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アオジタトカゲにはどんな種類があるの?生息域別の種類分けについて。

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爬虫類のペットとして人気があるアオジタトカゲは、その名の通り舌が青いトカゲです。

比較的おっとりした性格の子が多く、ハンドリングがしやすいトカゲと言えるでしょう。

一口にアオジタトカゲと言っても、とても種類が多いんですよね。

特に初心者さんだと、どの種類を選べば良いか困ってしまうことでしょう。

大きく分けてオーストラリア系とインドネシア系に分かれますが、住んでいる地域によっても特徴が違っています。

本当にたくさんの種類があるのですが、ここでは代表的な種類だけ生息域別に紹介していきます。

目次

アオジタトカゲの特徴について

体長40~70cmくらいにまで育ち、体重は600gくらいにまでなります。

大型のトカゲで、平均寿命は15年くらいです。

生息域は、オーストラリアとインドネシア、東南アジアです。

乾燥して暖かい環境を好み、昼行性です。

舌の色が青いことから、この名前が付けられました。

尻尾は比較的短く、頭と胴体が太いのが特徴的です。

ずんぐりした体形で、地面を這いずりながら歩きます。

先ほども書きましたが、生息している地域によって体色が違っているので、コレクションする楽しみもあります。

野生のアオジタトカゲは、威嚇をしたり噛みついてくることもあります。

ですが人に慣れやすいので、飼育されて人に慣れた個体はハンドリングを楽しむ事が出来ます。

すぐに慣れてくれる個体もいるので、購入の時にショップの人やブリーダーさんに性格を聞いてみると良いでしょう。

オーストラリアに生息しているアオジタトカゲの種類

オーストラリアは冬に氷点下になる場所もありますし、砂漠もあります。

住んでいる地域によって見た目が全く違うのが興味深いですね。

それでは、種類別に紹介していきますね。

ヒガシアオジタトカゲ

ハスオビアオジタトカゲの亜種です。

オーストラリアの東側に生息しているので、ヒガシアオジタトカゲと呼ばれています。

生息域が最も広いため、地域による特徴の違いもたくさん見られます。

相場はノーマルで10万円以上するので、手を出しにくい種類かも知れませんね。

キタアオジタトカゲ

ハスオビアオジタトカゲの亜種です。

北側に住んでいる種類で、ヒガシアオジタトカゲよりは値段が安いです。

柄にはノーマルとキンバリーがあり、同じ種類なのに雰囲気が全然違います。

チュウオウアオジタトカゲ

ホソオビアオジタトカゲとも呼ばれています。

中央部に生息しているアオジタトカゲで、ずんぐりとした体形がより強調されて可愛らしいです。

ツチノコのようにも見えて、愛嬌のある種類です。

あまり出回らない種類なので金額も高く、100万円以上するので飼育している人は少ないでしょう。

ニシアオジタトカゲ

体にハッキリとしたラインが入るのが特徴です。

あまり出回っていない種類で、イベントなどでも見かける事は少ないようです。

珍しい種類なので、値段は勿論とても高いです。

マダラアオジタトカゲ

南側に住んでいる種類で、体の模様が大変美しく観賞価値が高いです。

地域によってたくさんの種類に分かれていて、ローランド、タスマニア、アルパインなどいくつも存在しています。

マツカサトカゲ

ヒガシマツカサやニシマツカサなどがいます。

殆ど流通しておらず、値段も高いです。

外見はゴツゴツとしていて、まるで恐竜のようです。

アデレードアオジタトカゲ

ヒメアオジタトカゲとも呼ばれていて、体長が15cmくらいしかありません。

アオジタトカゲにしては、とても小さい種類です。

野生では、タランチュラの巣を借りているそうです。

絶滅危惧種となっているので、日本で見かけることは無さそうですね。

とても珍しい種類です。

インドネシアに住んでいるアオジタトカゲの種類

次に、インドネシアに住んでいる種類を紹介していきます。

インドネシアに住む種類は、殆どがオオアオジタトカゲの仲間です。

オオアオジタトカゲ

オオアオジタトカゲの仲間は、大きく分けて次の3種類があります。

Gigas

ハルマヘラ、セラム、ナビレ、アンボンなど、住んでいる地域によって名前が付けられています。

Keiensis

ケイアオジタトカゲ、アルーアオジタトカゲなどがあります。島に住んでいるので、その島固有の柄になっています。ケイアオジタトカゲは体長50cmくらいで、きれいなバンド模様をしていて人気があります。ただ、気性が荒いのでハンドリングがしたい人にはおすすめ出来ません。

Evanscens

メラウケアオジタトカゲなどがいます。メラウケアアオジタトカゲはヒガシアオジタトカゲと似ています。体長は50cmくらいで、多湿を好みます。

キメラアオジタトカゲ

インドネシアの殆どがオオアオジタトカゲの仲間なんですが、キメラアオジタトカゲだけは違っています。

オーストラリアのヒガシアオジタトカゲやキタアオジタトカゲと同じ、ハスオビアオジタトカゲの亜種です。

金色っぽい個体と銀色っぽい個体がいます。

アオジタトカゲが掛かりやすい病気について

アオジタトカゲは、クル病に掛りやすいです。

これは骨の病気で、発症すると骨が変形してしまい動けなくなります。

紫外線やビタミンD、カルシウムの不足が原因となるので、飼育する際にはUVライトの使用時間をしっかり確認しましょう。

昆虫を与える時に、カルシウム剤をまぶしてあげると良いでしょう。

人工餌にも慣れてくれますが、個体差があるので食べてくれない場合もあります。

虫やピンクマウスだけでなく、野菜も半々の割合で与えるようにしましょう。

最後に

ずんぐりした体形と青い舌が特徴のアオジタトカゲの種類を、分かりやすくまとめてみましたがいかがでしたか?

アオジタトカゲは主にオーストラリアとインドネシアに分布しています。

そして地域によって色や柄が異なり、今回紹介した以外にもたくさんの亜種が存在しています。

体付きや大きさも違うので、自分の好みの個体を探すのも楽しいでしょう。

あまり出回っていない種類はイベントなどで出会える可能性がありますが、金額はとても高いと思います。

体が大きくて存在感があり、トカゲにしては人に慣れやすいので、ペットとの触れ合いを楽しむ事も出来ますよ。

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