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おんな城主 直虎 第48回「信長、浜松来たいってよ」のあらすじとネタバレと感想。

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大河ドラマ「おんな城主 直虎」、第48回「信長、浜松来たいってよ」を観ました。

徳川家康(阿部サダヲさん)は嫡男と本妻を織田信長(市川海老蔵さん)の策略で失い、家中が乱れます。しかし万千代(菅田将暉さん)の助言により、家臣を一致団結させてまとめることに成功。高天神城の壮絶な戦いに勝利し、念願の駿河を手に入れます。

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サブタイトルの「信長、浜松来たいってよ」。元ネタは「桐島、部活やめるってよ」ですね。2009年に発表された、朝井リョウさんのデビュー作です。バレー部部長の桐島が突然部活を辞めることが伝聞で広まります。高校生の繊細な心情や、スクールカーストがリアルに描かれる青春小説です。映画化もされていますので、これを機会に改めてご覧になってはいかがでしたでしょうか?

前回の第47回「決戦は高天神」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

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それでは、第48回「信長、浜松来たいってよ」のあらすじと感想です。

目次

信長の富士見物と浜松観光

家康は駿河を手に入れ、祝宴を開いていました。酒を飲みすぎた万千代は皆の前で「織田の首を三条河原に!」さらに「殿、おれと天下を取りましょう!!」と騒ぎ立てます。

そこに信長からの使者が。信長は武田家滅亡後の処理のために甲斐に滞在。尾張に帰る前に富士山を拝み、遠州三河の名所も楽しみたいとのこと。信長が三河に滞在中、粗相のないようにもてなさねばなりません。

万千代は贅沢な調度品を揃えたり、その部下の奥山六左衛門(田中美央さん)、中野直之(矢本悠馬さん)らは、道を広げたり、川に人の堰を作って渡りやすいようしたり、奔走します。今川氏真(尾上松也さん)にも知らせが来て「われも取り入らねば」と浜松に向います。

いよいよ浜松を訪れた信長。氏真は余興として、三河の美丈夫を集めて相撲を披露します。その中になぜか中野の姿も…。人の堰では奥山の、相撲では中野の、ふんどし姿が。これはもう、女性サービス回でしょうか?

信長は「見事なもてなしであった」、「これからも頼むぞ、弟よ」と家康を褒めます。浜松でのおもてなしは成功したように見えました。

井戸端の子供

龍潭寺の井戸端に、汚れた身なりの男の子(田中レイくん)が座り込んでいるのを、おとわ(柴咲コウさん)が見つけました。世話をした梅(梅沢昌代さん)によると、身なりは汚れていたけど、肌の色艶もよく食事の作法も見事で、どこか相当な武家の子供なのではないかと言います。

浜松では、もてなしが成功し安心していると、また信長からの使者が。もてなしの返礼として、家康と主だった家臣を安土城へ招待したいと言うのです。家康は罠ではないかと疑います。そこに今川氏真が城を訪れ「わしは織田の招きに応じたほうがよいと思うぞ」と言い、家康に何やら耳打ちをしました。

明智光秀と今川氏真

井伊谷では、おとわが子供がいなくなったと嘘の噂を流し、見張りをあぶり出します。その者の後をつけると、今川氏真にたどり着いたのです。

おとわは事の経緯について、氏真と話します。氏真は京の歌会で明智光秀(光石研さん)と知り合い、折々に歌を送り合う仲になったと言います。信長が浜松城を訪れた際、光秀は氏真に「太守様、共に信長を殺しましょうぞ」と、信長殺害の計画を打ち明けたのです。

信長は徳川ほか、主だった武将を皆殺しにしようと考え、光秀はその実行を任されていました。そこで光秀は、家康を殺す手立てを信長に用いてしまおうと思いついたのです。「これを逃せば、信長を殺す機は巡ってこない。あの血も涙もない男が天下を握ってしまうのですぞ」と、氏真に協力を求めました。

氏真は計画に同意。光秀から人質として息子の自然(じねん)を預かりましたが、表沙汰にならないよう龍潭寺に隠したというのが、事のいきさつでした。

いざ安土城へ

おとわはその足で、夜半に浜松城を訪れます。家康はおとわを部屋に通しました。おとわはこの話を織田に申し出ようと考えていました。信長を殺しても、跡継ぎ問題で内輪もめをすれば、諸大名が反旗を翻し乱世のやり直しとなってしまうからです。しかしそのままにすれば徳川家は潰される。家康も決め兼ねています。

おとわは「私は、徳川様に織田に取って代わって欲しいと望んでおります」と、希望を伝えます。家康は「わしはこの世が嫌いじゃ」、「戦という手立てがこの世にある限り、武勇が自慢のものたちはそこに訴える。ならばあらかじめ戦を起こせぬような仕組みを敷いてしまえばいい。そんなことを考えたりはするが、できると思うたことは…ない…」と胸の内を明かします。

おとわは「おやりになってはくださいませぬかの。」「子は預かっております。お心が決まりましたら、お知らせくださいませ」と言って、退出します。

井伊谷に戻ると、おとわは自然に「案ずるな、大人たちがどうしようと、私は自然の味方じゃ」と話します。自然は安心し、おとわに抱きついて泣き出しました。

家康は瀬名の「出るときは前に出ねば、好機をつかみそこねまする」という言葉を思い出し、決意します。主だった家臣を集めると、皆も織田を討とうと、心が決まっていました。こうして徳川の主たる面々は、安土城へ旅立ったのです。

次回「本能寺が変」です。

信長が家康を殺して三河の地を奪おうと考えていた説は、新説として明智光秀の子孫である明智憲三郎氏(著作「本能寺の変431年目の真実」)などが唱えています。

しかし、さらにそれを家康が知っていたという設定のドラマは、なかなかありませんね。どんな展開になるのか、楽しみです!

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