プリプリした葉っぱが特徴的なセダムは、見た目の可愛らしさから人気の高い多肉植物です。
日本には30種類以上もあるセダムは、とても丈夫でよく増えます。
初心者さんにも育てる楽しみや増やす楽しみを味わえる、おすすめの多肉植物ですよ。
ここでは、セダムの特徴や育て方をご紹介いたします。
セダムって、どんな多肉植物なの?
セダムの語源は、ラテン語のsedreで座るという意味があります。
セダムが岩石や壁にくっつくように生息する姿から、このような名前が付けられたのだそうです。
全部で500種類以上もあるセダムは、多肉植物の中でもダントツの種類の多さ!
日本だけ出も30種類以上あるそうです。
セダムは、ベンケイソウ科に分類されています。
少しのスペースでも根を張る事が出来、逞しく生育します。
温暖地系や寒冷地系の品種に分かれており、種類によって適した気温などが違ってきます。
大抵の種類は、初夏に花を咲かせます。
セダムを育てるポイント
セダムは日光が大好きですので、日当たりの良い場所に置きましょう。
また、蒸れに弱いので用土は水はけの良い物を用意します。
乾燥には強いのですが、蒸れると根腐れを起こして枯れてしまいます。
そのため、水のやり過ぎには特に注意して下さいね。
土が乾燥したのを確認してから、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりとあげます。
地植えでしたら、水やりをしなくても雨水で生きていけるでしょう。
セダムには、横に広がるように伸びるタイプがあります。
このタイプは鉢が蒸れやすいので、混みあって来たらたまにカットしてあげましょう。
セダムは屋上のグランドカバーにピッタリ!
屋上に植える植物として、セダムがよく使われています。
乾燥に強いことと、少しの土壌でも生育できる逞しさ、そして軽量であること。
これらの要素が、屋上という場所に適しているのです。
繁殖力旺盛で丈夫なセダムは、コストにおいてもメンテナンスにおいても、とても気軽に扱えます。
また、庭の空いたスペースに植えてみるのも良いでしょう。
もし後から違う植物に植え替えたくなっても、根が深くないので簡単に抜くことが出来ますよ。
最後に
乾燥に強く丈夫でよく増え、見た目も美しいセダムは、人気の多肉植物です。
特にグランドカバーとして優秀で、屋上の緑化用植物として利用される事が多いです。
根が深くないので、違う植物を植えたい場合には簡単に移動させる事も出来ます。
植物を育てるのが苦手という人でも、簡単に増やすことが出来るので初心者さんにもおすすめ!
ただ、お世話のし過ぎで枯らしてしまう人が多いようです。
水は土が乾いてから与えるようにすれば、大丈夫ですよ。