2017年6月22日に放送された、「アメトーーク!」を見ました。
今回のテーマは、「ゴルフ楽しい芸人」です。
出演メンバー、オープニング
出演者は、MCに雨上がり決死隊の宮迫さん、蛍原さん。
人見知り芸人のオードリー・若林さん。劇団ひとりさん、博多華丸大吉の華丸さん。ますだおかだの岡田さんと、平成ノブシコブシの吉村さんです。
ゲストに、ゴルフ経験なしのブラックマヨネーズの小杉さんを迎えました。
メンバーは、普段から愛用しているゴルフウェアで、爽やかに登場しました。始めて1年半の若林さん、吉村さんから、25年の華丸さん、テレビでゴルフのことを話すのは初という、あまりイメージのないひとりさん。岡田さんは、ゴルフ歴5年程と言っていましたが、8年くらい前に蛍原さんと行ったことがあるそうです。ひとりさん曰く、ゴルフ歴をわざと短めに言うのは、ゴルファーあるあるらしいです。
小杉さんは、今更始めても、皆には追い付けないから、やらないと言います。でも、ゴルフはおじさんや、偉い人の接待のイメージがあるので、まだまだこれからできそうな気もします。どうなんでしょうか?
若林、ゴルフ始めたってよ
人見知り芸人で、一見ゴルフをしそうにない若林さんが、ゴルフにハマった理由を、プレゼンしました。
始める前の印象として、『上司に媚びを売るおじさんがやるもの』と思っていた若林さん。そもそも、スポーツと認めていなかったそうです。
そんな若林さんが、ゴルフにハマるきっかけを作ったのが、意外にも、アンタッチャブル山崎さんでした。一緒だった仕事終わりに、打ちっぱなしに誘われたそうです。
いつも山崎さんと遊ぶときには、ずっとボケ続けられ、うんざりしていたそうですが、いざ打ちっぱなしに行ってみると、一切ボケなかったんだそうです。あれ程の、“ボケモンスター”を黙らせるスポーツなら、楽しいのかもしれないと思い、のめり込んでいったということでした。
結論として、ゴルフは人見知りに向いていると話した、若林さん。その理由は、必要以上のコミュニケーションを、取らなくてもいいこと。そして、飲み会には2次会がありますが、ゴルフにはないことだそうです。
こういった理由もあり、どんどんゴルフにハマっていった結果、若林さんは、よく喋るようになったそうです。性格が、明るくなってきたということでしょうか?すごいです!
最後に、若林さんは、『大人の人見知りこそ、ゴルフを始めて欲しい』と熱く語り、プレゼンは終了しました。
と、ここで、本当に若林さんはおしゃべりになったのか?隠し撮りをして、検証しました。まず、7年前に放送された、人見知り芸人でのVTRでおさらいです。
カメラマンと二人きりになった若林さんは、目を合わせようとせず、缶コーヒーのラベルを読み込んで、時間を潰していました。若林さん、若いし、とっても挙動不審です。
そして今回、7年前と同じ状況で、カメラマンと二人きりになった時、ゴルフの話題を振ったらどうなるのか?を検証しました。
最初はやはり、前回同様に目を合わせず、雑誌で時間稼ぎ。そこで、カメラマンが、『最近ゴルフ始めたんですか?』と質問すると、『そうです、そうです』と笑顔で答えました。
その後も、話は広がり、大きなリアクションを取りながら、ゴルフ話は盛り上がっていました。前のめりになり、身振り手振りのアクションを交え、そのVTRを見ていた小杉さんも、思わず『昔からの友達みたい』と、人見知り芸人の面影もない若林さんに、驚いた様子でした。ついには、立ち上がり、スイングの確認をするなど、あの人見知り芸人を、こんなに明るくするゴルフって、すごいですね!
