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麻疹(はしか)とは?麻疹の症状と予防ついて。

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冬から春にかけてインフルエンザなど様々な感染症が流行します。

その中でも麻疹はインフルエンザよりも感染力が強く、とても怖い病気です。

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大人がかかると重症化しやすいため、注意が必要です。

今回は3月〜6月頃に流行し、強い感染力を持つ麻疹についてお伝えします。

目次

麻疹とは

麻疹は麻疹ウイルスによる感染症で、3月〜6月の春の季節に流行します。

潜伏期間は8日〜10日です。

インフルエンザとは違い麻疹に一度かかると免疫が一生持続するため、二度とかからない病気と言われています。

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麻疹の症状

麻疹の主な初期症状は発熱(38度前後)、せき、鼻水、倦怠感などの風邪に似た症状が現れます。

その他にも口の中に小さな白い斑点ができることがあり、この白い斑点は麻疹の特徴でもあるため早期発見につながります。

解熱後再び39度の高熱と赤く小さな発疹が現れ、手や足の末端神経まで広がっていきます。

この高熱は3日〜4日ほど続きます。

他人へ感染する期間は発疹の5日前から発疹後4日まで感染します。

学校などの出席停止期間は解熱後3日経過するまでです。

病院に受診する時は麻疹の疑いがあることを事前に電話で伝え、感染拡大を防ぐために公共交通機関の利用を控えるようにしましょう。

麻疹には様々な合併症がみられ、代表的な合併症は脳炎と肺炎です。

他にも中耳炎や心筋炎、クループ症候群などの合併症がみられます。

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麻疹の予防対策

麻疹の感染経路は、空気感染・飛沫感染・接触感染です。

抗体を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症すると言われています。

感染力が非常に強いため、手洗いうがいやマスクではウイルスの侵入を防ぐことができません。

麻疹を予防するためには、麻疹の予防接種を受けるようにしましょう。

抗体を持っているかわからない場合は、血液検査で抗体を持っているのか確認する事ができます。

妊婦さんが麻疹に感染すると、流産や早産、死産の確率が高くなるので妊娠中は特に注意が必要です。

妊娠中に麻疹の予防接種を受ける事はできません。

早めに抗体検査をし、抗体がない場合はしっかりと予防接種を受けるようにしましょう。

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最後に

麻疹は大人になってから感染すると重症化しやすいため、非常に怖い病気です。

いつどこで感染してしまうか分かりません。

抗体を持っているのか不安な方は、一度抗体検査を受けるようにしましょう。

春は麻疹以外にも様々な感染症が流行します。

流行にかかわらず、日頃からの予防を心がけましょう。

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