2018年1月30日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「日本茶の世界」と「紙袋の世界」の2本立てでした。
その中から、「紙袋の世界」について、まとめてみました。
「日本茶の世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、約3000種類の紙袋を集める男、加茂伸洋さんです。
マツコさんに、”オシャレ修行僧”という印象をつけられた、加茂さんの、最近の悩みは、「街で他人の紙袋を触ってしまいそうになる」ことだと言います。これから、街で会ったら、紙袋を触られてしまうかもしれません。
皆さん、今紙袋がオークションサイトで、高値で取引されていることを、ご存じですか?実は、紙袋をサブバッグにする、若い女性が急増しているのです。
それに伴い、使い捨ての袋から、オシャレアイテムに進化しています。
今回は、3000種類以上の、紙袋を収集する、日本唯一の紙袋専門デザイナーが、あなたの家に眠っているかもしれない、お宝紙袋から、その驚きの活用法まで、知られざる紙袋の世界を、ご紹介します!
早速、加茂さんのプロフィールから。
京都府出身の30歳で、日本唯一の紙袋専門デザイナーです。新橋のフランス料理店の紙袋や、イベントで使われる紙袋を、デザインしていると言います。
高校時代に、初めてのバイト代で服を買いましたが、紙袋の方に愛着が湧き、紙袋収集が始まりました。きっかけとなった、ファッションブランド『Carhartt WIP』の、12年前当時の紙袋を、未だに綺麗に保存していると話すと、「キモい!」とマツコさん。確かに、持ってきてもらった袋は、綺麗に残されていました。
10年以上も前の紙袋も、すべて大切に保管している、加茂さんが、今回その驚きの楽しみ方を、マツコさんにレクチャーしました。
マツコさんは『高島屋』の、加茂さんは『伊勢丹』の紙袋を持って、実演です。
まずは、音を聞いて厚みを知ります。底を持って、入口部分を仰ぐようにパタパタと音を鳴らすのが、ポイントです。
次に紙の匂いをかぎます。加茂さんは、女性ファッションブランド『KEITH』の、匂いがお気に入りのよう。
マツコさんも、「なんか分かるかも」と、少しずつ理解し始めてきたようです。
あなたの家にもお宝が!絶大な支持を得る大人気紙袋
加茂さん曰く、紙袋とは、企業の本気が一番出る手作りの商品で、百貨店の紙袋は、大量生産が必要な為、機械で作る場合が多いですが、基本的には、人の手でひとつひとつ折っているそうです。
紐の取り付け・底面を折るなど、工程ごとに作業員が分担して、1枚の紙袋ができると言います。
ついつい溜りがちな紙袋ですが、あなたの家にもお宝があるかもしれません!
紙袋をファッションに取り入れる、若い女性が増えた為、集める人が増加し、フリマアプリなどで数多く取引されています。
そんな、企業の本気が出る紙袋の中で、加茂さんが最も紹介したいのが…『地球育ちしあわせバナナ』と書いてある紙袋。こちらは、伊勢丹新宿店の地下1階にて、数量限定で販売されている、バナナの紙袋です。
佐藤オオキさんという、世界が尊敬する日本人100人に、選ばれたことがあるデザイナーの方が、作りました。
紙袋を解体して、広げてみると、大きいバナナの葉っぱの形に!中面には、バナナの説明が書かれていたり、かなりこだわりを感じるデザインです。お金がかかっていそう!
シチュエーション別オススメ紙袋
紙袋との向き合い方として、「選択を間違えるとマイナスイメージになる!」と、警鐘を鳴らします。
お葬式に、黒の紙袋を持ってきた、あるお婆さん。しかし、その紙袋はギャルブランドのもので、あまり良く思われなかったとか。周りに思われているイメージが、自分と全然違うなんてことが、よくあると言います。
なので、紙袋のこういった使い方をして欲しいなというのを、考えてきてくれました。
まずは、OLさんのランチボックス入れに!『LANCOME PARIS』。
コスメ用の紙袋は、マチが広く、厚めの紙を使用している場合が多いのが、これを選んだ理由です。
今回特別に作られたランウェイに、モデルさんが紙袋を持って登場してくれました。
スーツ姿にも違和感なく、お弁当箱が入っているようには、思えないオシャレさですが、モデルさんが笑っちゃっていました。
ロゴの型押しが、高級感を感じさせ、シンプルなデザインが、職場に持っていっても浮かないのだとか。
続いては、お泊まりデートで持っていってほしい!『PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE』です。
フタが付いていて、中が見えない形状が、最大の特徴で、「泊まるつもり無かったけど、泊まっちゃった」というシチュエーションにも、最適なのだと言います。
紙袋の命を吹き返す加茂流リメイク!
ためていくと、同じデザインのものも多くなるので、新しいものを保存用にして、古いものを使うそうです。
そこで、お気に入りの紙袋リメイクを、教えてくれました。
セレクトショップ『JOURNAL STANDARD』の紙袋を、2つ折り財布にリメイク!なんだか不安な気もしますが、海外旅行などで使える、使い捨て財布にぴったりだそうです。
他にも、コスメボックスやタンブラー、ティッシュケースや、トイレットペーパーカバー。さらには、ブックカバーに封筒など、様々なものにリメイクできます。部屋をオシャレに出来そうですね!
最後に
溜まりがちな紙袋も、シチュエーションやコーディネートに合わせて、有効活用できたら、毎日楽しくなりそうですね!