2019年4月9日に放送された「マツコの知らない世界」、春の2時間SPを見ました。
今回は、「東京ディズニーシーの世界」と「お惣菜から揚げの世界」と「滝の世界」の3本立てでした。
その中から、「滝の世界」についてまとめました。
「東京ディズニーシーの世界」と「お惣菜から揚げの世界」は、こちらをご覧下さい。
https://sacchiga.com/matsukonoshiranai-080/
https://sacchiga.com/matsukonoshiranai-081/
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、合計3500瀑以上の滝を訪ねたトリオ、チーム滝通の森本泰弘さん、林俊宏さん、佐竹敦さんです。
最初に“トリオ”と聞いて、マツコさんは「(トリオということは)やっかいということね」と警戒していましたね、(笑)
3人の登場とともに、なぜか笑いが起きるスタジオ・・・
マツコさんは、点呼するように「はい、端が林さんね、真ん中が森本さんね、手前が佐竹さんね」と確認していきます。
3人の見た目から、「明らかに、林の力が弱いわね」とズバリ。
でも実はこの3人、テレビ東京の「TVチャンピオン」滝通選手権に出場した方たちで、森本さんは優勝、林さん準優用、佐竹さん1回戦敗退、という関係から、順に長男、次男、三男と考えているそうです。
どうやらマツコさんは、海外の滝に興味があるようで、「ヴィクトリアの滝(ザンビアとジンバブエの国境)
イグアスの滝(ブラジルとアルゼンチンの国境)とかは、一回は見てみたい」と考えている様子。
ただ、このトリオをおすすめするのは、“和もの”。
日本の滝の素晴らしさを伝えに、きたそうです。
そんな3人が声を大にして言いたいことは、「滝を訪れるなら、4月5月がベストシーズン!!」だそうです。
その理由は、新緑の春こそ滝は一番美しい、とのこと。
更に、春は雪解け水で水量が増えて、より美しく見えるそうなんです。
と、3人が一気にまくしたてるものだから・・・
「そんなに一気に言われると、私の心が折れるから」と、ちょっとマツコさん押され気味です、(笑)
実は、日本は世界でも有数の滝大国なんだそうです。
3人合わせて3500瀑以上の滝を見てきたトリオが、おススメの滝を紹介していきます。
滝は生き物!?知られざる性別と生態
チーム滝通が考える滝とは、なんと「生き物」だというのです。
???
どういうことかというと、山の一滴から水の人生が始まったと考えると、滝は水の人生の中で一番躍動感がある瞬間、とのこと。
それに、季節や時間によって表情が違うので、まるで生きているように感じるので、「会いに行く」と考えているそうです。
そこで紹介したのは、徳島県の「大釜の滝」。
新緑の季節、紅葉の季節、冬の季節、それぞれを見比べてみると、まったくその表情が異なることが分かります。
マツコさんは、「私冬派だな~」と、どうやら冬がお気に入り。
滝好きの中では、「(冬の滝が好きな人は)少数派なんですよ」と森本さんが言うと、マツコさんは「あんたたち、滝の一面しかみてないのね」とバッサリ。
「凍っているかもしれない、水量も少ないかもしれない、そんな厳しい中でも水の流れを絶やさずに極寒の中で落ち続ける滝の美しさ。それに気づかない?」とマツコさんが熱く語ります。
すると、森本さんの態度が一変!
「素晴らしい!」「やっぱり冬だね」と180度態度を変えちゃいました、(笑)
滝は「男滝」「女滝」に分かれるそうです。
男滝というのは、直瀑とも言われ、華厳の滝に代表されるように、真直ぐに流れ落ちる滝のこと。
一方女滝というのは、分岐瀑、渓流瀑、潜流瀑と言われ、いく筋もの水流に分かれているのが特徴。
ただ、男とも女とも言えないグレーゾーンの“段瀑”というのもあるそうなんです。
直瀑と渓流瀑が組み合わさったりしているので、どちらにも分類しにくいそうなんですが、マツコさんがズバリ、「それはオカマよ」と言ったことで、滝通トリオは声を揃えて「そうですね、マツコゾーンですね」と納得。
3500瀑から厳選!マツコに会わせたい極上の滝
続いては、この春ぜひ会ってほしい、魅力的な男滝と女滝を紹介していきます。
最初は、「3拍子揃った理想の男滝、群馬県前橋市にある、不動大滝」。
滝マニアが思う、良い直瀑の条件が3つともそろっている、理想的な男滝だそうです。
その条件とは、落差50m、豊富な水量、一直線の流れ。
今回は、不動大滝に会いに行く3人へ密着取材が行われました。
赤城山のふもとから、山を登ること1時間。
大きな岩を曲がった瞬間、不動大滝に出会える「いい出会い方」が出来るそうです。
滝に到着すると、おもむろに「行きましょうか」と一斉に水の中に行く3人。
どうやら、それぞれ違った滝の楽しみ方があるようなんです。
森本さんは、なんと滝つぼにある岩に寝転がっています!!
