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いだてん~東京オリムピック噺~ 第46回「炎のランナー」のあらすじとネタバレと感想。

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前回の第45回では、岩田(松坂桃李さん)や鶴さん(皆川猿時さん)ら政治(阿部サダヲさん)を慕う事務局メンバーが田畑家に集い、裏事務局と称して飲み会兼話し合いで盛り上がります。

聖火リレーのアイデアは、金栗四三(中村勘九郎さん)の偉業を元に裏事務局で生まれました。

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一方、東洋の魔女と呼ばれる女子バレーチームは、選手の婚期が遅れると批判され、大松コーチ(徳井義実さん)は辞意を発表します。

しかし、政治や妻・菊枝(麻生久美子さん)の説得で復帰を決意し、再び一丸となってオリンピックを目指すことになりました。

前回の第45回「火の鳥」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

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それでは、第46回「炎のランナー」のあらすじと感想です。

目次

五りんの行方

政治が事務局を去って1年半、裏事務局が開かれる回数も減ってきました。夫婦でポスターを貼る場所について口ゲンカをしていると、岩田と大島(平原テツさん)が久々に訪れ、「見つけましたよ聖火リレー、最終ランナーの候補!」と報告。坂井義則19歳、早稲田、昭和20年8月6日生まれ。「違う!そう!原爆が落ちた日に生まれたんですよ、どこで、広島で!」と岩田が興奮して政治そっくりの口調で話します。政治は「いいよ!適任!オリンピックは平和の祭典なんだ」と喜びました。

東洋の魔女のウマこと河西昌枝(安藤サクラさん)は、父の危篤で山梨に帰っていましたが、たった1日で大阪に戻ってきます。大松コーチは「そばにおれって言うたやろが!帰れ!」と言いながらスパイクを打ち込みますが、河西は「バレーボールは続けます!でも辞めたくなったらオリンピックの前日でも辞めます!」と、これは自分の意志なんだと宣言。他の選手も「私も!」「私も!」と同調します。その4日後、河西の父はこの世を去りました。

1年半以上行方不明だった五りん(神木隆之介さん)が、喫茶店で美津子(小泉今日子さん)と落ち合います。五りんは「始めは冗談にして欲しかったんです」と行方をくらました理由を話します。波乱万丈な自分の人生を、志ん生(ビートたけしさん)が笑い話にして軽くしてくれた。その恩返しに二人会を企画して復帰の手助けをしようと思ったが、志ん生がその高座に引退を掛けていたため、怖くなって逃げ出してしまったのです。

「五りん…アンタ結局何がやりたいの?」と聞かれると、「マラソンかな…走りたいです」「オレ…いだてんになります!」と答えます。美津子がぽかんとしていると、トイレから大きなお腹の知恵(川栄李奈さん)が出てきました。「走るのも結構だけど、その前に言うことあるよね?」「予定日いつ?」と聞くと、「10月10日」「オリンピックの開会式じゃないのよ!」と、美津子が呆れますが、2人は笑顔でした。

聖火リレーの最終ランナー

聖火リレー、最終ランナーの候補に挙がった坂井(井之脇海さん)について、都知事の東(松重豊さん)と事務総長の与謝野(中丸新将さん)は、原爆は政治色が強いため政府の顔色が怖くOKを出せません。政治は「組織委員会は政府の顔色を窺う、政府はアメリカの顔色を窺う、何だコレは!誰のオリンピック?アメリカ?違う!そう!東京、日本人のオリンピックじゃんね!」と怒ります。

さらに沖縄の日の丸問題も進展せず。政治は「もう我慢ならない!」と組織委員会の記者会見に乗り込みます。「沖縄で日の丸を振って聖火を迎える。これは島民の願い!最重要事項!」「それから聖火の最終ランナーは、早稲田の坂井義則君を走らせるべきだ!」「いいか小役人ども!アメリカにおもねって原爆への憎しみを口にし得ない者は、世界平和に背を向ける卑怯者だ!」とまくし立てます。東は「まーちゃん!またいつでもいらして下さい。席をご用意します」と、深々と頭を下げました。

新聞は『聖火リレーの最終ランナー 最有力は広島の子』と記事を出します。それを見た四三は、嘉納治五郎記念館の前で「先生、坂井君だそうです。先生…すんまっせん、約束ば果たせませんでした」と土下座します。「ばってん、仕方なか。平和の祭典だけん」と晴れ晴れとした表情でした。

沖縄の聖火リレー

オリンピックまであと50日。ついに聖火はアテネを出発しました。政治は平沢(星野源さん)を自宅に呼び、「アメリカと直接交渉できるのは君しかおらん、頼む!」と何度目かのお願いをします。平沢は「そういう時は事後承諾。しれーっとやっちゃうんです」と、秘策を授けました。「テレビを利用するんです」、つまり聖火リレーを生放送すれば、沖縄との関係が友好的であるとアピールしたいアメリカには手も足も出ないだろうという作戦です。

沖縄に聖火が到着する日、政治は日の丸600枚をかき集めて沖縄に乗り込みました。無職だからこそ、できたことかもしれません。沖縄の人々が日の丸の旗を振って喜びます。その様子をNHKのカメラが生中継しますが、アメリカ兵は黙って見ることしかできません。「今日これから、日本人による聖火リレーが始まるのでございます」というアナウンスと共に、日の丸のユニフォームを着たランナーが沖縄を走りました。

聖火は沖縄を飛び出し、鹿児島、宮崎、青森、千歳の4箇所から東京を目指します。その頃になると政治は、東に公認されたおかげで、表の事務局にも自由に出入りしていました。

開会式の天気は?

VIPを接待するコンパニオン34名の面接が行われます。その中には、政治の次女・あつ子(吉川愛さん)の姿も。政治は通訳ボランティアの大河内やす子(川島海荷さん)を連れて、選手村に向かいました。政治は「この先きっと何回も言うから聞き流していいけどね。コレ、嘉納さんに見せたかったな~~!!」と、選手村の出来栄えに感動します。

大河内は背の高い黒人男性を連れてきました。コンゴから来たヨンベとウランダ選手です。オリンピック初参加で、2人は陸上競技に出場します。岩田は「すごい金栗、三島だ」と、顔がほころびました。たった2人での初参加、それは金栗四三と三島弥彦と同じです。ストックホルムの映像が流れます。

9月26日入村式、27日に羽田から浜松町にモノレールが開通し、10月1日に東海道新幹線と首都高速の一部が開通。開会式の9日前のことでした。

10月9日、開会式前日に4つの聖火が皇居前で1つになります。雨が降り、政治がバー・ローズに駆け込むと、東と鶴さんも雨宿りをしていました。テレビから「残念ながら明日の天気は雨になる可能性が高そうです」と流れ、開会式は雨かとがっかりします。ママは「明日の天気占ってあげよっか」と、タロットカードを出しました。結果は「雨、豪雨と出てるわ」、3人はぽかんと口を開けて驚きます。ママの占いは必ず外れる、ということは…!

次回、第47回「時間よとまれ」で、いよいよ最終回です。

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世界中の秋晴れを東京に持ってきたような晴天の下、開会式が行われました。

嘉納が「これが、君が世界に見せたい日本かね」と聞くと、政治は「はい、いかがですか?」と答えます。

一方、志ん生が「富久はどうだったね」と聞くと、五りんが「はい、絶品でした」と答えます。

東京オリンピックと共に、2組の師弟はどんな最後を迎えるのでしょうか。最終回も楽しみです!

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