねーぞ(笑)」と言って、説明を求めます。
石原さんが言うには、銭湯の駐車場に2人の宇宙人がいて、三輪車のような乗り物に乗って地質調査をしていた、というのです??
場所は、田園調布。
マツコさんは、思わず「お前、田園調布の出なの?」と驚きますが、石原さんは「残念ながら富裕層ではないです」「それはわかる」と(笑)
そこから宇宙人に興味を持ち始め、本屋さんの薦めで『ムー』を読み始めたそうです。
その後、高校卒業後に就職するも3日で辞めニート生活。『ムー』を読んで現実逃避をしていたそうです。
マツコさんは、「ムーを読んでるだけでも現実逃避なのに、ニートも加わって最悪に近い」「よく脱出できたわ」と、ある意味感心しています。
24歳で『THE3名様』という毎晩ファミレスにたむろする3人組を描いた連載漫画をスタートし、今に至ります。
実は、その漫画の中にもムーのメッセージを入れているというので、マツコさんはじーっと漫画を見ますが、分かりません。
答えは、「ピラミッド・アイ」??
神の全能の目を表し、フリーメーソンのシンボルとも言われるもの(諸説あり)で、絵の構図に入れているそうですよ。
ムーとともに歩んだ懐かしのオカルト年表
石原さんは、月刊ムーの表紙に見立てた進行用のボードを用意し、マツコさんを登場させたのですが、「こんなにフィットする方はいません」とその出来栄えに感心しきり。
石原さん曰く、最近はオカルトブームが下火になっているとか。
石原さんが制作した、オカルトブーム年表を見ると、70~80年代は沢山のオカルト的出来事があります。
例えば、「川口浩探検隊シリーズ」「口裂け女ブーム」「映画 未知との遭遇」「E.T.」など。
マツコさんは、丹波哲郎さんの「大霊界」を懐かしがっていましたね~。
石原さんは、「『未知との遭遇』(77年公開)のラストシーンで、母船から出てくる宇宙人が本物と言われている」と言いますが・・・マツコさんは軽く「凄いわね~」としか言えません(笑)
90年代は徐々にオカルト的出来事が少なくなり、「Xファイル」「リング」などがありますが、マツコさんは「スタイリッシュになってきた」とも。
99年には、「オカルト大イベント、ノストラダムスの大予言」があったのですが、そこで何も起こらなかったので「アレで一気に冷めた」とマツコさんは感じているようですね。
様々なオカルトブームがある中、ムーが40年続く人気の秘密、“鉄板ジャンル”があるそうです。
それは、
- 予言
- 宇宙人、UFO
- 都市伝説
- 古代文明・遺跡
- 超能力
- 心霊
- UMA
- 未来科学
- 占い
- 探検
これでだいたい回しているそうです(笑)
そして、全て言い切る破壊力抜群の見出しも魅力の一つ。
例えば、「異星人地球侵略の証拠をつかんだ!」「タコは地球外生命体だった!」「ムーミンはUMAだった!!」「実用スペシャル 年末ジャンボ宝くじ必勝法」などなど。
マツコさんは、「一番酷いのは、“実用スペシャル”(笑)」と突っ込みますが、実はこの企画、初めての人にも参加しやすいように毎回あるそうです。
内容は、宝くじを買うまでの毎日の行動が細かく記載されています。
石原さんが「他の占いでも、こんなに強く言い切らない」と言う程インパクトあり、実行したそうですが、宝くじは当たっていないそうです(笑)
マツコさんは、この強い言い切りに「この時代にこれが許されているのがスゴイ」「治外法権を手に入れた」と別格を認めています(笑)
更に ムーは、「誌面で不安をあおり、付録で安心してもらう」ために、様々な付録がついているそうです。
それらをスタジオに並べると、マツコさんが「遠目で見てもヒドイ」というようなものばかり(笑)
お札やパワーストーンはもちろん、最近ではコラボ商品も次々と発売されています。
ムークッション(しまむら)、ナスカジャン(ハードコアチョコレート)、ムーアクリルピアス(アクロス)など。
ムーから学ぶ3つの人生訓
ムーを愛読している石原さんが、記事から学んだ人生の教訓があるそうです。
まずは、「失敗は振りかえらない」ということ。
例えば、「ノストラダムスの最終大予言1999」が特集されたのは、1999年8月号(7月発売)。
予言では、7月31日に地球は滅亡し、この8月号が「ラスト、ムー」になるつもりで発刊されたはずなんですが、結局何も起こらず・・・
そして翌号9月号では、「2000年1月1日電脳アルマゲドンの勃発!」を特集し、「一言も!」ノストラダムスについて触れていないそうです(笑)
まるで何事もなかったように通り過ぎるこの姿勢から、石原さん自身は、ニートや家出を振り返らず、ネタにして漫画にした、とのことです。
続いて、「時には強引に突き進む」ということ。
例えば、新元号が決まる時に、ムー編集部も予想をしていたそうです。
その中でも編集長が予想していたのは、カタカナ表記の「アスカ」。
カタカナと聞いてマツコさんは、「誰も文句も言いますまい」と半分呆れていましたが、編集長は「予想は当たった」と言いきったと(??)
