2018年2月20日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「親子丼の世界」と「口笛の世界」の2本立てでした。
その中から、「口笛の世界」について、まとめてみました。
「親子丼の世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、プロ口笛奏者として生きていく事を決めた大学4年生、青柳呂武さんです。
口笛が吹けないマツコさんは、今回はやる気ゼロと、初っ端からぶった斬りました。
G戦場のアリアを奏ながら登場した、青柳さんを見て、「ヤバイ奴だ!」と、警戒するマツコさん。でも、演奏は見事です。
今、日本人口笛奏者が、世界大会を席巻!アツい口笛の世界を、案内してくれるのが、日本人成人男性初、世界大会優勝を経験した、大学4年生の青柳呂武さんです。今回は、世界で活躍する、口笛奏者が、可憐な音色を奏でます。さらに、吹けない人必見!青柳流口笛テクニックも、教えてくれます。
そして、今回の効果音は、全て青柳さんの口笛という、特別バージョン!
もはや楽器!口笛奏者とは?
24時間いつでも練習!口笛奏者の1日として、紹介してくれたのは、青柳さんの毎日のスケジュール。
午前中には、体幹トレーニングとして、腹筋・背筋・腕立て・スクワットを各50回。
午後には、口笛4大奏法の反復練習をします。4大奏法とは、”ウォーブリング”・”インアウト”・”リッピング”・”タンギング”です。
ウォーブリングとは、舌を動かし、音の高さを瞬時に変えること。
インアウトとは、空気の出し入れで、音を区切ること。
リッピングとは、唇の穴を開閉することで、音を区切ること。
タンギングとは、「ル」と発音しながら、音を区切ることです。
色々な奏法で、豊かな音色を奏でているんですね。
日本人は口笛レベルが高い!口笛世界大会
プロ口笛奏者になるための登竜門が、口笛世界大会(WWC)です。
1970年に、アメリカで第1回世界大会が開かれ、2014年以降は、2年に1度日本で開催されています。ジュニア・成人・シニアなど、部門がわけられ、世界中から出場者が集結するのです。
日本人奏者が、頂点を獲り始めたのは、2007年からで、女性の方がチャンピオンが多いようです。
そんな、日本人の口笛レベルが上がったキッカケが、2007年に分山貴美子さんが、日本人で初めて、口笛世界王座を獲得したことです。今回はスタジオに登場して、口笛を披露してくれます。
登場した分山さんは、ウクレレを肩にかけて、先には鳥のぬいぐるみが。キャラが濃そうですね。しかし、演奏が始まると、鳥の鳴き声から、ウクレレの伴奏にのせて、軽快に、滑らかな口笛を、見事に披露してくれました!さすがです。
他にも紹介したいという、口笛奏者の方が、2016年大会で、青柳さんの2連覇を阻んだ、香川が産んだ高音サラリーマン、田所敦さんです。『ハナミズキ』を披露してくれ、優しくて、綺麗な高音に聞き惚れました。世界一の3.5オクターブ、見事です。
続いて紹介してくれたのは、神奈川の速吹き公務員、海老原雅司さんです。2016年の口笛世界大会では、8位入賞の実力者。『トルコ行進曲』を、披露してくれましたが、さすがの速吹きと、アレンジを加え、唇と喉で交互に音を切る速さが、世界トップレベルの実力を見せ付けられました。
マツコ口笛初挑戦!きらきら星♪
僕の叶えたい夢として、青柳さんは、マツコさんと一緒に、きらきら星を口笛で奏でたい!と、発表します。
口笛が吹けないマツコさんですが、今回のために青柳さんが、3つのポイントを教えてくれるそうです。
青柳流!口笛講座
- 唇を小さく丸くする
- 舌を平らに横にする
→舌は「い」の発音を意識して形を作る - 歯と歯の隙間を約1cm
なかなか出なかった、マツコさんの口笛も、練習するにつれて、だんだん音が出るようになってきました!すごい!
そして、初演奏のきらきら星を、2人で一緒に披露しました。音程はなかなか際どかったですが、全く吹けなかったことを考えたら、お見事でした。
最後に
口笛奏者の方には、キャラ強い人が多いことが分かりました。
それにしても、やっぱりプロの演奏は、本当に楽器のようで、思わず聞き惚れてしまいました。