モンステラという植物をご存知でしょうか?
観葉植物の一つで、ハワイアン関係のグッズに描かれる事が多い植物です。
名前を聞いてピンとこなくても、葉っぱを見ればきっと「これか!」と分かるはず。
葉っぱに大きな切れ込みが入っており、これはモンステラならではの個性的なシルエット。
お部屋に飾れば、ハワイアンな雰囲気を楽しむ事が出来ますよ。
ポイントを押さえれば、日本でもちゃんと栽培することが出来るので、是非挑戦してみてください。
モンステラって、どんな植物なの?
モンステラは、サトイモ科モンステラ属に分類される植物です。
原産地は熱帯アメリカで、半蔓性の植物です。
葉に入った大きな切れ込みがカッコ良く、インテリアとしても人気のモンステラですが、ラテン語で怪物という意味なんですよ。
モンステラは、とても生長が速い植物なので、鉢がパンパンになって根詰まりを起こしやすいです。
葉も込み入ってきますので、剪定が必要になります。
その方法も、後ほど説明いたしますね。
注意することは、モンステラには毒性のあるシュウ酸カルシウムが含まれているということ!
ペットや小さいお子さんがいる場合、絶対に樹液を触ったり舐めたりしないように、払ってくださいね。
剪定のポイント
モンステラの葉っぱは、どんどん育ってすぐに邪魔になってきます。
そうなったら、適度にカットする「剪定」を行いましょう。
やり方は簡単!
古い葉やいらない葉を、付け根からハサミやナイフでカットするだけでOKです。
大変強い植物ですが、全部切ると光合成が出来なくなるので、数枚は残すようにしましょう。
モンステラを管理するポイント
モンステラを管理する時に、気を付けることを挙げていきますね。
環境
高温多湿や日陰に強いので、あまり場所を選びません。
室内の日光が当たる場所なら、OKです。
エアコンの風が当たらないように、気をつけてくださいね。
屋外で管理する時には、直射日光が厳しい時期は30~50%の遮光をしてください。
冬は室内に入れるようにしましょう。
水やり
表面が乾いたのを確認してから、たっぷりと水をあげましょう。
冬(気温5℃以下)は生長しないので、1週間に1回程度で大丈夫です。
肥料
肥料は必要ありません。
ただ、やはり施肥をすると生長が早まります。
3000倍に薄めた液肥を、10日に1回程度与えましょう。
最後に
ハワイアンキルトなどに描かれているモンステラの柄は、おそらくどこかで目にしたことがあるでしょう。
今回は、そんなモンステラの栽培方法をご紹介いたしました。
モンステラには毒がありますが、過剰に怖がることはありません。
ただ、ペットや子供は分からず舐めてしまったりするので、その点はよく注意して下さいね。
大きな切れ込みの葉は、シルエットがカッコイイので人気が高まって来ています。
インテリア性のある観葉植物を探しているのなら、是非参考にしてみて下さいね。