ペットとして人気が高まって来ているハリネズミ。お店で見かける事も多くなりました。
ツンツン尖った背中の針は、普段は寝ているため抱っこしても痛くありません。
背中と対照的に、お腹はフワフワ柔らかく、その顔はとても可愛らしく抱きしめたくなるほどです。
そんなハリネズミを見ていると、ついつい連れて帰りたくなりませんか?
でもちょっと待って!
もし飼育するとしたら、これからお話することをよく考えてからにしてみてください。
飼育する前には、道具も揃えておかねばなりません。
そこで今回は、ハリネズミの飼育を決める時に考慮する点と、飼育に必要な道具についてお話をしていきます。
これだけは知っておこう!
ハリネズミを飼育するかどうか決める時、以下の事を頭に入れた上で考えてみてください。
懐かない可能性もある
TVや雑誌などでは、ハリネズミが手の平の上でくつろぐシーンなどを見かけるので、人間によく懐くという印象を持たれがち。
でも実際には、そこまで懐いてくれない場合が多いことでしょう。
飼い主のニオイを覚えて、慣れてくれたりはします。ですから、攻撃してきたりはしないでしょう。
ですが毎日お世話をしているのに、TVや動画で見るような飼い主にベッタリな姿が見られない場合も多いです。
それでもきちんとお世話を続けて行けるかどうか、一度考えてみてくださいね。
夜行性
ハリネズミは夜行性なので、人間が寝ている間に活動します。
休日にゆっくりスキンシップをとろうと思っても、ハリネズミは眠っている事でしょう。
もし無理に起こそうとしたら、背中のトゲを立てて怒りをあらわにする事でしょう。
ですが、仕事の関係などで昼夜逆転している生活スタイルの人や、夜遅く仕事から帰って来る人などは、ハリネズミが起きている姿を見る事が出来ます。
自分のライフスタイルと照らし合わせてみると良いでしょう。
動物病院で診て貰えるか?
近所の動物病院で、ハリネズミを診て貰えるかどうか確認しましょう。
飼育に必要な道具って何?
ハリネズミを飼育すると決めたら、早速準備しましょう!
飼育に必要な道具を挙げてみますね。
- 飼育ケージ(底面45~60cm)
- 餌(食中目フード)
- 床材(ペットシーツと組み合わせる人が多い)
- 回し車
- 寝床
- 餌皿、給水ボトル(水皿)
- 暖房器具
- 温湿度計
最後に
ハリネズミを飼育したいと思った時に、どんな事を考えて決めれば良いかをお話しました。また、飼育に必要な道具をご紹介しましたが、参考になったでしょうか?
ペットショップなどで見かけると、あまりに可愛い姿のため自分の家に連れて帰りたくなることでしょう。
でも、まずは今回お話したことを考えてから決めてみてくださいね。
ハリネズミがTVで見るように飼い主にベッタリな甘えん坊になってくれなくても、責任を持って最後まで可愛がってあげましょう。