みなさんは、「自分のお部屋に熱帯魚の水槽があったら素敵だな」と思った事はありませんか?
でも、難しそうだから諦めたという人もいるかも知れません。
また、実際に飼ってみたけどすぐに死んでしまったという人も、いるかも知れませんね。
では本当に、熱帯魚飼育は難しいのでしょうか?
確かに生き物を育てるのですから、時間と手間はかかります。でも技術的に難しいことをしなくても、ちゃんと飼育することは出来るんですよ。
そのためには、水槽に入れる魚をよく考える必要があります。
ここでは、初心者でも安心して飼育できる丈夫な熱帯魚をご紹介します!
水槽のサイズについて
魚の紹介の前に、水槽のサイズについて少しお話します。初めて熱帯魚を飼う人が、いきなり大きな水槽を買うのは抵抗があるかも知れません。金魚鉢程度の大きさから始めようと思う気持ちも分かります。ですが、水槽のサイズは大きい方が管理が楽なのです。
小さい水槽ですと、水質の悪化が激しいために熱帯魚が死にやすくなります。ある程度の水量があった方が、水質が安定するために魚に優しい環境となるのです。ですから、場所があるのでしたら60cmサイズをおすすめします。これだけの水量があれば、水換えの間隔を1カ月に1度くらいにしても大丈夫。我が家60cm水槽では、基本的に減った分の水を足すだけ。数か月に一度、砂底掃除をする程度です。
小さくても45cmくらいの大きさはあった方が良いです。これより小さい場合は、管理が大変になることを覚悟しておきましょう。
初心者におすすめの熱帯魚
それでは、初心者におすすめの丈夫な熱帯魚をご紹介していきます。
ただ丈夫なだけではなく、水槽内で美しく泳ぐ姿を楽しめるものばかりです!
ネオンテトラ
背中のメタリックブルーが印象的!キラキラ光る体は、群れで飼育すると本当に美しいです。
値段も手ごろなので、是非群れで飼育してみて欲しいです。
似た魚にカージナルテトラがいます。こちらもおすすめですが、金額的に少しだけ高いようです。
シルバーハチェット
ユーモラスな形をしていて、とても愛嬌のある魚ですよ。
のんびりしていて、他の魚とケンカの心配がありません。
グッピー
熱帯魚と言えば、グッピーを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
ミリオンフィッシュとも呼ばれ、繁殖しやすい魚です。実にたくさんの色や柄があり、それによって金額も変わってきます。
お店に行くと、外国産と国産のグッピーがいます。
国産の方が病気になりにくいという特徴がありますので、国産がおすすめです。
コリドラス
ナマズの仲間で、大きな頭が可愛らしいです。
水槽の掃除屋さんとも呼ばれていて、いつも底の方を泳いでいます。そのため、混泳に向いている魚なんです。
性格は温和で丈夫、柄もいろいろあって楽しめます。
トリリネアータス、アエネウス、パンダなどが人気ですよ。
オトシンクルス
水槽の壁に張り付いて、藻を食べてくれる魚です。
オトシンクルスだけで水槽が綺麗になるということはないですが、ペタッと張り付く姿がとても可愛らしいですよ。
トランスルーセント・グラスキャット
なんと、体が透明の魚です!向こう側が見えちゃうので、初めて見る人は大抵驚きの声をあげます。
骨が丸見えの、とても面白い体をしています。
長い触角がチャームポイントですよ。
最後に
初心者におすすめの熱帯魚をご紹介しましたが、いかがでしたか?
ここでご紹介したのは、どれも丈夫なものばかり。性格も温厚なのでケンカで傷つくという心配もありません。
水槽の大きさも、30~60cm水槽で飼えるものばかりです。
まずはこういった熱帯魚から始めて、少しずつ種類を増やしていくといいかも知れませんね。