2017年12月5日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「サバ缶の世界」と「街に出たくなるマンホールの世界」の2本立てでした。
その中から、「サバ缶の世界」について、まとめてみました。
「街に出たくなるマンホールの世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、サバ缶で人生が変わったパリジェンヌ、池田陽子さんです。
実はサバ缶が”ちょっと苦手”と話す、マツコさん。特に水煮が苦手で、「今日モリモリは食べないからな」と、宣言していました。今回は、そんなマツコさんの、意識が変わる!?
登場した池田さんは、ピンクのミニワンピースという、イケイケな格好。綺麗な御御足も、サバのおかげだと話します。
そんなサバ缶の素晴らしさを、紹介してくれました。
2017年は、サバ缶の生産量が、過去最高になったそうです。2016年には、ついにツナ缶を抜き1位に。マツコさんは、「ダントツでツナ缶が1位だと思っていた」と、驚きました。
サバ缶が人気の理由は、『ダイエットに良い』と、テレビで紹介されたことからで、サバ缶がスーパーから、消える現象まで起こり、知名度をグンと上げていきました。さらには、美容に嬉しい効果もあるようです。
ついに缶詰界の頂点に達した、サバ缶。安い・美味い・栄養豊富の三拍子揃った、絶品サバ缶を、独自のサバ美容法を唱える、池田さんが紹介してくれます。そのまま食べても、アレンジしても、美味しい逸品が、数々登場します。これにはマツコさんも、「お世辞抜きで、価値観変わりました」とコメント!
まずは、池田さんのプロフィールが、紹介されました。
職業は、薬膳アテンダントで、全日本さば連合会に所属しています。
30代中盤で、シミ・シワに悩み、出版社から薬膳の道へ進みます。
40代前半に、あらゆる薬膳料理を試した結果、『サバ缶』に魅了され、現在は週に3日の、サバ生活を送っています。
池田さんによると、サバ缶を食べて、お肌が救われたと言うのです。
池田さんが、サバ缶にハマるきっかけとなったのは、「月花 さばみそ煮」。老舗のマルハニチロから出ている、ロングセラー商品です。始めて食べた時、美味しくて一気に、5個も食べてしまったそうです。
試食してみると、「お味噌は美味しい」と、みそ煮は好きな様子。
コクのある信州味噌で煮込んだ、濃いめの味付けのサバが、食欲をそそります。
子供の頃にインプットされた、生臭い記憶のサバの味噌煮から、現在のサバ缶は格段に味がレベルアップしているようです。
これなら、おかずに困った時や、時間が無い時に、気軽に食卓に出せそうですよね♪
サバとサバ缶の栄養を比較して見ると、DHAやEPAと言った栄養素は、元々多く含まれていますが、缶詰にすることにより、カルシウムが約43倍、ビタミンが約2倍に上がっており、加工した方が栄養豊富になることが、分かっています。
池田さん曰く、サバ缶は、新陳代謝を高める、DHA・EPA。シワを防ぐカルシウムなどの栄養価が、非常に高いので、最近数多くの雑誌に、取り上げられ、世の女性たちの注目を、集めているそうです。
お肌が喜ぶサバ6缶
池田さんが、普段美容液として使用している、サバ缶の数々を、紹介してくれました。
まずは、白飯リフレイン!お肌が喜ぶ”サバ缶界の王サバ”、『焼き塩さば』(千葉産直サービス)です。
焼き魚の風味を味わえる、珍しいサバ缶で、”白飯サバ缶美容”に最適な、サバ缶です。おつまみというよりは、ご飯のお供で、銚子港で獲れた旬のサバを、1枚1枚丁寧に香ばしく焼き上げた1品。
食べてみると、煮汁に浸かっているので、焼きサバではないんだけど、「新しい料理を出されているような感じ」「ツナに近い使い方ができる」と、コメントしていました。
煮汁を使って、サバ缶サラダや、サバ缶おにぎりも、とても美味しそう!
