子どもの肌ってぷりぷりしていて可愛いですよねー。思わず頬ずりしちゃうほど。
でも冬になると、背中やおなかをポリポリかいたり、露出しているスネは白っぽくなったりすることも・・・
大切な子どもの肌を乾燥から守るにはどうしたらよいのでしょうか?
清潔に保って保湿を!
いつも潤って見える子どもの肌。でも実は、15歳くらいまでは肌のバリア機能を担う角質層が薄く、皮脂腺も未熟なので、乾燥などの肌トラブルが起きやすいのです。
特に冬は乾燥が気になる季節なので、しっかり肌ケアをしていきましょう。
基本の肌ケアステップは、①清潔にすること ②保湿すること、の二つ。
清潔にすること
1日1回は石鹸で洗い、清潔にすることが大切。ただし、ゴシゴシ洗うのは禁物。
ポイントは、「低刺激の石鹸を使う」「たっぷり泡立る」「優しく“なでるように”洗う」の3つ。
小さな子どもであれば、ボディタオルなども刺激になるので必要ありません。手で優しく洗いましょう。
ただ汗や汚れが溜まりやすい、おまた、足のつけね、ひざの裏、首、わきの下は念入りに洗いましょう。
保湿すること
洗った後は、しっかり保湿することが大切です。
特にお風呂の後は、どんどん肌から水分が逃げくので5分以内に保湿するように心がけましょう。
保湿剤には、「ローション」→「クリーム」→「軟膏」と種類があります。
右にいくほど油分が多く保湿効果も高まりますが、あまり伸びが良くありません。子どもの好みや季節に合わせて使い分けるのもおすすめです。
乾燥肌にならないために
肌ケアの基本は、清潔に保ち保湿することですが、それでも乾燥してしまう場合には、どんなことに気を付けたら良いのでしょうか。
お風呂は低温で短めに
寒くなると熱いお風呂に入りたくなりますが、お風呂の温度を高くすると、肌の保湿成分が流出しやすくなります。また、長時間湯船につかると、より肌が乾燥しやすくなってしまいます。
お風呂の温度は38~40度を心がけ、あまり長風呂をしないよう心がけましょう。
部屋の湿度を上げる
冬は空気が乾燥している上に、暖房を使って室内の空気は更に乾燥してしまいます。
室内の湿度を上げることも乾燥肌にならないためには大切です。
暖房を使う時は必ず加湿器を使い、部屋の湿度を50%くらいに保ちましょう。
肌に優しい衣類を選ぶ
肌が乾燥していると、衣類との摩擦で痒みが出てくる場合があります。
天然素材の綿・ウール・カシミヤ・シルクは摩擦が起きにくく、肌に優しいと言われています。一方化学繊維は静電気を起こしやすいと言われているので、衣類の成分表示もチェックしてみましょう。
また、衣類の縫い目やタグで痒みが出てしまう場合があるので、直接肌に触れる下着は、縫い目のない物を選んだり、タグをすぐに切り取ったりしましょう。
食生活を見直す
乾燥肌を改善するには、身体の内側からのケアも大切です。
お菓子やファーストフードばかり食べたり、偏った食事をしていると、栄養が偏り肌トラブルの原因となります。栄養バランスの整った食事を心がけましょう。
市販の保湿クリーム、おススメ3選!
毎日の子どもの肌の保湿に、手に入りやすく続けやすい、市販のおすすめクリームを紹介します。
白色ワセリン
病院で乾燥肌用に処方される「プロペト」という保湿剤がありますが、それと似た成分が入っていてしっかり保湿してくれます。
ただ、固めの使用感であまり伸びはよくないので、手の平で一旦あたためて柔らかくしてから使うと、広い範囲にも塗りやすくなります。
ワセリンは酸化しやすので、小さな容器に入れ替えて使うことをおすすめします。
ニベア青缶
保湿の定番とも言える、ニベア青缶。昔から家族で愛用している人も多いようです。
ドラッグストアなどでも手に入りやすく、しっかり保湿してくれます。
顔用と思っている人もいるようですが、手や足、全身に使える保湿クリームです。
ユースキンSミッフィークリーム
オレンジ色のユースキンAシリーズも昔から愛されているハンドクリームですが、このSシリーズは低刺激で、可愛いミッフィーの絵も描いてあり、小さな子どもにもぴったりです。
ワセリンやニベア青缶と比べると、保湿力はやや劣りますが、一番さらっとしていて伸びが良いので、子どもにも使いやすい使用感です。
最後に
大切な子どもの肌をいつまでも綺麗に保ってあげたいですよね。
乾燥する季節、保湿クリームを塗り合いっこしてスキンシップをするのも楽しいかもしれませんね。