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毛が無いモルモット、スキニーギニアピッグ!その特長や飼育のポイントについて。

スキニーギニアピッグ
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モルモットと言えば、フワフワの毛並みが印象的ですよね。

でもモルモットの中には、体毛が無くツルツルの体をした種類も存在します。

パッと見た感じが、まるで豚に見えます。

私も初めて見た時は驚きましたが、ペットとして飼育している人もいるようです。

ちょっと変わったペットを飼ってみたい人におすすめの、スキニーギニアピッグ。

今回は、スキニーギニアピッグの特徴や歴史、詩行くんポイントについて紹介していきます。

目次

スキニーギニアピッグって、どんな動物なの?

体重700~1200g、体長20~30cm、寿命5~8年くらい。

齧歯目テンジクネズミ科に分類される、モルモットの仲間です。

スキニーギニアピッグはモルモットの品種改良で誕生したので、野生にはいません。

実はモルモット自体、テンジクネズミを家畜化したものなんです。

ちなみに祖先のテンジクネズミの生息地は、ペルーやアルゼンチンなどの南米です。

スキニーギニアピッグには、毛がありません。

スキニーギニアピッグ

厳密に言えば少しは生えていますが、殆ど皮膚が剥き出しです。

鼻の頭や背中、手足など、一部だけに毛が生えるタイプもあります。

毛が多めに生えているのは、ウェアウルフとも呼ばれています。

個体によって色の違いがあり、ペットとしてお気に入りの子を探す楽しみもあります。

スキニーギニアピッグと似ている種類に、ボールドウィンという品種があります。

ボールドウィンの方は生まれた時は毛がありますが、成長するにつれて毛が無くなっていきます。

どんな性格をしているの?

スキニーギニアピッグは、一言で言えば温和で大人しい性格をしています。

好奇心が旺盛ですが、同時に臆病でもあります。

警戒心が強いので、ちょっとした物音にも反応します。

生活環境の変化にも敏感なので、ストレスを溜め込みやすいと言えるでしょう。

なので、飼い主さんが常に気を配ってあげる必要があります。

落ち着ける飼育環境を用意出来れば、飼い主さんに慣れてくれる個体もいますよ。

個体によっては、スキンシップも出来るようになります。

他のモルモットと違うこと

スキニーギニアピッグは、他のモルモットと違う所がいくつかあります。

まず、体の中でビタミンを作るのが苦手です。

毛があるモルモットに比べて、ストレスに弱く病気になりやすいと言えるでしょう。

そして、体毛が無いので温度変化に弱いです。

暑さも寒さもどちらも苦手です。

色々な刺激が直接皮膚に加わるので、皮膚病にもなりやすいです。

最初に注意点を挙げましたが、体毛が無いことでメリットもありますよ。

まず、ブラッシングはしなくて大丈夫です。

抜け毛が散らかる事がないので、掃除も楽です。

ノミなども湧きにくいです。

また、アレルギーが発症しにくいとも言われています。

ただアレルギーについては個人差もありますし、絶対大丈夫とは言えません。

スキニーギニアピッグの飼育に必要なアイテムについて

お迎えする前に、必要なアイテムを用意しておきましょう。

ケージ

ここがモルモットの生活空間となるので、広めのケージを用意してあげましょう。

ゆったり使える80cmサイズがおすすめです。

ケージの床にすのこを使う人も多いですが、足を挟まないような物を選ぶ必要があります。

ヒーター

毛が無いので、特に寒さには注意しましょう。

小動物用のヒーターを使い、温度管理をしっかりしてあげます。

スキニーギニアピッグの適温は、20~26℃です。

夏にはエアコンを上手に使って、暑くなり過ぎないようにしましょう。

給水器

いつでも綺麗な水を飲めるように、給水器を用意してあげましょう。

ですが中には、給水器で飲んでくれない子も居ます。

お皿だと水をこぼしてしまう可能性が高いので、重みのある器を使うようにします。

巣箱

臆病な性格をしているので、身を隠す場所は絶対必要です。

体が全部入り、少し余裕があるくらいのサイズがおすすめです。

ストレスから病気になる事もあるので、巣箱は必須です。

床材

床材としておすすめなのは、牧草です。

ペットシーツなら吸水性は抜群ですが、食べてしまう可能性があるのでおすすめしません。

吸水性を求めるなら、新聞紙や木材チップなどが良いと思います。

排泄物で汚れたら、小まめに掃除をしてあげましょう。

スキニーギニアピッグには体臭が殆どないので、ケージの掃除をしていれば臭くなりません。

排泄量が多いので、掃除を怠るとすぐに臭くなってしまいます。

トイレは覚えないと思っておきましょう。

たまに覚えてくれる個体もいるそうですが、基本的には覚えません。

怒ってしつけようとしても、飼い主さんに対して恐怖心を抱くだけです。

ウサギなどのトイレを用意しておけば、覚えてくれるかも知れません。

爪切り

スキニーギニアピッグは、爪が伸び続けます。

伸びてきたら切ってあげましょう。

爪には血管があるので、うっかり切ってしまわないように注意してください。

もしもの時のために、動物用の止血剤を用意しておくと良いでしょう。

スキニーギニアピッグは、何を食べるの?

主食として、モルモット用のペレットを与えましょう。

そして、牧草はいつでも食べられるようにしておきます。

ペレット以外にも、おやつとして果物や野菜も与えると喜びますよ。

先ほども書きましたが、スキニーギニアピッグは体内でビタミンを作るのが苦手です。

ですから果物や野菜はビタミン補給の意味でも、おすすめです。

サプリメントもあるので、上手に使っていきましょう。

最後に

毛が無いモルモットのスキニーギニアピッグの、特徴と飼育方法について紹介しました。

スキニーギニアピッグは、モルモットを品種改良して誕生したので野生にはいません。

基本的な飼育方法はモルモットと同じですが、体毛が無いので気を付けるポイントがいくつかあります。

特に温度管理と、皮膚の状態チェックはしっかり行いましょう。

体毛が体の一部に生えているタイプがいたり、カラーバリエーションが豊富なのが魅力です。

きっと、自分の好みの子を見つける事が出来るでしょう。

臆病な性格なので最初は隠れてしまうと思いますが、一度懐いてくれればスキンシップを楽しむ事も可能ですよ。

どれくらい懐くかは個体によって違うので、無理のない範囲で触るようにしましょう。

スキニーギニアピッグ

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