母の日のプレゼントと言えば、カーネーションですよね。
子供から貰ったカーネーション、鉢植えの場合は翌年も咲かせることが出来るってご存知でしたか?
仕事で忙しいお母さんでも、ポイントを押さえれば大丈夫!
意外と簡単なので、是非挑戦してみてくださいね。
カーネーションってどんな植物?
ナデシコの仲間であるカーネーションは、多年草なので毎年花を咲かせてくれます。
地中海沿岸に自生しており、日本に入って来たのは江戸時代初期。オランダから来たとされています。
古代ギリシア時代には栽培されていたようで、改良が始まったのは16世紀のイギリスです。
現在ではたくさんの品種があり、初夏だけ咲くタイプや四季咲き性のものなどもあります。
品種改良はまだまだ盛んに行われています。
ポイント
1. 切り戻しをしよう
6月頃、花が終わったら切り戻しをしましょう。
切る場所は、鉢から5~10cmくらいの所です。
結構バッサリ切る感じなのですが、ここは思い切りが必要です。
丸坊主になりますが大丈夫!
節から新芽が出てきますよ。
2. 植え替えをしよう
翌年も咲かせる場合には、植え替え作業が必要になってきます。
そうしないと、鉢の中が伸びた根っこでいっぱいになって、大変窮屈だからです。
1まわり大きな鉢に園芸用の培養土を入れて、そこに植え替えてあげましょう。
その時には、根を少しほぐすと良いでしょう。
植え替えのタイミングは、夏の前が良いです。
切り戻した時に、一緒に行うと良いでしょう。
3. 冬場の管理方法
カーネーションは寒さに弱いので、冬は注意が必要です。
日中は日当りが良い窓辺に置き、夜は部屋の中央に移動させると良いでしょう。
部屋の温度は10℃くらいが目安。
暖かい地域なら、軒下で屋外越冬も可能な場合があります。
地植えにしたらダメなの?
植物は、地面に植えると元気に育つ印象がありますよね。
ですが、カーネーションを地植えにするのは、あまりおすすめできません。
管理が難しくなるからです。
夏は半日陰、その他のシーズンはたっぷり日に当てる必要があります。
鉢植えなら、季節によって適した場所に移動させられますが、地植えだとそうはいきません。
雨ざらしや、霜に当たることもあり、難易度が高いです。
最後に
今回は、カーネーションを翌年も咲かせる方法をご紹介しました。
せっかく母の日に貰ったカーネーションですから、その時だけ楽しんで終わりにするのは勿体ないですよね。
ここでご紹介したポイントを押さえれば、意外と簡単に翌年も綺麗な花を楽しめるので、是非参考にしてみて下さいね。