アメリカで人気の犬種、アメリカンピットブルテリアをご存知でしょうか?
闘犬の歴史があり、力強い顎とガッチリした体つきが特徴です。
ピットブルと呼ばれることの多い犬で、ブルドッグの血を引いています。
多くの国で飼育が禁止されている犬種で、訓練していても攻撃性が出る場合があります。
今回は、そんなアメリカンピットブルテリアの特徴をご紹介いたします。
アメリカンピットブルテリアの歴史
アメリカンピットブルテリアは、ブルドッグやスタッフォードシャーブルテリアを基礎として作り出された、アメリカ原産の犬種です。
交配についての正確な情報がないのは、闘犬を作るための交配情報は秘密にされていたことが原因です。
18世紀のヨーロッパでは、闘犬に牛を襲わせて楽しんでいました。
これが動物愛護法により禁止された後は、犬同士を闘わせることが流行しましたが。
しかし、それもすぐに禁止されます。
ですが闇では闘犬が行われていたそうです。
そんな中誕生したのが、アメリカンピットブルテリアです。
とても気性が荒く強い犬なので、犯罪者が身近におくようになりました。
そのため、悪い印象が強まってしまったという歴史があります。
現在世界の多くの国で、危険犬種とされ飼育が規制されています。
アメリカンピットブルテリアの性格は?
飼い主に対して従順で、服従心の強い犬です。
怖い印象が強いのですが、実は頭が良くて明るい性格をしているんですよ。
優しくフレンドリーな面を持つ一方で、闘犬としての攻撃性も持ち合わせています。
気性も荒いので、気合を入れてしつけをする必要があります。
子犬の頃から、社会性をしっかり身に付けなければなりません。
飼育するのは難しいの?
飼い主には愛情深く優しいですし、服従心も強いです。
ですが闘犬としての攻撃性や気性の荒さもありますので、最悪の場合、人を殺してしまう危険もあります。
飼育をするなら、しつけや訓練に全力を注ぐ必要があるでしょう。
運動量が多いので、ストレスを溜めないようにしっかり運動させる必要もあります。
アメリカンピットブルテリアの攻撃性をコントロール出来るかどうか、十分に検討してから飼育を決めましょう。
最後に
攻撃的な犬として有名なアメリカンピットブルテリアですが、実は飼い主に対しては愛情深い犬でもあります。
賢くてフレンドリーなのですが、気性が洗いところがあるので、訓練は必須です。
かつてアメリカでは、人間の良きパートナーとして活躍していた時代がありました。
その頃の飼い主は、きちんと訓練が出来ていたのです。
アメリカンピットブルテリアの飼育を考えているのなら、攻撃性をコントロール出来るのかしっかり考えてみましょう。
安易な気持ちで飼える犬ではありませんよ。
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