あなたは愛犬と散歩をする時、リーダーウォークが出来ていますか?
リーダーウォークというのは、犬が飼い主に合わせて歩く状態のことです。
特に大型犬ですと、リーダーウォークの徹底が必要となるでしょう。
飼い主がきちんと犬を制御出来るようでなければ、トラブルの可能性も高まります。
ここでは、リーダーウォークの必要性と方法についてお話をしていきます。
目次
どうしてリーダーウォークが必要なの?
飼い主がリード(綱)を引っ張らなくても、犬が自分で飼い主に寄り添って歩く状態を、リーダーウォークと呼びます。
「動物愛護法」や「家庭動物等の飼養および保管に関する基準」で定められている通り、散歩をする時にはリードをつける必要があります。
ただリードをつけるだけではなく、きちんと犬を制御できなくてはいけません。
これが出来ていないことで、次のような事件や事故が実際に起こっています。
- 車道に飛び出した犬が、車にひかれた。
- ほかの人の足にじゃれつき、踏まれた。
- ほかの犬に噛みついて殺してしまった。
- 自転車の人の前に飛び出し、驚かせて転ばせてしまった。
- 犬に引っ張られた飼い主が車道へ転倒し、車にはねられ即死。
このような事故はたくさん起きており、リーダーウォークの必要性が高まってきています。
リーダーウォークに必要な道具
- 首輪やハーネス
ハーネスの方が、犬の体に優しいです。 - リード(伸縮しないもの)
リーダーウォークの教え方
- まず、犬を飼い主の左側に立たせます。
- そして、飼い主が歩き始めてから、犬が歩くように教えます。
この時、「ゴー」などの分かりやすい合図があると良いでしょう。 - 犬がリードを引っ張ったら、飼い主もリードを引っ張り立ち止まります。
「ノー」などの分かりやすい禁止の言葉を使うと良いでしょう。 - 犬が引っ張らなくなったら、褒めてあげましょう。この時、おやつを使っても良いです。
間単に言うと、「犬が引っ張ったら立ち止まり、引っ張るのをやめたら褒める」ということです。
指示を出す時以外は、リードを緩ませておきます。
リードがピンと張っている状態が普通だと、思わせないようにしましょう。
飼い主の根気がかなり必要となります。
ですが、一度覚えてしまえばあとは楽ですよ。

最後に
犬との散歩で必要となる、リーダーウォークについてまとめてみました。
リーダーウォークをマスターするには根気が必要ですが、マスターすれば様々な事故や事件を防ぐことに繋がります。
自分と愛犬だけでなく、周りの人の安全のためにも、是非頑張ってみてくださいね。
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