2018年2月27日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「間借りカレーの世界」と「鉛筆の世界」の2本立てでした。
その中から、「間借りカレーの世界」について、まとめてみました。
「鉛筆の世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、365日1日3食カレーを食べる男、縫田曉言さんです。
マツコさんは、登場した縫田さんに、疑いの目を向けますが、どうやら毎日カレーを食べるのは本当のよう。しかも、昨年は1152食も食べているので、1日3食も超えてしまったのだそうです。
そんな、縫田さんが、今回紹介するのが、昼しか食べられない、間借りカレーの世界です。最近増えてきて、さらに当たりのお店ばかりだと言います。
今、カレーマニア達が大注目しているのが、間借りカレーです。実は近年、昼間営業していない、店舗を間借りして、自作カレーを販売するマニアが、急増しています。カレー好きの芸能人も、お忍びで通うほど、ブームの波が押し寄せています。
その人気の秘密が、美味しい店を食べ尽くした、マニアだからこそ作れる、普通じゃ食べられない、超個性的カレー。
案内人は、食べログカレー部門の、レビュー数1位、最強のカレーマニア、縫田曉言さん。今回は、絶対に食べてほしい、間借りカレーをご紹介します!
No.1カレーマニアのお宝!全記録
縫田さんはTwitterに、毎日食べたカレーを、投稿しているそうですが、昨年食べた1152食のカレーを、スタッフがまとめて、紹介されました。巨大パネル2枚分!
同じお店の違うカレーを、4食連続で食べていたり、カレーイカ焼きや、カレーラーメン。スリランカフェスで出会った、カレー味の料理など、様々なカレーを食べていました。
こうやって見ると、毎食カレーでも行けそうな気もしますが…マツコさんは「3日で挫折するだろうな」とコメントしました。
カレーの概念を変える!超個性派カレー3選
まず、紹介したのが、魚介と酢飯の最強タッグ、『ヨコハマシャリランカカレー』の「シャリランカカレー」¥950です。
酢飯のシャリと、スリランカ風のカレーが融合したという、魚介カレーはどんなものなのでしょうか?
出てきたカレーは、丸く形成されたシャリの上に、鯖味噌のドライカレーがかかり、周りには吉野葛を使ったカレーあんがカレーを囲うようにかかっています。
ドライカレーの上には、サーモンの漬けマリネ・かつおぶし・しそが乗り、味の想像がつきません!
1口食べてみると、「これカレー?」と、疑うほど、繊細な味わいのようです。和とスリランカの融合は、見事に合ったようですね。
お店は昼間、横浜中華街にある老舗寿司屋さんを間借りして、営業しています。お寿司の大将と幼なじみだと言う、シャリランカカレーの店主が、ヒラメやカンパチなど、採算度外視の高級魚を使用して、作っています
ドライカレーの出汁には、”のどくろ”や”真鯛”など、高級魚を5種類以上ブレンドして作るという、こだわりぶり。上質な和風カレーに、仕上げています。
昨年の12月に、オープンしたばかりですが、カレーマニア達の噂になっていたため、縫田さんも早くから目をつけていたと言います。
間借りカレー店の多くは、小麦粉不使用。スパイスで調理するため、低カロリーなものが多いのも、特徴です。
カレーは太るという、感覚を生んだ張本人は、”キレンジャー”だと思われていますが、実は初代のカレーが大好きなキレンジャーは、太っていなかったのです。2代目のキレンジャーが、とても太っていましたが、甘いものが好きだったので、どこかで記憶違いが起こり、そんなイメージを付けられてしまったようです。ここでマツコさんが一言。「食いすぎたら何でも太る」その通り!