今回の、カメラマンのベストスコアが71ということで、上手い人だとさらに会話が盛り上がるのだそうです。
上手い、下手の1つの基準としては、スコアが100を切るかどうかということですが、岡田さんのトークは伝わらず、スタジオのお客さんとの距離を、距離計という道具で測っていました。たっぷり200ヤードは、だいぶ心が離れてしまったようですね。
ゴルフの楽しみ方
メンバーそれぞれの、ゴルフの楽しみ方を、プレゼンしました。
まずは、岡田さん。『今日イチを、追い求める!』だそうです。サーフィンと一緒で、一期一会の環境で、その時のベストを尽くすのが、岡田さん流の楽しみ方だそうです。
また、ゴルフの専門雑誌や、コミックも好きで、“キャディー愛”という連載漫画に、ハマっていると言っていました。蛍原さんと、意気投合しながら、ゴルフ専門のテレビ番組についても熱く語り、暴走してきた岡田さんは、宮迫さんにツッコまれ、再びお客さんとの距離を測り、たっぷり250ヤードと先ほどからまた離れてしまったのでした。
岡田さんと一緒に、回ったことがあるという若林さんは、ゴルフ中は、見たことのない岡田さんが見られると話し始めます。
最初は、ナイスショットなどで声をかけられると、いつもの“ワオ!”が飛び出し、機嫌よく回るそうですが、シビアな17番ホールなどになってくると、バンカーで、『冷静にならなアカン!』と、自分に言い聞かせていたり、スコアを若林さんが教えようとすると、後ろから、一緒に回っていた山崎さんに、口を押えられ、『メンタル弱いから、言っちゃダメ』と、言われたりと、テレビで見ているような岡田さんとは、違う一面が見られるのだそうです。
続いて、吉村さんが紹介します。吉村さんは、『下手でも楽しめる』というところに、魅力を感じていました。テレビでスベっても、誰もフォローをしてくれないけど、ゴルフなら、ミスしても、『ドンマイ~』とか、『全然大丈夫だよ!』と声をかけてもらえるからだそうです。
また、ゴルフ中に出るダジャレが、面白いというのも、ゴルフあるあるだそうです。
ゴルフを、“大人のピクニック”と表現し、前日は、ワクワクして眠れなくなる程だそうです。大人になって、そこまでワクワクすることって、なかなかないですよね。おじさん同士で、眠れない、とLINEを送りあうなんて、可愛いな~。
さらに吉村さんは、海外のコースがおすすめだと言います。メキシコのカンクンで、ゴルフをした時には、普通にコース内にワニがいたようです。結構大きめのワニと、クロコダイルダンディーの吉村さんの2ショット写真は、衝撃的でした。
続いて紹介するのは、劇団ひとりさん。ゴルフ道具には、かなりのこだわりがあるようで、自宅にはなんと、工房まであります。この工房で、クラブを調整するそうです。
専門の道具を使って、細かいところまで、調整しているようですが、意味が分からないとでも言いたげな表情の小杉さんと、睨み合うシーンもありました。結果的には、分かり合えたようで、よかったです。
普通の工房には、置いていないような道具も、1年間待って取り寄せするなど、そのこだわりは、ホンモノです。専門の道具で、角度などを測り、それをエクセルでデータ化し、グラフに起こして…と、ここまでくると、私も小杉さんのように、少し冷めた目で見ちゃいそうです。そこまでやっても、スコア100切れないなんて。
華丸さんの楽しみ方は、『お酒とゴルフ』だそうです。先に飲酒したい!と、楽しそうに話し、できれば泊りで、前日みんなで宴会をして、次の日の朝にティーグラウンドで『飲みすぎた~』と言うのが、良いのだそうです。
また、もっとディープな楽しみ方が、ゴルフをしてから、ボートレースに行くことです。ゴルフは、半日程度で終わるので、その後ボートレースをしに行くと言い、ゴルフの調子が悪いメンバーは、後半はもはやボートの話題になり、ゴルフは気もそぞろになってしまうのが、華丸さんのあるあるでした。
一緒に回る、メンバーも大事ということで、他の方々は、割と芸人仲間と行くことが多いようですが、華丸さんの場合は、都合のいいラーメン屋さん・都合のいい豆腐屋さん・都合のいい車屋の社長・都合のいいリフォーム屋さんなどなど。芸能人は、スケジュールが急に空くことがあるので、前日に誘って、都合のいいメンバーが集まると言います。個性的です。
