2019年6月11日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「おみくじの世界」と「ゆで卵の世界」の2本立てでした。
その中から、「ゆで卵の世界」についてまとめました。
「おみくじの世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニンニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、15年間毎日10個卵を食べる男、小林真作さん。
「死ぬまで卵とご飯があれば良い」と言うほど、卵が大好きなマツコさん。一番好きなのは“生たまご”で、その次に“茹で卵”だそうです。
半熟卵色のTシャツで登場した小林さんは、徳島県で鶏卵卸業をしている3代目。
会社名が「小林ゴールドエッグ」、小学生の頃には周りからからかわれることもあり、卵はあまり好きではなかったそうです。
仕事柄、「これまで5万5000個以上の卵を食べた」と言う小林さんに、マツコさんは「昔だったら死んでるって言われた数」とバッサリ。
それもそのはず、3年前に厚生労働省がコレステロールの上限を撤廃しましたが、それまでは「卵は1日1個」と言われていいましたよね。
マツコさんも「あれは一体なんだったの?」とあきれていましたね。
固茹で派 or 半熟派?それぞれに合う究極の卵
日本は、一人当たり年間333個の卵を消費する、世界でもトップクラスの卵消費大国。
5万5000個のたまごを食べた小林さんは、「卵の一番おいしい食べ方はゆで卵」と豪語しますが、茹で加減の好みを、半熟派が54.9%、固ゆで派が39.8%と、半熟派が少し多いようです。
小林さんは、それぞれに合った究極の卵があるというので、紹介していきます。
まずは、固ゆで卵で食べて欲しい究極の卵、ニワトリさくらの「三日たまご(1パック10個252円税込)」。
“さくら”というニワトリは、日本で4%ほどしかいない愛知県の純国産鶏。
マツコさん、早速半分に切った茹で卵をパクリ。
「白身が、柔らかめの蒲鉾食べているみたいにプリプリしている」「美味しい」と、さらにもう一つパクリ。
この卵は、黄身が大きく甘味があり濃厚さが格別のため、固ゆでにしても臭みがほとんど無いのが特徴だそうです。
小林さんおススメの食べ方は、「おしり側から食べると、一口目の黄身の位置がベスト」というので、丸ごとのゆで卵も食べてみます。
すると「丸ごと食べた方が、全然美味しい!」と全く違う美味しさのようです!
次は、半熟卵に合う究極の卵、「アローカナの卵(1パック10個700円税込)」。
南米チリ原産の鶏で、1年間で産卵する卵の数は普通の鶏の約半分しかない、貴重な卵。
半熟のためエッグカップに乗せて、上からエッグシェルブレーカーという殻を割って食べます。
スプーンですくって食べると、「美味しい、濃厚!」とこちらも美味しいようです。
放し飼いで育てられた鶏の卵で、黄身の旨味が濃厚なのが特徴。スティック状のスナックやキャビアを載せて食べても美味しいそうですよ。
この二つを食べただけでも、「やっぱり卵は美味しいね」と、マツコさんはしみじみ感じていましたね(笑)
ひと手間でさらに美味しい!絶品ゆで卵料理
ここからは、ゆで卵をもっと美味しく食べる料理を紹介します。
まずは、フランス料理の人気前菜「ウフマヨ」。
フランス語で「ウフ」は卵、「マヨ」はマヨネーズのことで、フランスでは毎年コンテストが開かれるほど人気定番料理なんだそうです。
スタジオに登場したのとは、「ペタンク」というお店のウフマヨ(300円税込)。
卵黄やアンチョビ、マスタードを加えた自家製マヨネーズを半熟卵にかけるだけで、卵が“劇的”に美味しくなっていると言うのです。
一口食べたマツコさんは、「あー美味いね!」と、低―い声(笑)
きっと心の奥底から感じて、地声出ちゃったんでしょうね・・・
一つをペロッと食べてしまったので、「もう一個食べたい・・・」とリクエストするほど、美味しかったようです。
続いては、マツコさんも「大好き」という、イギリスの伝統料理「スコッチエッグ」。
小林さんがおススメするのは、PADCRAFTと言うお店の「半熟卵のスコッチエッグ(1,100円税込)」で、登場するや否や、「おしゃれスコッチエッグだな!もう」と突っ込むほど、オシャレな感じ(笑)
半分に割ってみると、半熟卵がトロっと出てきて「ウッワワワワワ!」とマツコさん興奮気味??
