2019年4月30日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「あんこの世界」と「マネキンの世界」の2本立てでした。
その中から、「あんこの世界」についてまとめました。
「マネキンの世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、あんこに人生を救われた男、西井成弘さん。
早速登場した西井さん、上着が何となく“あずき色”??
マツコさんも「また、微妙な小豆色着てきて・・・」と突っ込むと、「こしあんをイメージして」と、やっぱりあんこを意識して着てきたよう。
実はマツコさん、「こしあんがやや苦手」なんだそうです。
その理由は、「これ何食ってんだ?ていう気分になる」「ちょっと水っぽいから」という事で、「おばあちゃんが作ったような、黒くて甘~いあんこが好き」みたいですよ。
室町時代から約600年の歴史をもつあんこは、最近洋菓子と組み合わせてあんこスイーツとなって人気を博したり、老舗デパートであんこ博覧会が開かれたり、進化を続けています。
そんな中、日本あんこ協会会長でもある西井さんが今日伝えたいことは、「本当に美味しいあんこには“ぬくもり”が詰まっている」ということなんですが、マツコさんも「それは何となく分かるわ」と既に納得しているよう。
実は西井さん、幼少期はお母さんが作る自家製あんこを毎日食べて育ったそうです。
当時の一番の大好物は、ホットケーキ生地であんこを巻いた「あん巻」。
ところが26歳の時、投資に失敗して1,000万円の借金を作り、婚約者・友人がなくなり、人生のどん底に・・・
その時、お父さんが唯一仕送りしてくれた、スーパーのパック詰めあんこで、それを食べながら「もう一度頑張ってみよう」という気になれたそうなんです。
それから、あんこレシピを研究し始めたそうです。
例えば、「あんこ味噌汁」「あんこ干しうどん」「あんことカボチャのいとこキッシュ」などなど1,000品以上。
マツコさんは、「こしあんバタートースト」や「あんこ揚げ春巻き」など、聞いたことあるようなレシピは興味が出たようですが、他の品は、「あんまりそそられない」とバッサリ。
様々なレシピを開発した西井さんですが、「一つだけ合わないものは魚でした」というのですが、マツコさんは、「一つじゃないよ、絶対!」と言い切り、「ホント超気持ち悪い~」と言っていましたね、(笑)
究極のぬくもりが詰まった製餡所の絶品こしあん・つぶあん
ここからは、「和菓子ではなく、あんこそのものに注目してほしい!」と願う西井さんが、製餡所のあんこを紹介していきます。
あんこを作る製餡所は、全盛期には全国に1,000か所以上あったそうなんですが、今では約270か所に減ってきています。
これにはマツコさんも、「コンビニスイーツにもあんこ使われているから、若い子も食べてると思ってた」と意外だったようです。
昔は、あんこを使ったお菓子を作っていた家庭も多かったようですが、最近は減っていますからね・・・
まず初めに紹介するのは、「口に入れた瞬間溶ける!なめらかすぎるこしあん『キノアン』」です。
東京板橋区にある木下製餡で作られた、「吟醸匠のこしあん」702円税込/500g。
通常140㎏の煮豆から、あん100㎏と皮40㎏のところ、キノアンは、あん85㎏、皮55㎏と、皮を贅沢に捨ててなめらかさを追求しているそうです。
早速試食してみると「あ、美味しい。豆の味がしっかりしている」と、こしあん苦手のマツコさんも美味しいと感じたようです。
そこで、おもむろに西井さんがおススメしたのは、トッピング。
キノアンには、「絹ごし豆腐」が合うというのですが、マツコさんは「私は、豆腐は醤油で食べる」と拒否反応・・・
試食しても「美味しくはない」とバッサリ。
あんこ協会の人達が「絹ごし豆腐&こしあん」を美味しいと言っていることに納得がいかないマツコさんは、「私は別のあんこ組合を立ち上げる!」とまで言っていましたね、(笑)
続いては、「小豆の旨味が口の中に広がる究極のつぶあん、望月製餡所」(東京都大田区)です。
小倉あん500円(税込)/500g
世界に一つしかない特注窯を使って、小豆を炊く時にでるアクを取り除き、雑味をとり旨味だけを抽出して作っています。
早速試食するマツコさん、一口入れた瞬間に「うまっ!」と言っていました。
使用している材料も厳選していて、小豆は流通しているなかで最高品質の北海道エリモ種を使い、砂糖も氷砂糖に近い鬼ザラ糖を使って、作られています。
ここでもトッピングをおススメする西井さんですが、マツコさんは「変なのたべないからね」と、先ほどの豆腐にかなり納得いっていない様子。
出てきたのは、卵焼き。
これを見て「お前キモイ」とバッサリ言い捨てていたマツコさん、やっぱりあんこそのものを楽しみたいんですね。
西井さんが人生のどん底だった当時、卵は安くて買えたので、この組み合わせを考えて美味しいと感じるようですが、マツコさんは「私そのエピソードないもん!!」とちょっと怒ってましたね、(笑)
あんこへの情熱が改革を起こす!最新進化系あんこ
続いて木下さんが紹介するのは、兵庫県神戸市にある、松原製餡所のフレーバーあんこ。
松原社長は、あんこ作りに情熱をかけ、300以上の進化系あんこを作り続けている、あんこ界の革命児とも言える存在の方だそうです。
「ほんの一部だけなんですが」とスタジオに用意してくれたのは、「りんごあん」「さくらあん」「ゆずあん」「かぼちゃあん」「梅あん」などなど、沢山の種類があります。
中でもマツコさんが注目したのは「ラムネあん」。
早速試食してみると・・・「ラムネだ!」と驚きの美味しさ!
