色彩豊かな熱帯魚に憧れるものの、温度管理が難しそうで手が出せないでいる人も多い事でしょう。
確かに熱帯魚を飼育するのなら、ヒーターを用意して温度変化に注意しなければいけません。
ですが、アクアリウム=熱帯魚ではないのです。
熱帯にこだわらなければ、ヒーター無しでも飼える魚はいますよ。
今回は、低温に強い魚をご紹介していきます。
アカヒレ
コッピーとも呼ばれ、以前は雑貨屋さんで小瓶に入って売られているのを、よく見かけました。
中国原産の小型の魚で、低温に強いことで知られています。
ヒーターが無くても飼育可能なので、初心者でも飼い易いでしょう。
体が黄色いゴールデンアカヒレは、観賞価値が高く人気です。
楊貴妃メダカ
美しい黄色が魅力的な、楊貴妃メダカ。昔から日本に生息しているメダカを品種改良したものなので、日本の気候に適しています。
金魚
初心者でも飼い易い魚として、昔から人気が高いのは金魚です。
フナの品種改良により生まれ、今でも新種が生まれています。様々な姿の種類があるので、選ぶ楽しみもありますね。
ただ、水の汚れが早いですので、水交換をきちんとする必要があります。
タナゴ
熱帯魚みたいに色彩豊かではなく、とても地味な外見のタナゴ。
落ち着いた雰囲気を醸し出してくれるので、あえてタナゴを飼育する人もいるようです。
小型の魚なので、気軽に飼えます。
日本に生息しているので、水温が低くくても大丈夫です。
オヤニラミ
スズキ科の魚で、西日本に生息しています。そのため日本の気候に適応していますので、ヒーター無しでの飼育が可能。
ただ、あまりにも極端に水温が低下すると危険です。
注意する点は、肉食で攻撃性が強いということ。他の魚との混泳は避けましょう。
低温でも大丈夫だけど、一応ヒーターを用意しておいた方が良い魚
ある程度水温が下がっても大丈夫だけど、場合によってはヒーターが必要な魚をご紹介します。
コリドラス
熱帯魚の中では、低温に強い方。
ボウズハゼ
日本に生息しているが、ある程度の水温が必要。
ゼブラダニオ
インド原産のコイ科の魚。研究用として有名。
最後に
初心者でも手軽に飼育出来る、ヒーター無しで飼育出来る魚をご紹介しました。どれも丈夫で飼い易いのでおすすめですよ。
ただ、ヒーター無しでも大丈夫な魚とは言え、魚にストレスを与える事にはなります。
出来ればヒーターを用意してあげるのがベストだという事を、頭に入れておきましょう。
日本の固有種であれば気候に適応しているので低温に強い場合が多いですが、地味な魚が多くなります。
カラフルな、海外の熱帯魚を飼育するのなら、必ずヒーターを用意して下さいね。