「落ち口を見てるんですよ」「すべての始まりは落ち口にあり」というように、滝の吹き出し口を下から見る事に喜びを感じるようです。
林さんは、しぶきを浴びて、その水しぶきの大小を身体全体で感じ、その滝の性格を感じ取っているそう。
虹や青空も一緒に見ることが出来る、一番いい方法だそうです。
そして佐竹さんは、滝の真下で「滝と会話しています」とのこと。
水圧と、それによって巻き起こる風を全身で浴びるのが、佐竹さんの会い方。
ていうか、3人ともびしょ濡れです・・・苦笑
マツコさんはこの映像を見て、「離れてた所から見たい派」と言います。
それに対して、3人が「(滝に)抱きつこうよ」と言うと、完全にひいてしまい、「そろそろ帰ってもらえる?」とバッサリ。
続いて紹介するのは女滝。
3人がそれぞれお好みの女滝があるそうです。
森本推しは、長い髪がたゆたう和風美女、兵庫県養父市の天滝(てんたき)。
落差98mの巨大な分岐瀑で、その映像を見たマツコさんも思わず、「これはきれい!本当に髪の毛みたいね」と美しさにびっくり
森本さんがほれ込んだポイントは、1本の流れが末広がりに分岐していること、まるで女性が長い髪を洗う姿のようなこと、下流は穏やかだが上流は豪快に落下するという二面性、だそうです。
「知らないと損、なくらいすごいよね」とマツコさんも絶賛する天滝は、遊歩道もあったり、登山道の途中に小さな滝が沢山ある初心者でも楽しめる滝だそうです。
続いて林推しは、すべてを包み込む母性溢れる美女、山形県米沢市の滑川大滝。
落差80m、横幅40mの壮大な分岐瀑で、上空からの映像に、マツコさんも「うわぁーキレイ!」と興奮気味。
林さんがほれ込んだポイントは、優雅に滑り落ちる水がまるで女性のきめ細かな白い肌のような所だそうです。
最後の佐竹推しは、くびれがスゴいセクシー美女、秋田県北秋田市の桃洞滝。
その映像を見たマツコさんは・・・「ちょっとエロい」と一言、(笑)
桃洞滝は、水が複雑な滝の斜面を滑り落ちる分岐瀑で、佐竹さんがほれ込んだポイントは、水の流れが広がって戻る姿がまるで女性のくびれのような曲線美に見える事、近くで見ると躍動感があってボーイッシュな女性のように感じる事、だそうだそうです。
女性100人に緊急調査!行きたくなる理想を叶えた滝
実は、チーム滝通には「滝ガールを増やしたい!」という野望があるそうなんです。
単純に女性と接点を持ちたいだけのような・・・・
ということで、「女性が滝に求めるもの ベスト3」を緊急調査したところ、
- 1位 楽して秘境に行きたい
- 2位 マイナスイオンを浴びたい
- 3位 インスタ映えする写真を撮りたい
という結果になりました。
この結果を踏まえて、3人がそれぞれおススメの滝を考えたそうです。
まず、「3位 インスタ映えする写真を撮りたい」という方におすすめなのは、熊本県小国町の鍋ケ滝。
落差10m、横幅20mのまるで水のカーテンのような滝で、なんと滝の後ろが空洞になっているそうなんです!
そこから撮る写真は、インスタ映え間違いなし!!
「2位 マイナスイオンを浴びたい」という方におすすめなのは、東京奥多摩町の百尋の滝。
落差40mの直瀑なんですが、優しく粒が細かいしぶきなので、滝の直ぐ側まで言ってもびしょ濡れにならず、たっぷりのマイナスイオンを浴びることが出来るそうです。
ただ・・・都心から3時間ほど時間がかかってしまう所がネックでしょうか・・・
最後に「1位 楽して秘境に行きたい」という方におすすめなのは、大分県日田市の桜滝。
落差20m、横幅10mの迫力ある直瀑で、真ん中の段差から飛ぶ大き目のしぶきが、桜のように舞うことから桜滝と命名されたそうです。
そして、どのくらい手軽化と言うと・・・・なんと最寄り駅から徒歩5分!
そして滝の向いにある温泉宿の露天風呂からも滝を見ることが出来るのです。
この手軽感に、マツコさんも「私にとっても最大の魅力!」と納得していましたね。
どうやら最近マツコさんは、「自然に触れよう」と思っていたらしく、今回色々な滝を見て「やっぱり滝かな」と思い始めたようです。
「帰ったら、YouTubeで滝の動画見まくる」とも言って、滝にハマっていましたね。
最後に
日本には、まだまだ知らない魅力的な滝が沢山あるんですねー。ハイキングや紅葉狩りの時に、滝を目指していきたくなりました。
今回は、「東京ディズニーシーの世界」と「お惣菜から揚げの世界」と「滝の世界」の3本立てでした。
「東京ディズニーシーの世界」と「お惣菜から揚げの世界」は、こちらをご覧下さい。
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