熱帯魚を飼育していて困るのが、旅行をする時でしょう。
毎日決まった時間に餌やりをしていたのが、旅行中はそれが出来ないので不安でよね。
あまりに心配で、旅行を諦めようなんて考え始める人もいるかも知れません。
ですが、きちんと対策をとってから出掛ければ、1週間くらいなら大丈夫なんですよ。
帰宅したら全滅していた、なんてことにならないように、旅行前には留守対策をしっかり行いましょう。
ここでは、どのような事に注意をしたら良いのか、熱帯魚の留守番対策をご紹介します。
留守番中の餌、どうしたら良い?
何日も留守にする場合、餌をどうしたら良いのか気になることでしょう。
毎日餌をあげていたのに、旅行中に1週間くらい全くあげないと痩せる可能性もあります。
どうにかして、餌をあげたいですよね。
そこでおすすめなのは、留守番フードやフードタイマーを利用することです。
留守番フードは、留守中に水槽内に入れて置くだけでOK!
2つのタイプがあり、一つは餌の表面が少しずつ柔らかくなり、その部分を魚が食べていけるようになっています。
もう一つのタイプは、水中に溶けだした栄養をエラから吸収させるというものです。
私はどちらのタイプも使った事がありますが、1週間程度の留守では特に問題はありませんでした。
商品によって対応日数が違うので、しっかり確認してから使いましょう。
フードタイマーは、タイマーをセットしておくことで自動的に餌が供給される機械です。
仕事で忙しく、餌を決まった時間にあげられない人などは、普段から使うのも良いでしょう。
餌以外に、やっておくこと
水換え
留守の前にチェックしておきたいのが、水の様子です。
真夏や真冬は水が蒸発しやすいので、気が付いたら水位が下がっていることもあります。
旅行前には、水換えをしておくと安心でしょう。
ヒーターが壊れていないか
真冬の場合は、ヒーターの点検をきちんとしておきましょう。
正月休みに留守にする場合が多いかと思われますが、その時期にヒーターが故障したら熱帯魚は死んでしまいます。
長い間交換してなければ、買い替えも考えましょう。
ライト用のタイマーを使う
水草やサンゴをメインとした水槽の場合、ライトのタイマーをセットしておくと良いでしょう。
アクアリウム用のタイマーでも、普通の電気屋さんにあるコンセントタイマーでもOK。
コンセントの周りの埃を取る
コンセントの周りの汚れは、火災を引き起こす可能性がありますので、きちんと掃除しておきましょう。
最後に
アクアリウムをやっていて一番心配なのが、旅行中の水槽管理でしょう。
今回は、餌やりを中心に留守番をさせる時のチェックポイントをご紹介しました。
熱帯魚は1週間程度なら、餌をあげなくても大丈夫と言われますが、毎日あげていたのを突然止めたら、痩せてしまう事が考えられます。
私も家族旅行の時には、留守番フードを使っています。今まで一度も死んでしまった事はありませんでした。
餌以外にも気をつけるポイントをご紹介しましたので、是非参考にしてみてくださいね。