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続いて、縫田さんが紹介した間借りカレーは、出汁が奏でる絶品ハーモニー!『平日昼間だけ』(東高円寺)の「和だしそぼろカレー」¥980です。
出てきたのは、一見すると和風な感じはそんなにしない様子。しかし、ルーを食べてみると、とても複雑な味がすると言います。
出汁は鰹・昆布・冬子・いりこを、18時間かけて抽出し、豊かな味わいを。さらに、ご飯の上には、天かす・たけのこで食感のバリエーションを出しています。
また、ちょこんと乗っている梅干しも、カレーと合わせると、絶品なのだと言います。
そんな、マツコさんもやみつきになった、和だしカレーを出すお店は、東高円寺駅から徒歩6分の、骨董品屋さんを間借りしています。マスターは、日本料理やお寿司屋さん。ラーメン屋さんなどで修行し、カレーの道へ進みました。骨董品に囲まれて食べるカレーが、またいい味を出すのだとか。
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次に出てきたフリップには、東京と大阪の、間借りカレー分布図が書かれています。東京には、23店舗。大阪は37店舗。開店と閉店の移り変わりも、早いのだと言います。
やってみたら、上手くいかなかったお店もあれば、人気が出て、実店舗化してしまう店もあるそうです。特に大阪では、その傾向が多いという事で、その大阪代表として、縫田さんがオススメするお店が、予測不能の発明カレー、『堕天使かっきー』(阿倍野)の「創作カレー」¥600です。
阿倍野駅から徒歩1分の、青空食堂という、立ち飲みスペースに、そのお店はあります。立ち飲み酒場を、18時~25時まで間借りして、カレーを提供しています。熱烈なファンが多い、0.8坪の中で、ギュウギュウになって食べるカレーとは?
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今回はせっかくなので、スタジオ内を間借りして、カレーを作ってもらいました。個性的な服装で、ちょっとヤバめな、かっきーが作るカレーは、魚介系の出汁に鶏肉を合わせ、普通のライスではなく、炊き込みご飯を使用。見た目的には、カレーなのかよく分からないですが、食べるとびっくりするみたいです。
かっきーが持ってきてくれた、出来たてのカレーは、匂いは超カレー!ですが、1口食べると「なにこれー!」、「魚介系ラーメンのスープにできそう」と、驚いていました。
今回のカレーは、天然のブリのアラを、スパイスで炒め、2時間煮込んで作られています。そこへ、こだわりの、京都丹波産地鶏・せせり・軟骨・砂肝を合わせると、他では絶対に味わえない、かっきー特製の、絶品!創作カレーが出来上がるのです。
つけ麺のつけ汁に出来そうなくらい、しっかりとした味で、炊き込みご飯も、ブリの身を6種のスパイスで味付けし、仕上げに柚子の皮で爽快感をプラスした、こだわりが詰まったひと皿です。
付け合せには、トマト・キウイ・菜の花のマリネが添えられ、本当に珍しいですね。野菜と一緒に食べると、爽やかで、「超うまい!」と絶賛していた、マツコさんでした。
間借りから実店舗に!究極のカレー
間借りカレーの醍醐味を、インディーズバンドを応援する感覚と表現する、縫田さん。間借りから、巣立っていく嬉しさもありつつ、寂しさもあるという、この感覚は、バンドもアイドルも、カレーも一緒…という事で、最後に紹介したお店が、間借りからメジャーデビュー!『スパイスカレー青藍』(高円寺)の「カレー定食2種盛り」¥1100です。
こちらは、元々イベントなどで、カレーを出していた方が店主で、間借り中の間借りから、ちゃんと間借りになり、さらに実店舗へと、階段を駆け上がったわけです。
多い日で70人のお客さんが来店し、カレーを楽しんでいます。こちらの青藍さんも、スタジオに間借りしに来てくれました。
手間暇を惜しまない、青藍のカレーは、野菜から出る水分で、調理しています。ポイントは、7種のスパイスを、独自に調合しているところで、香ばしい香りや風味が、たまらないそうです。
さらに、お店が大人気になった秘密が、中華料理でよく使われる、花椒を使用していること。チキンカレーとキーマカレー、2種類をのせて、日替わり野菜と一緒に、いただきます。最後には、プラス100円で、目の前でパルミジャーノを削ってくれて、完成。
1口食べると、「まさに王道のカレー!」と、納得の表情です。付け合せの野菜も、おかずになる味付けだと言い、美味しそう~!
最終的には「お母さんの味になった」と話し、ますます味が気になって、終了しました。
最後に
なかなか分かりにくかったり、入るのに勇気がいるような、お店が多かったですが、それを踏まえても、食べる価値がありそうです。
行ってみたい!