金魚はとても馴染みの深い魚ですが、その種類はとても多い事をご存知でしょうか?
たくさんある種類の中に、水泡眼という金魚がいます。
これは、目の下に大きな袋をつけている、とても不思議な姿の金魚です。
今回は水泡眼の特徴と、飼育のポイントなどについてお話をしていきます。
水泡眼って、どんな金魚なの?
水泡眼はとても特徴的な顔をしているので、見たらすぐに分かります。
両目の下に、大きな風船のようなものが付いていて、それをブンブン振るようにして泳ぐ姿が印象的。
水泡の大きさには個体差があり、左右で大きさが違う場合もあります。
大きな水泡をつけ遅い速度ながらも、結構良く動き回る金魚です。泳ぐ動きに合わせて水泡が大きく揺れますので、まるで風船を持って走り回る子供のようで、とても可愛らしいです。
大きさは、15cmくらいまで成長します。飼育難易度はそれほど高くありません。
色々な水泡眼
いくつかの種類がありますので、ご紹介していきます。
更紗水泡眼
赤&白のカラーで、一番一般的なタイプです。
赤水泡眼
赤一色のタイプです。
黒水泡眼
あまり一般的ではありません。
キャリコ水泡眼
滅多に見ることのない、レアな水泡眼です。
3色が混ざり合っています。
飼育のポイント
飼育難易度はそれほど高くありませんが、水泡には気を配ってあげましょう。
水泡は傷つくと破裂することがありますので、移動の時にネットを使うのは控えましょう。
大きめの容器ですくうようにすると、水泡に傷がつかず安心です。
もし水泡が破裂してしまっても、命を落とす事はありません。
ただ、せっかくの水泡が無くなってしまうので、観賞価値が下がります。
他の魚との混泳ですが、水泡眼は動きが遅いので、他の魚に餌を取られてしまう可能性があります。
動きの速い魚との混泳は避けた方が無難です。
また、大きな金魚と一緒にすると水泡を破かれてしまう可能性もあるので、混泳させる魚の体の大きさにも気をつけましょう。
最後に
眼の下に大きな水泡がある、水泡眼という金魚についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
水泡眼は動きが遅いですが、水泡を振り回しながら泳ぐので活発な印象を受けます。
その動きの遅さから、他の魚と混泳させた場合に餌を取られてしまうことが考えられます。
また、大きな金魚からつつかれて、水泡が破れてしまうことも考えられます。
ですから混泳させる際には、動きの速さや体格差に注意しましょう。