2017年7月9日に放送された「日曜もアメトーーク!」を見ました。
今回のテーマは、「夏のアメトーーーーク 高校野球大大大大好き 栄冠は君に輝くSP!!」です。
今回は、ネタバレと感想とまとめ記事が長くなってしまったので、前編と後編に分けてみました。
この記事は、前編です。後編はこちらをご覧下さい。
メンバー登場、オープニング
メンバーは、MCに雨上がり決死隊の宮迫さん、蛍原さん。
リーダーにアンジャッシュの渡部さん。常連の、長嶋三奈さん、トータルテンボスの藤田さん、アンタッチャブル山崎さん、かみじょうたけしさん、いけだてつやさん、早出明弘さん。そして、初登場、元高校球児で俳優の、伊藤毅さん。
詳しくないゲストに、女優の志田未来さんと、三四郎小宮さんを迎えました。
今年もこの季節がやってきた「高校野球大好き芸人SP」!熱すぎる名勝負や、侍ジャパンメンバーの貴重映像。詳しすぎる!メンバーの、高校野球の裏側の話まで、詳しくなくても楽しめちゃいます。
いつものように、「雨高」ユニフォームを着て、選手入場のように登場した、メンバーたち。昨年の夏の甲子園の、総入場者数が、80万人越えと、人気がどんどん加速している、高校野球です。オススメしたメンバーたちが、入場困難という状況になるほどです。
夏の高校野球は、テスト期間と重なるため、ちゃんと寝ているか、しっかりご飯を食べれているか、心配になるという、お母さん目線の長嶋さんです。
新入部員として、初登場した伊藤さんは、群馬県の桐生第一高校のエースピッチャーとして、甲子園出場経験があり、あの、ダルビッシュ有選手と、肩を並べた名投手だったそうです。さらに、ベスト4という成績を残したというから、その実力はホンモノです。雑誌の表紙まで飾ってしまう、さわやかなイケメンでもあります。
大好きすぎるエピソード
メンバーが、高校野球がいかに好きかを、語りました。
渡部さんの弟分、いけださんは、お金はないけど試合を見たいので、期間中はほぼ毎日、甲子園で野宿をするそうです。情熱がスゴイ!寝袋で寝ているそうですが、胸のところに名前の刺繍が施してあり、いけださんだと気付いた方が、枕元にお茶とお饅頭をお供え?してくれていたことがあったと言います。優しいですね。
甲子園期間中は、監督が選手を朝散歩に連れて行くのが恒例のよう。毎年行っていると、だいたいコースがわかるので、チームの散歩に同行して、エア高校球児を体験すると話しました。
元高校球児の伊藤さんは、地方大会から、球場で観戦していると話し、これには、他のメンバーも共感。
渡部さんは、試合数で言うと、地方大会の方が観ていると言います。
地方大会に出場するには、20人のメンバーに入らないといけなくて、それに入るには、練習試合で結果を残さなくてはいけなくて、練習試合も見に行き、練習試合に出るには、チーム内の紅白戦に出なければならなくて、チームの紅白戦も観戦するという、フルコースです。観ているのは父兄と渡部さんしかいないという、おかしな状況になり、こんな熱心に他人の子を見るはずがないと、昨年は隠し子疑惑まで出てしまったそうです。志田さんは、怖い…と、少し引き気味なのでした。
甲子園に行きたいという、熱い想いを持って戦う、地方大会の決勝が、実は一番熱いのではないかと、山崎さんは語ります。実際に、地方大会を熱心に見て、甲子園には一切足を運ばないというファンも、いるようです。
横浜高校ファンという、早出さんは、甲子園に向かう、新幹線に乗り込んだ選手たちを、ホームでお見送りするほど、大好きだそうです。OBでもないし、全く関係のない高校でも、夢中になって応援できるなんて、相当大好きなんですね!
最近結婚した渡部さん、のんちゃんとは、観に行かないの?と聞かれ、さすがに球場までは行かないと答えると、山崎さんは、のんちゃんはフットボールか~と、フットボールアワー岩尾さんと、のんちゃん違いのボケをかましていました。
長嶋さんは、好きすぎて反省することがあるようです。選手インタビューが終わっても、もっと話しをしていたいと話し続け、そのうち、遅いとからと別の選手が呼びに来るが、その選手とも話し込んでしまい、また別の選手が…と、その繰り返しになり、球児たちと長話をして、ご迷惑をかけてしまうのだそうです。でも、球児たちも、嬉しいでしょうね。
藤田さんも、地方大会を観るのが好きだそうですが、長崎で番組をした際、スタッフに、高校球児の父を紹介され、帽子までいただいたと言います。横浜高校の増田君、覚えておきましょう。
小宮さんが、なぜ、家族でもない人を、そこまで応援できるのか?と疑問を口にすると、高校では野球をやっていなかった渡部さんに、集中攻撃が仕掛けられます。渡部さんは、自分ができないことだから、その憧れや、1プレーですべてが決まるところ、と答えますが、「どういうつもり?」と小宮さんに責め立てられていました。好きに理由なんか、ないですからね。
こんな事があった高校野球!!