最後は、若林さんです。ゴルフコースの1日が、とにかく楽しいそうで、山崎さんと一緒に行く日は、決まってナチュラルローソンに立ち寄り、朝食を買うそうです。そこで、山崎さんはいつも、赤飯おにぎりを3つも買い、車中で食べるので、コースに出るころには『お腹が重いな~』と言うんだとか。そりゃ3つも食べれば、お腹も重くなるでしょう。
また、どんなキャディーさんになるかも、楽しみと言います。もちろん、若いお姉さんなら嬉しいけど、ベテランの方でも、ナイスショットには『男前よ~』と褒めてくれるので、ほっこりして嬉しくなっちゃうそうです。
コースを回るメンバーとの、独特のノリが生まれたり、終わった後に、皆でお風呂に入り、裸の付き合いをしたり、全部含めて、1日が楽しいという、若林さんでした。
テレビで初めてのゴルフ
若林さん・ひとりさん・吉村さんの3人の、テレビで初めてのゴルフを、密着しました。
あいにくの雨模様ですが、3人が集合し、練習場へ。若林さん、吉村さんが素振りをする中、ひとりさんは、独特の器具で、フォームを調整していました。散々、いろんな道具を使って調整した結果、打ってみると、打球は大きく右に逸れ、その成果を発揮できていませんでした。
その後、1番ホールへ、テレビで披露するのは初めてということで、緊張気味の3人です。
若林さんの1打目は、200ヤード超えのナイスショット!柄にもなく、ガッツポーズも飛び出しました。
続いて、ひとりさんの1打目。また、新たな道具を取り出し、打った打球は、大きく左に逸れる結果となりました。
ラストは吉村さん。230ヤードのナイスショットでした。
その後は、ミスしても、優しいフォローで、ゴルフを楽しむ3人でした。
そして、最終コースは超難関。大きな池の手前からの、若林さんのショットは、池ポチャで、やり直しの5打目は、池の淵ギリギリという、難しい状況に。過去に、石川遼選手が見せた、池の中からのショットに挑戦し、見事、コースに戻すことに成功したのでした。
続く、ひとりさんも、池の淵ギリギリのショットを、見事にグリーンに乗せました。
最後はそれぞれ、気持ちよくホールアウトし、ゴルフを楽しめたようです。テレビ初ゴルフで、普段見せない姿を披露した3人でした。見ていても、本当に楽しそうにプレーしていました。
色々な器具で、調整していたにもかかわらず、なかなか上手く飛ばなかった、ひとりさんに対し、『全部一回、道具捨てた方が、上手くなるんちゃいます?』と、小杉さんの鋭いツッコミが入っていました。
そんなひとりさんは、スイング前にチェックする項目が、いくつかあるようで、最初は、“肩・軸・フットグリップ”で、“カ・ジ・フ”だったのが、だんだん項目が増えてきて、最終的には、呪文のようになってしまったそうです。それが、“カジフモントロポット”です。なんのこっちゃ、訳が分かりません。
プレッシャーパター
1mのパターを、全員連続でクリアできれば、賞品として、番組特製のヘッドカバーがGETできるコーナーです。
たまたま、観覧に来ていた、鈴木愛プロも見守ります。偶然観覧に来たのが、ゴルフのテーマの時とは、スゴイ偶然です!
プロでも難しいという1mのパター、最初の挑戦者は、ベストスコア94の若林さんです。これは見事に、クリアしました。
2人目は、ベストスコア118の吉村さんです。少し強すぎたのか、惜しくも外れてしまいます。
本来ならここで、挑戦は終了ですが、泣きの一回で、若林さんから再挑戦。これも見事に決めます。
2人目は、ベストスコア81の華丸さんが挑戦しました。プレッシャーから、寸止めでやり直す華丸さん。ちょっと弱かったですが、見事に決まりました。
3人目は、ベストスコア89の岡田さんです。ゴルフだと、メンタルが弱くなる岡田さん、きれいにカップに収まりました。
あと2人、ベストスコア84のひとりさんの挑戦です。サイドサドルという、珍しいパターで打った打球は、カップに吸い込まれ、ついにリーチです!
最後は、先ほど失敗した、吉村さんの挑戦です。大きなプレッシャーがかかる中、優しく打った打球は、見事カップの中へ!全員成功で、賞品GETとなりました。
ここまで見てきて、小杉さんも興味を持ったようです。ひとりさんと、再び目を合わせ、“振動”を合わせていました。
最後に
自分では、なかなか難しそうで、やってみようとは思いませんでしたが、メンバー皆さんが、本当に楽しそうに話しているところが、とても印象的でした。
次回は、「本屋でマンガ芸人」です。
スタジオを飛び出し、膨大な数から厳選した、好きすぎるマンガをご紹介!
女優の広瀬アリスさんも登場します。楽しみですね!