異なる犬種の親を交配させ、それから生まれた犬をミックス犬と呼びます。
今、様々なミックス犬が誕生しているのですが、その中にポンスキーという種類が存在します。
アメリカで生み出されたポンスキーが、日本でも人気を集めているんですよ。
今回は、ポンスキーがどんなミックス犬なのかについて、ご紹介していきたいと思います。
ポンスキーとは
ポンスキーは、ポメラニアンとシベリアンハスキーを掛け合わせたミックス犬です。
シベリアンハスキーと聞けば、野生的で精悍な顔つきを思い浮かべることでしょう。
そしてポメラニアンと言えば、小さくてフワフワの小型犬ですよね。
この2つの特徴がミックスされることで、顔つきはシベリアンハスキーで体つきはポメラニアン、といった外見になっています。
気になるのは、体の大きさですよね。
ポンスキーの成犬は、体重が7~14kg。体高は24~39cmとなるようです。
体が大きなシベリアンハスキーとの交配ですから、ポンスキーも大きく成長する可能性があります。
必ずしもポメラニアンのように小さい体とは限らないので、注意が必要です。
被毛はどんな感じなの?
基本的なカラーは、シベリアンハスキーと似ています。
白・黒・グレーといったコントラストが強い毛色をしているのです。
ですが必ずではなく、時々オレンジ色っぽい子もいます。
これはポメラニアンの血を強く受け継いだのでしょう。
ポンスキーは、どんな性格をしているの?
ポメラニアンとシベリアンハスキーは、どちらも飼い主に従順です。
ですからポンスキーも、飼い主にとてもよく従う性格をしています。
頭が良いという特徴もあるので、躾に苦労しない事が多いです。
芸も覚えてくれることでしょう。
温厚で愛情深く、好奇心も旺盛です。お散歩が大好きなので、アウトドアな人にピッタリですね。
ただやはりミックス犬ですので、どちらの血を強く引くかにより性格が若干変わってきます。
シベリアンハスキーの頑固でマイペースな性格が強く出る場合もありますし、ポメラニアンの警戒心が強く臆病な性格が強く出ることもあります。
寿命はどれくらい?
大体15年前後が寿命と言われています。
ポメラニアンのように小さな体の方が、寿命が長いようです。
ポンスキーは、てんかんや膝蓋骨脱臼、アロペシアエックスなどの病気に注意しましょう。
最後に
ポメラニアンのような体形なのに、顔はシベリアンハスキーのようにカッコイイ「ポンスキー」。
特徴や性格についてご紹介しましたが、参考になったでしょうか?
両親の性格を受け継ぎ、温厚で従順な性格が特徴ですが、ミックス犬なのでどちらの性格が強く出るかは、個体差があります。
体格にも個体差がありますので、その点をよく理解した上で飼育するかどうかを決めましょう。