犬って、散歩中に草むらに入ったり、土の上で転がったり、何かと体が汚れますよね。
あまりにも汚れが酷いとシャンプーをすると思います。
中には、少しでも汚れると、その度に頻繁にシャンプーをしている飼い主さんもいるようです。
犬にシャンプーをする頻度って、そんなに多くても大丈夫なのでしょうか?
今回は、犬のシャンプーの必要性や頻度について、探っていきましょう。
犬にシャンプーが必要な理由
犬にシャンプーが絶対に必要ということはありませんが、シャンプーすることで犬にも人間にも良い事はありますよ。
では、シャンプーをする理由について挙げてみます。
皮膚病や感染症を防ぐ
肌を清潔にすることで、皮膚病や感染症の予防につながります。
子犬もお風呂にいれてOK!
免疫力が弱い子犬を、皮膚病や感染症から守ることが出来ますよ。
ただし、シャンプーは子犬の弱い肌に刺激が強いですので、シャワーだけで短時間で済ませましょう。
シャンプーは、早くても生後4か月を過ぎるまでは使わないように!
汚れを落とす
散歩中に泥んこになった時や、汚い物の上で転がってしまった時など、その汚れを落とすためにお風呂に入れてあげましょう。
特に室内犬ですと、家の中の衛生面への影響も大きいですので、酷い汚れはお風呂で落としましょう。
マッサージで血行促進
犬の体をシャンプーすると同時に、全身をマッサージしていることになります。
これによって、血行が良くなるので犬の体に良い影響を与えます。
健康チェック
全身を触ることで、痛がる場所がないかの確認が出来ます。
しこりは出来ていないか、怪我はないか、健康チェックに役立ちます。
シャンプーの頻度について
シャンプーは、月に1~2回のペースで十分でしょう。
あまり頻繁におこなうと、犬の体に必要な皮脂まで落としてしまうのです。
毛の皮脂は汚れから守ってくれる働きがあるので、シャンプーのし過ぎは逆に体が汚れやすくなります。
また、肌のバリア機能が弱まり皮膚病になる可能性が高まります。
シャンプーをしないで、ただお湯に浸かるだけなら毎日でも大丈夫!
お湯に入るのが好きな犬なら、体調を観察しながらお風呂に入れてあげましょう。
ただし、高齢だったり心臓病の場合は、体への負担が大きいですので、汚れが酷くなければ濡れタオルで拭く程度にしておきましょう。
お風呂の入れ方
お湯の温度に気をつけて下さいね。
35~37℃くらいの、ぬるいお湯を使うようにしましょう。
人間の感覚だと40℃くらいが丁度良く感じますが、それだと犬にとって熱過ぎるのです。
シャンプーをする場合は、顔は避けて下さい。
首から洗い始め、お尻に向かって泡立てていきます。
最後にすすぎを念入りにしてくださいね。
シャンプーが残っていると、肌荒れの原因になってしまいます。
最後に
犬のシャンプーについてお話をしましたが、いかがでしたか?
私が以前飼っていた犬は、水浴びが大好きだったので特に苦労なく洗うことが出来ました。
でも中には、お風呂嫌いな犬もいるようです。
そう言った場合は、本当に汚れが酷い時だけにしておけば良いでしょう。
必ず月に1回洗わなくてはいけない、というわけでもありませんので。
濡れたタオルで拭くだけでも、結構汚れは取れますよ。
なるべくストレスの無い形で、清潔にしていられると良いですね。