大きな目と長い足が特徴的な、オオユビトビネズミをご存知でしょうか?
まるで小さなカンガルーのような動きは、見ていてとても可愛らしいです。
そんなオオユビトビネズミが、ペットとして注目されてきているんです。
ここでは、オオユビトビネズミの特徴と、飼育の注意点についてお話をしていきます。
オオユビトビネズミって、どんなネズミなの?
体長15cm、体重100~130g、寿命5~6年
トビネズミ科ミユビトビネズミ属に、分類されています。
モロッコやイスラエルに分布していて、砂漠地帯に生息しています。
食料の少ない砂漠で生きるためには、エサを探して広範囲を移動する必要があります。
そのため、後ろ足が長く発達し、飛び回れる体付きをしています。
なんと、小さい体で1メートル以上飛べるんです。
また、足の裏には毛が生えており、砂漠の熱さを和らげる働きをしています。
食べ物は、昆虫や種子、果物、野菜などです。
少ない水分でも生きていける体の構造となっています。
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飼育する時の注意点
飼育ケース
オオユビトビネズミは、足がとても細長いです。
そのため、ケージの網で骨折などの怪我をする可能性が高いです。
飼育するのは、ケージよりも水槽や飼育ケースが安全でしょう。
90cm以上のケースを使えば、夜間に活発に動き回れます。
飼育ケースには、砂浴び場を設けましょう。
ストレス解消や、皮膚を清潔にするために必要です。
温湿度管理
オオユビトビネズミにとっての適温は、21~26℃です。
特に夏や冬は温度調整に気を配りましょう。
また乾燥地帯の生き物ですので、多湿が苦手です。
除湿器を上手く使いましょう。
食べ物
主食は、種子や穀物類。
副食として、野菜や牧草、動物性たんぱく質。
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オオユビトビネズミの性格
ネズミの仲間にしては、比較的おっとりしていて、警戒心や攻撃性が少ないです。
体つきが独特なため、スキンシップには向いていません。
観賞用のペットとして、飼育するのがおすすめです。
入手は困難?
野生動物保護のため、輸入規制が厳しくなっています。
そのため、専門店に予約をしておかないと、入手は難しいかも知れません。
お店で生まれたり、入荷したという連絡を待たなければいけないので、時間がかかるかも知れません。
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最後に
大きな目と長い足が特徴の、オオユビトビネズミについて紹介いたしました。
長い後ろ足で飛び回る姿が、とても可愛らしいと注目を集めています。
入手するのは簡単ではありませんが、それだけに手に入った時の喜びも大きそうですね。
過度なスキンシップはストレスになりますので、観賞用としての飼育がおすすめです。
可愛い仕草に癒されること間違いなしです。
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