味付けは、純米酒と、こだわりの海塩のみと、少し水煮に近づいてきた、マツコさんです。
続いて、サヴァージンに捧げる!ガーリー系サバ缶、『サヴァ缶 国産サバのレモンバジル味』(岩手県産)です。
従来のサバ缶にはない、斬新でオシャレなデザインで、オリーブオイルで漬けたサバが入っています。白ワインとの相性が、抜群だそうです。
この、サヴァ缶シリーズは、空き缶を、インテリアにしても良いという、オシャレなデザインと、ヘルシーでクセがない味付けが、女子にウケて、発売から7ヶ月で、10万缶を売り上げました。
試食したマツコさんは、「これは美味しいわ」と、絶賛。「朝からいけるわ」と、コメントし、サバ缶サンドにしたら、美味しそうでした。
そして、今サバ缶マニアで大流行しているのが、サバ缶のオーブン焼きだと言います。
オリーブオイル漬けの缶詰には、ミニトマトと、パセリとニンニクをトッピング。アヒージョのような、イメージです。
レモンバジル味には、マヨネーズ・ネギ・ニンニクを乗せて。
そして、サバジェンヌが一番おすすめする、オーブン焼きが、パプリカチリソース味です。ここには、チーズ・パセリ・コショウのみのトッピングで、絶品になると言います。
マツコさんは、「どっかのお店で出されたみたい」と、大興奮の様子で食べていました。缶詰のスープが、とにかく美味しいようです。
3つ目に紹介されたのは、サバ缶界のロマネコンティ、『味わい鯖水煮』(味の加久の屋)です。ついに、マツコさんが苦手な、水煮が登場しました。
青森の八戸港で獲れた、新鮮なサバを使用し、機械でサバを詰めるのではなく、手詰めマイスターが、手作業で入れる為、見た目が綺麗なのが、特徴です。
試食してみた感想は、「生臭くはない!が、私は味が欲しい」でした。やはり水煮は、苦手なようです。
こちらの味わい鯖は、サバ本来の旨みを堪能出来る、洗練された味わいで、缶汁もすごく美味しいと、池田さんイチオシのサバ缶です。
そして、全さば連がおすすめする、缶汁を堪能する方法が、熱燗にちょっと汁を入れて飲む、”サバ缶ならぬサバ燗”。
ひれ酒のようなイメージで、悪くは無いようでした。
ここで、池田さんがサバ缶をより、美味しく食べる方法を、教えてくれました。それは、2年間熟成させるということです。購入したサバ缶を、2年熟成させると、サバに味が染み込み、より美味しくなると、池田さんは言います。
そこで、最近できた缶詰と、2年前にできたものを、食べ比べてみることに。食べるのは、『とろさば水煮』(千葉産直サービス)です。
見た目も少し違いますが、箸を入れた時に、ホロホロ加減が全然違うようです。味も、2年モノは中まで染みて、柔らかくなっていると話しました。油の角が取れて、味に奥行きが産まれるのだそう。
マツコさんは、昔のサバ缶情報に囚われていたので、「美味しくなったのね~」と、しみじみ感じていました。
続いて、日本全国にある、ブランド鯖MAPを、紹介してくれました。
元祖ブランド鯖で、価格がトップクラスの高級魚である、大分県の関さばや、日本一の脂のりと評される、青森県の八戸前沖さばなど、様々ですが、この中で、缶詰に加工しているのは、青森・八戸前沖さばや、宮城県の金華さばです。
特におすすめしたいという、サバ缶は、老舗料亭風味!味噌煮缶界の神サバ、『宮城県 金華さば味噌煮』(木の屋石巻水産)です。
使うのは、脂がのった500g以上の金華さばのみで、ポイントは、缶詰が出来上がるまでのスピードです。
水揚げ直後のサバを、素早く運び、調理。その所要時間はなんと、たったの4時間!何よりも鮮度にこだわった、絶品サバ缶なのです。新鮮な状態で、缶詰にすることで、うまみと栄養を、無駄なく閉じ込めています。
試食してみると、納得の美味しさのようです。豊かな旨味のサバを活かすため、薄味のミソで、上品に仕上げてあります。まろやかな甘味を引き出せる、喜界島産の荒糖を使用し、こだわって作っています。食べてみたい!
ここ10年の、缶詰の技術向上に、驚きを隠せないマツコさん。最近の、高級志向の缶詰ブームにも納得で、「お世辞抜きで、価値観変わりました」と、脱帽していました。
薬膳アテンダント考案 最強の薬膳サバ缶メシ
それは、『サバのチャイニーズスープ』です。池田さん自ら調理して、振舞ってくれました。
運んできてくれたのは、全日本さば連合会の、公式MCである、ロッキー松尾さんと、鯖創作料理研究家の、佐藤暁子さんです。
サバ缶のチャイニーズスープは、美白・肩こり・血行促進・クマに効果的といわれています。
水・醤油・オイスターソースを混ぜた鍋に、サバの水煮をいれます。
たまねぎやパプリカ、黒きくらげににら、ニンニクなどを入れ、すべて火が通るまで煮込み、塩コショウ・黒ごまで味を整えたら、完成です。
「美味しい!」と、高評価のマツコさん。缶汁まで使うことが、ポイントだそうです。
ロッキー松尾さんは、全さば連でサバンドというグループを作り、「サバンド・バイ・ミー」や、「サバータイム・ブルース」と言った、替え歌を、集まりの最後に歌っていると言い、強烈なプロモーションをしていました。
シメにグダグダな替え歌を、披露して、サバ缶の世界は終了しました。
最後に
そのままでも、アレンジを加えても美味しいサバ缶。
栄養も豊富で、これは食べるしかない!ですね。