女性を中心に、多肉植物に人気が集まっています。
100円ショップでも小さな多肉植物が売られており、それらを可愛らしく寄せ植えにして楽しんだりします。
多肉植物と言えば、サボテンを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
そう簡単には枯れないサボンテですが、油断していると根腐れを起こすこともあります。
ここでは根腐れとは何なのか、その対処法についてご紹介いたします。
根腐れって、どういう状態なの?
根腐れとは、地の通り「根が腐る」ことです。植物にとって根が腐るというのは重大な問題です。
放っておくと、やがては全体が腐ってしまうことでしょう。
育てているサボテンが根腐れを起こしているかどうかは、次のような様子から分かります。
- 触った感じがブヨブヨしている。柔らかい。
- 色がくすんできている。
どうして根腐れするの?原因は?
サボテンが根腐れをするのは、水の与え過ぎが原因です。
乾燥地帯に自生し、逞しく生き抜く力を持っているサボテンですから、頻繁に水遣りしなくても大丈夫です。
多少の水分は必要ですが、他の植物と同じような感覚で与えてしまうと、水分過剰になり根が腐ってしまうのです。
水だけでなく、肥料の与えすぎによっても根が腐ります。
根腐れを発見したら、どうしたら良いの?
育てているサボテンが根腐れしていることに気付いたら、すぐに対処しておきましょう。
- 腐った部分をカットする。この時、腐っていない方の断面が山形になるようにする。(中央を盛り上げてカット)
- 断面を日光に当て、しっかり乾燥させる。
- 乾燥したら切り口を新聞紙でくるみ、今度は風通しの良い場所で保管。水分を飛ばす。
- 10~30日で根が出れば、下準備完了。新しい土に植え替える。
カットする時には、根腐れで色が変わった部分より少し上を切るようにしましょう。
こうすることで、根腐れの部分を完全に取り除くことが出来るからです。
最後に
サボテンと聞くと、誰が育てても枯れないというイメージをお持ちかも知れません。
確かに他の植物と違い、水遣りをあまりしなくても枯れることはありません。
ですが、それが根腐れの原因を招いているようですね。
あまり水を必要としないサボテンに、毎日タップリ水を与えていると根が腐ってしまいます。
もし根腐れに気付いたら、変色した部分の上をカットしましょう。
そして日光で乾燥させたら、風通しの良い場所に置いて発根を待ちます。
根腐れしたらそれでおしまいというわけではないので、諦めずに対処してみてくださいね。