「刑事ゆがみ」も6話目になりました。
「ドクターX」が20パーセントの視聴率をたたき出し、日曜9時枠の「陸王」、「相棒」がそれに続く高視聴率で快走していますが、「刑事ゆがみ」の視聴率はその半分といったところ。
それでも独自の目線で個性的なドラマを放送中です。
映画化を要望する声も聞かれるほどの刑事ゆがみ。是非ご覧ください!
刑事ゆがみ第6話のゲストは
第6話のゲストは新田真剣佑さん。
涼し気な顔立ちのイケメンで、お父さんはハリウッド俳優の千葉真一さんです。映画「ちはやぶる」で賞を受賞し、今年の夏ドラマ「僕たちがやりました」の市橋役でも評判になった注目の若手俳優さん。
またNHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」や朝の連続ドラマ「わろてんか」で少女時代を演じた新井美羽ちゃんも出演しています。
刑事ゆがみ第6話の見どころは
子役の新井美羽ちゃんが達者な演技を披露していますね。お父さんが大好きだった美和ちゃん演じる光希。
大人の考え方ができる知的な面と親を求める子供のひたむきな面が共存する役どころを感動的に演じています。
望遠鏡で星を見ながら父子で抱き合うシーンには思わず涙!です。
この子に不幸な将来が訪れませんようにと切に願ってしまいました。
刑事ゆがみ第6話のあらすじは
総資産300億の青年実業家、貝取勝平(また名前が面白い!)が、来週オープンを予定していた自身のプラネタリウムで何者かによって刺されます。貝取はその日プラネタリウムに行くことをSNSで告げていました。
弓神と羽生は意識の回復した貝取から話を聞きますが、彼は振り向いたとたんに刺されたので顔はわからない、と言います。そして捜査に非協力的な態度の貝取に羽生は腹を立てます。
貝取は企業買収で資産を増やし、多くの人間から恨みを買っていました。それで犯人を特定するのが難しく思われましたが、望遠鏡メーカーの創業者星月亘(辻萬長さん)がプラネタリウム建設当時からかかわっていて、有力な容疑者として署に連行されます。
星月の息子は貝取に騙されて会社が倒産し、自殺していました。そして星月の孫、光希は首を吊った父親の第一発見者でした。
犯人の顔を見なかったという貝取が突然話を変え、実は刺したのは星月だと言い始めます。問い詰めると曖昧になる貝取の証言に弓神は嘘を感じ取ります。
そして病院から外出許可をもらった貝取はまたプラネタリウムに行くことをSNSに投稿するのでした。
実はそれは貝取の罠で、貝取は犯人をおびき出そうとしていたのです・・・。
刑事ゆがみ第6話の感想
貝取はわざと犯人である光希をSNSで誘っておびきだし、自分を刺そうとする光希の動画を生配信して、彼女を社会的に抹殺しようとしていたのですね。
ネットでは一度拡散されるともう止めようがない・・・子供だろうと容赦しない貝取の現代的な冷たさには怖いものを感じました。
次々に会社を買収し、その過程で人が死のうと意にも介さない非情な青年。その顔が整っていればいるほど冷酷さが増す感じがしました。
弓神がハッカーのヒズミに依頼して光希の犯行の動画の拡散を止め、貝取の脱税をネット上で摘発したのには胸がスッとしました。