一時期、幸せを呼ぶイチゴとして、テレビや雑誌で取り上げられた事もあるワイルドストロベリー。
野イチゴのことで、寒さにとても強く丈夫で育てやすいイチゴです。
本当に幸せになるかどうかは確かではないですが、育てていてその可愛らしさに癒される事は間違いありません。
小さく赤い実は、勿論食べる事も出来るんですよ。
美容効果もあるというワイルドストロベリーについて、ご紹介したいと思います。
ワイルドストロベリーって、どんな植物なの?
原産地は北米やヨーロッパで、バラ科イチゴ属に分類されています。
実は真っ赤で小さく、ケーキに乗っているイチゴをそのまま小さくしたような外見をしています。
ケーキに乗っているイチゴはオランダイチゴですが、ワイルドストロベリーは野イチゴです。
指でつまむような、とても小さな実をつけます。
耐寒性も耐暑性も強く、とても丈夫なハーブです。初心者でも安心して育てる事が出来ます。
育てる時のポイント
とても丈夫で見た目も可愛らしく、ガーデニングを楽しむ人の間でとても人気があります。
育てていると、5~7月くらいで「ランナー」と呼ばれるものが伸びてきます。
この細長いツルは、株を増やすために必要なものなのです。
ランナーの先には小株が出来ます。根が出てきたら、土に埋めてあげましょう。
鉢を置く場所は、風通しが良く一日中日光が当たる場所が良いです。
風通しの悪い場所ですと、病気のリスクが高まります。
順調に栽培が進めば、春と秋に収穫が楽しめますよ。
ワイルドストロベリーの活用法は?
ワイルドストロベリーの実は、少し酸味が強めです。
我が家ではそのまま食べますが、たくさん冷凍しておいてジャムにする人もいるようです。
見た目だけでなく、その香りもイチゴそのもの!甘く清々しい香りを楽しむ人もいます。
この実には、鉄分やビタミン、カリウムが豊富に含まれています。
鉄分は貧血の改善にもなりますし、美白やシミソバカスを薄くする効果もあるそうです。
潰した実を顔に乗せ、パックすると美肌効果を得られます。
また、葉っぱをよく乾燥させてハーブティにするのも良いですよ。
生の葉には毒素が少量含まれているので、しっかり乾燥させるようにしましょう。
ハーブティに実を入れてもお洒落ですよ。
カクテルに入れて香りを楽しんだり、果実酒にするのもおすすめです。
最後に
小さくて可愛らしい実をつける、ワイルドストロベリー。
今回は、そんなワイルドストロベリーの特徴と育てるポイント、活用方法をご紹介しました。
初心者にも簡単に育てられ、増やすことも出来ちゃいます。
観賞用としても楽しめますが、ハーブティにしたり、潰してパックにしたりと、活用方法も色々あります。
可愛くて女性に嬉しい成分を含んだワイルドストロベリーを、是非育ててみてくださいね。