日本ではまだ珍しいとされているペットの、ファットテールジャービル。
少しずつ手に入りやすくなって来ているようで、ファンもどんどん増えているんですよ。
太い尻尾のスナネズミという意味の、ファットテールジャービル。
人気が出ているとは言え、まだ飼育方法は広まっていないようです。
そこでここでは、ファットテールジャービルの飼育方法と、注意点についてご紹介します。
飼育に必要な道具
まず、お迎えする前に必要な物を揃えておきましょう。
ケージ
ファットテールジャービルが生活をする空間となるものなので、しっかり選びましょう。
金網ですと足を挟んだりしてケガのリスクがありますので、水槽タイプがおすすめです。
回し車
体の大きさがハムスターと同じくらいなので、ハムスター用の回し車を用意すればOKです。
回し車がないと運動不足になってしまいますので、用意するようにしましょう。
夜行性なので夜中に走ります。
音の静かなサイレントホイールがおすすめです。
温湿度計
ファットテールジャービルは砂漠の動物です。
暑さに強い印象がありますが、夏は室温が30℃以上にならないように調節するようにしましょう。
体感温度に頼るのではなく、きちんと数値で見ることが大切です。
餌、餌入れ
ファットテールジャービルは雑食性の動物です。
野性では種子や昆虫を食べて生きています。
キャベツやブロッコリーなどの野菜や、りんごなどの果物をあげても良いでしょう。
栄誉が偏らないようにしてくださいね。
ハムスターと同様に、種子類を多く与えると肥満になります。
1日2粒程度にしておきましょう。
その他
水入れ、巣箱、トイレなど
気を付けるポイントは?
ファットテールジャービルの寿命は、ハムスターよりも少し長く3~4年です。
出来るだけ長く生きてもらうために、病気や怪我を発見したら早めの対処が必要となります。
骨折
後ろ足の骨折が多く見られるので、危険な個所はないかチェックしておきましょう。
歯が伸びる
ネズミの仲間は、どんどん歯が伸びてきます。何もせず放っておくと、伸び過ぎてしまいます。
予防するためには、固い物を齧る必要があります。
常に用意しておいてあげましょう。
尻尾を見て健康状態を判断
ファットテールジャービルのふっくらした尻尾は、実は健康のバロメーターにもなっているんです。
体力が無い時などは、尻尾がしぼんでしまいます。
尻尾は毎日チェックするようにして、異変に気付いたら動物病院での受診をおすすめします。
最後に
最近人気が出てきている、ファットテールジャービルについて、飼育方法と注意するポイントをご紹介いたしました。
飼育方法は、ハムスターと同じようにすればOKです。
後ろ足がケガしやすい傾向にあるので、その点にはよく気を配ってあげてくださいね。
可愛がっていると懐いてくれて、手の上で寝たりもしてくれますよ。