ユーモラスな顔をして、ピョンピョン跳ねまわるバッタ。
そこら辺の草むらで見かける、とても身近な昆虫です。
子どもが捕まえて来た時に、飼育したいけど飼い方が分からなくて困ったことはありませんか?
ここでは、ショウリョウバッタの飼い方や寿命についてお話をしていきます。
ショウリョウバッタって、どんな生き物?
バッタは、バッタ目バッタ亜科に分類される昆虫です。
その中でもショウリョウバッタは、近所の草むらによくいる種類です。
顔が細長いバッタで、子供でも間単に捕まえられます。
実はショウリョウバッタは、日本のバッタの中でが最大種だそうです。
オスで5cm、メスで9cmくらいになります。
ショウリョウバッタの寿命はどれくらい?
バッタの寿命は短いです。
ショウリョウバッタも、6~11月頃しか生きられません。
大体5か月くらいの命です。
6月に孵化し、7月に成虫になります。
そして11月が繁殖期となり、そのまま死んでいきます。
越冬はしないようです。
飼育に必要な道具って何?
飼育ケース
とてもジャンプ力があるので、30cm以上の高さがあるケースが良いでしょう。
フタは必ずしておきましょう。
霧吹き
バッタは乾燥に弱いので、霧吹きで適度な湿り気をあげましょう。
葉っぱについた水滴などを、バッタが飲んだりします。
土
土は、無くても大丈夫です。
産卵させたい場合は、入れておきましょう。
エサと水差し
エノコロ草などを瓶に挿して入れておけばOKです。
何もしないとすぐに枯れてしまうので、頻繁に草を取って来なくてはいけなくなります。
イネ科の植物を食べるイメージがありますが、実はキュウリやリンゴも食べます。
バッタがいたところに生えてた草を、一緒に採ってくると良いでしょう。
ショウリョウバッタが茶色い液を吐いた!
バッタを手に持ったら、口から茶色い液体が出て来たことってありませんか?
私は何度もあります。
これは毒などではないので、ご安心ください。
捕まったストレスにより、消化管が収縮して未消化のものを吐き出してしまうのだそうです。
どうしてそういう行動をするかは、よく分かっていません。
敵の目をそらすため、体を軽くして逃げやすくするためなど、色々な考えがあります。
最後に
子どものころから慣れ親しんできた昆虫「ショウリョウバッタ」。
草むらで見つけると子供時代を思い出して、懐かしい気持ちになる人も多いのではないでしょうか?
もし自分の子供が、ショウリョウバッタを捕まえて来たら、是非一緒に飼育してみてください。
バッタの大きさにもよりますが、大きめの容器があれば簡単に飼育出来ますよ。
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