アオジタトカゲは、日本では1970年代から飼育されているトカゲです。
まるでツチノコのような外見をしているので、アオジタトカゲがツチノコではないか?という話も出たりしました。
とても大きく成長しますが、性格は大人しく初心者にも飼育しやすい種類です。
それでは、アオジタトカゲの特徴や飼育方法をご紹介します。
アオジタトカゲって、どんなトカゲなの?
ペットとして人気の高いアオジタトカゲは、トカゲ科アオジタトカゲ属に分類されています。
インドネシアやパプアニューギニア、オーストラリアに生息しており、雑食性で昆虫や小さい動物、果物や花を食べて暮らしています。
大人になると、40~70cmにもなります。
寿命は約20年です。
アオジタトカゲって、いくらくらいするの?
アオジタトカゲは、ノーマルタイプですと5000~30000円くらいです。
原産地や模様などによっては、10万円近くする個体もいます。
必要な飼育道具は?
ケージ
サイズは、横90cm以上で奥行45cm以上がおすすめです。
床材
細かいタイプがおすすめです。誤飲する可能性があるので、大きい物は避けましょう。
水入れ
アオジタトカゲは、脱皮する前に水に浸かります。
体が入るくらいの、大きな水入れを用意しましょう。
紫外線ライト、バスキングランプ
水槽内を照射してください。
ヒーター
寒さに弱いので、冷える時には使ってあげましょう。
24~27℃の場所と、35℃くらいの場所を用意してあげてください。
夏は暑すぎないように、冷房をつけてあげましょう。
餌
野菜や果物を食べます。
昆虫も食べますが、オヤツ程度にしましょう。
カルシウム剤を添付した餌をあげます。
子供のうちは、毎日食べれるだけ食べさせてOKです。
亜成体になってからは、2~3日に1回、食べなくなるまで与えましょう。
就寝時間の3時間前までにあげましょう。
寝る前に与える戸、消化不良になります。
気を付けること
自分で温度調節が出来るように、ケージ内で温度差を作ってください。
湿度は、乾燥気味にしておくようにしましょう。
ハンドリングの際は、噛みつくことがあるので気を付けてください。
亜成体を過ぎてからは、肥満に注意しましょう。肥満で死ぬこともあります。
最後に
基本的に大人しく、餌の好き嫌いも無く、湿度も必要ではないアオジタトカゲ。
特に人気のアンボンアオジタトカゲは、丈夫でとても飼い易いトカゲだと言えるでしょう。
ただ、体がとても大きくなりますので、飼育すペースが確保出来るか確認しましょう。
また、寿命も長いことを考えてから飼育を決めるようにしましょう。