大きな一口を頬張ると、こちらも心の底から「美味しいわ」と言っていました。
このスコッチエッグはトマトソースも美味しいようで、思わず「パスタない?」とリクエスト(笑)
半熟卵がまるでソースのように絡んでいて、小林さんもマツコさんも「卵は万能ソース」と言っていました。
続いては、六本木にある天ぷら専門店「てんぷら味覚」の卵の天ぷら。
外側はカリカリで中は半熟。食べ方もシンプルに塩で頂くと、卵本来の美味しさが味わえるそうです。
更に、御徒町にある「Egg Baby café」の卵サンドイッチ。
一つのサンドイッチに、半熟ゆで卵が丸ごと二つ、タルタルソースにも卵が入って、合計4個のゆで卵を使っているそうです。
カットした面に半熟卵がバーンと見えて、インスタ映えしそうなサンドイッチです。
マツコさんは普段、コンビニに売っている卵ソースを、食パン1枚に1パックと贅沢に使って焦げ目をつけて食べているそう。
更に、銀座にある「アメリカン」のタマゴサンド(600円税込)も好きなようで、一斤のパンにギッシリ卵が入っていて美味しいとか。
卵好きは、卵情報も満載ですね(笑)
そして、小林さんが最後におススメするのが、「今まで食べた中で一番美味しい煮卵」と絶賛する、「玉ひで」の煮卵。
「玉ひで」と言えば、1760年創業の鶏料理専門店の老舗で、日本で初めて親子丼を作った店としても有名ですよね。
煮卵は、コース料理「鳥すき【軍鶏】五鉄コース14,256円(税込)」の中に入っているそうです。
運ばれてきた煮卵は・・・「ちっちゃい!」とマツコさんが驚くほどの小ささ。
なぜなら、烏骨鶏の卵を使っているからだそうです。
一口食べて、「美味しい」「煮卵はこれくらい味がしっかりしてなくちゃ」とマツコさんも絶賛。
玉ひでの煮卵は、煮卵だけで満足できるような味付けを5年かえて考案した、まさに究極の煮卵のようです。
誰でも簡単にプロの味!究極ゆで卵の作り方
ここで、家庭でも出来る“最強”ゆで卵の作り方を、小林さんが伝授してくれます。
まずは、ADさんが作ったゆで卵と、小林さんのゆで卵で比較します。
どちらも、使っているのは同じスーパーで売っている卵。
「最初は不味そうなほう」とADさんが作ったゆで卵の方から、殻を剥き始めるマツコさん・・・
「何これ、剥きずらいんだけど~」「グチュグチュしてんな!」とこの時点で、かなりイライラしています(苦笑)
一口食べると、「まあ、可もなく不可もなく」。
続いて小林さんのゆで卵。
「こっちの方が全然剥きやすい」というように、ツルンと剥けます。
味はもちろん「美味しい」とのこと。
そして、二つを食べ比べて、初めて「さっきのADの方が臭かった」と気付いたそうです。
同じ卵でも、茹で方が違うだけで、これだけ美味しさも変わるそうです。
小林さん流の茹で方は、
- おしりに少しだけ穴を開ける
- お湯の高さは18mmで、沸騰してから卵を入れ、最初の90秒ゆっくり回すと、バランスが美味しくなる。
その後蓋をして加熱をする。 - 半熟は6分30秒(しっとり固ゆでは8分30秒、固ゆでは10分)茹でて、すぐに氷水で冷やす
更に、失敗しない卵の選び方は、
- 新鮮な卵を使うのはNG(買ってから3日以降がベスト)
- 冷蔵庫で冷えている卵はNG
- サイズはMがベスト(黄身の大きさは変わらないが、白身の大きさで卵のサイズが変わる)
だそうです。
さらに、ゆで卵を楽しむのに「フレーバーゆで卵」も簡単に作れるそうですよ。
卵の殻には、見えないくらい小さな穴が無数に開いていて呼吸しているので、香りのあるモノと一緒に密封容器に入れておくと、香りが移ってフレーバーゆで卵が作れるそうです。
約40種類のフレーバー卵がスタジオに運ばれてきますが、マツコさんが気になったのは、かつお節。
一口食べると、「最後に鼻に抜ける」ように、かつお節を感じるそうです。
次は、山椒と一緒に入れた卵。
香りの強い青山椒と一緒に入れたそうで、「うなぎ食べた後みたいになる」と言う程、分かりやすいとか。
「一番強い香りはどれ?」ということで、コーヒーを勧められたのですが、マツコさんは余り気が進まないよう(笑)
インパクトはすごいようですが、余り美味しいとは言えず・・・
ただ、「モーニングで食べながら、コーヒー飲んでると思えば」と納得していました。
収録の最後に食べるのは、先ほど小林さんが作ってくれていた、半熟ゆで卵の丼。
二つに切った半熟卵をご飯に乗せ、醤油をかけて一口パクリ。
「醤油、うめっ!」と安定の美味しさのようでしたね(笑)
スーパーの卵でも美味しく出来るのですが、小林ゴールドエッグも美味しい卵を出しているそうですよ。
その名も「ゆで卵専用卵」。
マツコさん思わず、「そのまんまじゃねえか」と突っ込んでいました(笑)
最後に
ゆで卵は、あまりにも身近にありすぎて「美味しく食べよう」と考えたことありませんでした。
でも、とろとろの半熟卵や、ポーチドエッグ、美味しそうでしたね。
本当にちょっとしたひと手間で美味しくなるので、美味しいゆで卵作ってみます。
今回は、「おみくじの世界」と「ゆで卵の世界」の2本立てでした。
「おみくじの世界」は、こちらをご覧下さい。