白あんと同様、白いんげん豆を使っていますが、北海道産だと豆の味が残ってしまうので、アメリカ産のいんげん豆を使用して、ラムネ味を再現しているそうです。
興味津々のマツコさんは、続いて「キャラメルマキアートあん」も試食。
「これは、相当美味しいですよ」と絶賛し、松原社長もご満悦。
更に「クリームチーズあん」「赤ワインあん」「きなこフレッシュ」、もう試食が止まりません!!
松原社長は、「あんこが嫌いな人どうやってたべてもらうか」と言うところから研究を始めて、今では神戸のパン屋さんお菓子屋さんに、卸しているそうです。
フレーバーあんの美味しさに満足しているマツコさんに、またもや西井さんが「おススメの食材が・・・」と提案します。
それを拒否したいマツコさんは、「社長もあんまりふざけたことしたら怒るわよね」と同意を求めますが、松原社長は「いやいや、いいですよ」と優しい笑顔。
思わず、「優しすぎるわ~」と突っ込み入れていました(笑)
最初は、「生ハム&クリームチーズあん」。
これには、マツコさんも「これはずる!クリームチーズに頼りすぎ!」「さっき(クリームチーズあん)試食したから問題ないの分かる」安心して試食し、「美味しいです」と納得していました。
続いては、「アメリカンドッグ&特別栽培あん」。
マツコさんは、まず「特別栽培あんをそのまま食べたい」と試食し、「美味い!」と納得してから、アメリカンドッグを試します。
感想は・・・「今日食べた中で一番まとまってる」と、段々慣れてきたのでしょうか??
次は西井さんの一番のおすすめ「味噌汁&あんこ」
あんこを溶かしながら食べると・・・「これ美味しいよ」と違和感ないようです。
社長は思わず「もともと味噌あんもありますからね」とちょっとイジワル突っ込み(笑)
最後はいよいよ「キムチ&あんこ」。
まずは社長から試食してもらいますが、「大丈夫です」と弱弱しいひとこと。
マツコさんの感想は、「大丈夫じゃないです」とやっぱり拒否反応でした(笑)
ぬくもりの究極!こだわりの絶品あんこ菓子
実は最近、製餡所が独自にあんこスイーツを開発して、通販などで販売しているそうなんです。
そんな中、西井さんが注目しているのが、神奈川県横浜市にある清水製餡所がつくる究極の「アイスキャンデー」。
工場長の荻野さんが直接持ってきてくれました!
アイスキャンディーと聞いて喜んでいたマツコさんは、食べてすぐに「あー美味いな」「味濃い~な~」と噛みしめていました。
実はこのアイス、乳成分などのつなぎは一切使わず、あんこそのものを固めているそうです。
1本1本手作りなので、1日1000本しか作れず、それでも1本100円!
マツコさんは思わず、「ナチュラルローソンとかと話しつけたら、1本300円で売れる」と悪いアドバイスしていました(笑)
最後に
むかしから身近にあるあんこですが、フレーバーあんこなど色々出てきているんですねー。トッピング食材も、お味噌汁くらいなら家で試してみたいですね。
今回は、「あんこの世界」と「マネキンの世界」の2本立てでした。
「マネキンの世界」は、こちらをご覧下さい。