姿かたちの可愛らしさから、ペットとして人気が高まっているアマガエル。
オタマジャクシの時代もとても可愛らしく、私も子供の頃はカエルの卵を集めたものです。
アマガエルを飼育するとしたら、どのような道具が必要なのでしょうか?
また、エサは何をあげれば良いのでしょうか?
ここでは、アマガエルの飼育についてお話をしていきます。
アマガエルって、どんな生き物?
アマガエルは日本で昔から親しまれている、とても有名な生き物ですよね。
正式にはニホンアマガエルという名前で、両生網無尾目アマガエル科に分類されています。
北海道、本州、四国、九州に分布しており、水田や森林で多く見かけます。
3~11月は水田で見かけますが、寒い間は周辺の草むらや畑、森林で過ごしています。
体長は22~45mmです。メスの方が体は大きいです。
緑色というイメージが強いですが、灰色だったり、緑っぽい灰色だったりもします。
周囲の環境に合わせて、体色を変えているそうです。
飼育に必要な道具は?
飼育ケース
20×15×17cm以上のサイズを用意しましょう。
あまり小さいケースだと、飼育環境の悪化が心配です。
植物
無くても大丈夫ですが、あった方が観賞価値が高まります。
植物が合った方がカエルも落ち着くので、ストレス軽減に役立ちます。
ポトスやスパティフィラム、フィットニアなどの、少ない光量で育つ植物が良いです。
床材
捕まえたところの土や、両生類用のソイル、ウールマット(水槽のろ材)、園芸用の腐葉土など。
ウールマットを使う場合は、汚れたらすぐ取り除くようにしましょう。
保温器具
爬虫類用のパネルヒーターが便利です。
水入れ
常に清潔な水を用意しておく必要があります。
水分不足ですぐに死んでしまいますので、気を付けましょう。
水入れのサイズは、カエルの体がすっぽり浸かる大きさが良いです。
水が汚れていたら、すぐに交換してあげましょう。
夏の高温は苦手
日本に住む動物ですが、あまりにも暑い環境は危険です。
30℃を超える場合には、涼しい場所に移動させたり冷房を上手に使いながら、夏を乗り切りましょう。
触った後は、手を洗おう
アマガエルに限らず、動物を触った後は手を洗うようにしましょう。
アマガエルの体表には、弱い毒があるんです。
触ったくらいでは何も起こりませんが、目や傷口に入ると良くありません。
子どもが触った時には、注意して見てあげてくださいね。
エサは何が良いの?
一番気になるのが、エサのことだと思います。
小さな昆虫やクモを食べます。
動いているものじゃないと、エサと認識しないそうです。
活餌を用意してあげる必要があります。
とはいえ、毎回採取するのはとても大変ですよね。
そんな時は、エサ用として売られているコオロギを購入するのがおすすめです。
与える量は、ヨーロッパイエコオロギなら1日1匹でOKです。
最後に
アマガエルの飼育方法についてお話をしましたが、いかがでしたか?
子どもの頃にオタマジャクシなら育てた事がありますが、カエルになると活餌が必要なので逃がしていました。
でも、お店で餌用として売られているコオロギを買えば、エサの問題は解決しますね。
飼育環境はいつも清潔にし、新鮮な水をいつも用意しておくようにしましょう。
カエルを飼いたくなったら、是非参考にしてみてくださいね。
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