夏を代表する野菜であるゴーヤは、栄養豊富で健康に大変良いと注目されています。
独特な苦みがあり苦手とする人もいますが、苦みの少ない品種も作られているんですよ。
そんなゴーヤは、生長するにつれて葉が生い茂るので、窓辺で栽培すればグリーンカーテンとして役立ちます。
葉から差し込む光は柔らかく、夏の暑さを軽減してくれますよ。
今回は、ゴーヤのグリーンカーテンについてご紹介いたします。
ゴーヤの栽培時期は?どんな環境が良いの?
ゴーヤは種から育てる事も出来ますが、5月中旬以降に苗が出回りますので、それを購入すると良いでしょう。
種から育てるのであれば、植え付ける予定の2~3週間前から始めましょう。
種はとても殻が固いので、一晩水につけて柔らかくします。
そして、種まき用の容器に土を入れ、種をまいたら土をかぶせます。
25℃を維持していれば、2~3週間で発芽します。
環境は、日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。
植え付ける2週間前から、土に肥料などを混ぜておきましょう。
野菜用の土を使うと楽です。
グリーンカーテンの作り方
1.まず、土を作ります。
プランターで栽培する場合、野菜用の土を使うと便利でしょう。
用土を混ぜる場合には、培養土30kg、堆肥10kg、石灰400gの割合で。
雨が当たらない所に置いて、2週間放置します。
地植えでしたら、土の中に培養土と石灰を混ぜ込みます。
2.支柱とネットの準備をします。
グリーンカーテンを作りたい場所に、支柱とネットを設置します。
ネットを広げ、左右、中央、上下の順番で支柱をつけましょう。
支柱専用の金具や針金で固定していきます。
支柱にネットをつけたら、窓際に固定します。
まずネットの上部を固定してから、下部を固定しましょう。
2枚以上のネットを使うなら風で飛ばされないように、結束バンドなどでしっかり固定しましょう。
3.ツルを絡めていく。
植え付けたゴーヤが育ってくると、ツルが伸びてきます。そうしたら、そのツルをネットの網目にくぐらせましょう。
この時、優しく扱って下さいね。ツルは折れやすいので、慎重に。
4.摘心する。
本葉が7~8枚くらいの時に、一番太い親ツルの先を少し切ります。
こうすることで、横に広がってカーテンを作る事ができます。
5.肥料をあげる。
立派なカーテンを作るために、液肥をあげましょう。
2週間に1回くらいでOKです。
水やりは、朝晩にしっかり行いましょう。
最後に
ゴーヤでのグリーンカーテンの作り方について、ご紹介しましたがいかがでしたか?
とても丈夫な野菜なので、初心者でも間単に育てられるのが魅力です。
葉っぱが大きくカーテンに適しているのも、おすすめ出来る理由です。
グリーンカーテンによって、室温の上昇を抑える事が出来るので、エアコンの電気代が節約出来ますよ。
ゴーヤは、収穫の楽しみもあるのが嬉しいですね。