甲子園であった、様々な出来事や、シーンを映像で紹介します。
まずは、「新潟・中越高校」対「富山・富山第一高校」の試合。8回まで、ノーヒットの素晴らしいピッチングを見せていた、中越高校の今村投手でしたが、9回1アウトで、ヒットが出ると、立て続けに打たれ、まさかのサヨナラ負けという、ノーヒットからのラスト2分の衝撃が印象的な試合でした。
2003年の「南北海道・駒大苫小牧」対「岡山・倉敷工業」の一戦。試合前から、厚い雲が空を覆い、2回から、激しい雨が降り始めます。2回に7点、3回に1点取り、8対0の大量リードで試合を進めていた、駒大苫小牧でしたが、激しい雨に、この日は無念のノーゲームで終わります。翌日の再試合、倉敷工業のピッチャーは、前日の大量失点が嘘のような好投を見せ、2対5で倉敷工業の勝利。駒大苫小牧は、雨に涙を飲みました。
しかし、この試合は、のちに伝説になったそうです。現在メジャーリーグで活躍する、田中将大投手が、この試合をスタンドで観戦し、翌年駒大苫小牧高校に入学します。そして、夏の甲子園で優勝を果たし、さらに翌年2連覇を果たします。3年生の時には、決勝でハンカチ王子の早稲田実業に負けてしまいますが、その敗戦をするまで、夏の甲子園で14連勝していたというから、驚きです。2003年の負けがあったからこそ、ではないでしょうか。
続いて、「三重・津商業」の全力校歌です。試合に勝った後に流れる校歌を、ナインが腰をのけぞらせて、一生懸命に歌う姿が印象的です。
元気ハツラツ球児として、紹介されたのが、「愛知・東邦学園」の藤島投手でした。投げた後に上げる“よいしゃー!”という掛け声と、表情で、一躍人気者になったそうです。
「北海道・旭川実業」のサード・三浦選手が、チームを鼓舞するときの声が、不思議だと話題に。まるでサルの遠吠えのように、甲高い声で叫んでいました。観ている方は、笑ってしまうほど、奇妙な声でした。
「青森・弘前学院聖愛」は、試合後の挨拶で、①相手チームへ、②バックネット裏へ、③自分たちの応援団へ、丁寧にナイン整列して、きれいに礼をするところが、とても素晴らしい高校でした。
「奈良・桜井高校」の信念は、“他尊自信”。相手を尊重する心を、常に持っているので、点を取っても喜ばない。甲子園が決まっても、無表情と、独特の信念を持つ高校なのでした。
次に、「島根・出雲高校」のキャッチャー・林選手の神行動を紹介します。地方大会決勝、甲子園出場を決め、チームメイトが集まって喜ぶ中、林選手は最後の打者のバットを拾い、相手チームのベンチへ返しに行くという、神行動をとり、ネットで称賛の嵐だったそうです。
「埼玉・春日部工業」の地方大会の映像。応援団の中に、山崎さんの姿がありました。高校時代から、あごは割れていたようですが、真剣なまなざしは、なかなかかっこいい姿でした!
球児たちの青春シーン
「鹿児島・鹿児島工業」の今吉選手が登場すると、場内は空気がガラッと変わります。鹿児島大会では、代打出場で、9打席7安打という、好成績を残しました。「東京・早稲田実業」の、斎藤佑樹投手との対戦でも、気合の入った雄たけびを上げ、会場を沸かせました。抑えられはしましたが、熱い男と、クールな男の対決は、真っ向勝負のいい戦いでした。
「熊本・秀岳館」は、優勝候補とされていた2016年夏の甲子園で、「南北海道・北海」との対戦。序盤、相手エースに抑え込まれ、追いかける展開になります。1点ビハインドで迎えた9回の攻撃で、キャプテン九鬼選手が、チームメイトを鼓舞します。「こんな所で負けてたまるか」と、熱い気持ちを前面に出しますが、試合は敗戦。しかし、泣いている選手や、後輩に「胸を張れ!」と声をかけるなど、最後までキャプテンらしく振舞う姿が、印象的でした。現在は、プロ野球選手として、ソフトバンクに所属しています。こういうエピソードを、1つ知っていると、応援したくなりますよね!
ここで、甲子園ベスト4の伊藤さんに、甲子園の砂は配るのか?と質問が出ると、お世話になった方々へ、瓶に詰めて渡したと言います。多めに持って帰ってきた砂が、余ったので、おばあちゃんの家に、袋ごと置いていったという伊藤さん。次に行ったときには、おばあちゃんが気付かず、家庭菜園の土として、使っていたそうです。勿体ない~!
牽制球を詳しく学ぼう!!
打者と走者の駆け引きである、牽制球を、野球が詳しくない小宮さんと、一緒に勉強するコーナーです。
小宮さんが、ピッチャーとして、牽制球を投げてみますが、どうやら間違っていたようです。渡部さんが訂正しますが、小宮さんは「野球やってないのに!」と、再びバトル勃発です。しかし、渡部さんの指摘も、実は間違っていたようで、伊藤さんが正しいポイントを教えてくれました。
ポイント①プレートから、足を外して投げる。ポイント②踏み込む足を、1塁に向ければOK。これをすれば、ボークにはならないそうです。伊藤さんの説明の方が、スッと入ってきます。
最後に
高校野球大好き芸人SP、前編はここで終了です。
大好きな気持ちが伝わる、マニアックなエピソードから、為になる牽制球講座まで!盛り沢山でしたね。
是非、引き続きこちらの後編をご覧下さい。