実は「令和」の漢字の中に、カタカナの「アスカ」が隠れていると言うのですが・・・
マツコさんは「・・・入ってましたよ」と言わざるを得ません(笑)
サングラス姿の怪しく見せている編集長でしたが、「サングラス取ったら絶対いい人」と断言。
すると石原さんも、「実は、テレビに出る時はサングラスをかけてくれ、と広報に言われている」とバラシてしまい、笑顔のカワイイ素顔写真も公開していました(笑)
この強引な姿勢から、石原さん自身、編集者の方に何を言われても漫画の設定を変えなかったことで、今では出版社の垣根を越えて漫画を続けているそうですよ。
最後は、目立たず生きる、ということ。
実は、今年話題の映画、新海監督の「君の名は。」や、「天気の子」に、ムーは登場しているのですが、全く話題にならない程ひっそり登場しています。
石原さんがここから学んだのは「巻末でひっそりと」漫画を続ける、ということ。
ムーの巻末で四コマ漫画を5年間続けているそうですよ(笑)
女子人気No.1記事のパワースポットに潜入
マツコさんは、「女子買う人いるの?」と信じられないようでしたが、石原さん曰く、「占いやおまじないに魅かれて」とのこと。
石原さんがおススメするパワースポットの一つが、千葉神社。
なんと、マツコさんは「七五三から何から全部千葉神社」だそうです!
それを聞いた石原さんは、「だからだわ」と妙に納得(笑)
千葉神社は北極星の神様で、災難を取り除き、敵を避け人の寿命を延ばす福徳がある妙見様を祀っています。
境内全てがパワースポットとのことで、石原さんも単行本が出る時は必ず足を運ぶそうです。
マツコさんは、「千葉神社がムーに推されてるって・・・」「オカルトシティじゃないか」と不安視します
が、石原さんは嬉しそうに「(千葉は)オカルトシティですよ」と断言(笑)
もう一つは、長野県分杭峠で、「トップ・オブ・パワースポット」と言います。
ここは、富士山、聖域の岬と合わせて、三大パワースポットと言われる場所。
中央構造線のほぼ真上にあり、地磁気の+と-が打ち消し合い、「ゼロ磁場」を生み出していると言われているそうです。(諸説あり、科学的根拠はありません)
ここの不思議な力を求めて、年間約2万人が訪れているそうですよ!
更にここで写真を撮ると、健康や運勢を左右するオーラやオーブと言われる光の玉が映るというので、スタッフさんが試してみる事に!
すると、スタッフさんの写真に光が映りこんでいました!!
2枚の写真に、同じような緑色っぽい光が映っていたので、ムーでも執筆している、霊能者・エスパー小林さんに観点してもらうことに。
小林さん曰く、「大地からプラスエネルギーが出ている。」とのこと。
悪いものじゃなくてよかったですね・・・
その写真に光と一緒に映っていたスタッフさんは、「以前は耳鳴りしてたんですけど、分杭峠に行ってからなくなった」と!?
これは効果ありなんでしょうか!?
最後に
雑誌『ムー』の存在は知っていましたが、未だ手に取ったことはありませんでした。でも、パワースポットは気になりますね~。分杭峠で一度写真撮ってみたいですね。
今回は、「枝豆の世界」と「月刊ムーの世界」の2本立てでした。
「枝豆の世界」は、こちらをご覧下さい。
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