気温が急に落ち込むこの季節、季節の変わり目ということもあり、夏服をいつしまえばいいのか、長袖で外出したほうがいいのか、そんなことで悩むことも多いと思います。
そんなときを狙っているのが風邪です。
温かくなるだろうと思って半袖で外出したら意外と寒くて風邪を引いた。そんな話はよく聞くと思います。
今回はそんな風邪から体を守るために覚えておきたいツボを紹介します。
風邪は引かないこと、悪化させないことが大事
ツボという考え方がある東洋医学では、昔から風邪は「百病の長」と言われてきました。
たかが風邪と侮っている人は、気を付けたほうがいいかもしれません。
高齢者の死因で上位に入る肺炎は軽い風邪が悪化して起こることも少なくありません。
なんにせよ風邪は引かないに越したことはありません。
基本的に風邪はウィルス感染によって引き起こされます。
まずは自分の免疫能力を高めることがとても大事です。
それには食事と休息がとても大事になります。とても基本的なことですが、しっかりと栄養のあるものを食べて、しっかりと体を休める。これが風邪を引きにくい体を作っていくのです。
偏った食事や体力の消耗は体を弱らせて免疫を低下させます。
風邪予防に役立つツボ
- 合谷:人差し指と親指の骨が交わるところの少し人差し指
- 足三里:膝のお皿に親指をかけるように手を置きまっすぐ中指を下したときに中指の先が当たるところ
- 大椎:首の付け根の部分。首を前に出して盛り上がる骨のすぐ下
- 風門:大椎から盛り上がっている骨を二つほど下がり、そこから横に指二本外に行ったところ。
以上、4つほどツボを上げましたが、この中でも重要なのは大椎と風門です。
この二つのツボは、ちょうど三角形になるように存在します。
風邪の予防、また引きはじめで体がゾクゾクするといった場合には、大椎と風門のあたりをドライヤーやシャワーで温めると効果的です。
そのほかのツボも温めることが効果的なので、せんねん灸など、市販のお灸を使うとより高い効果を得られるでしょう。
最後に
いかがだったでしょうか?
これからの季節に限らず、年中私たちが弱るのを今か今かと待っている風邪ですが、私たちが強い体を維持していれば何も恐れることはありません。
自分の体を自分でケアして健康な生活を送りましょう。
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