子宝草って、耳にしたはあるでしょうか?
なんだか縁起の良さそうなネーミングですよね。
子宝草の特徴は、何と言ってもその旺盛な繁殖力にあります。
自分の葉っぱから、どんどん繁殖していけるんですからすごいですよね。
今回は、そんな不思議な植物「子宝草」について、ご紹介したいと思います。
子宝草って、何?
多肉植物の一つで、ベンケイソウ科カランコエ属に分類されている植物です。
原産地はマダガスカルで、多年草です。
子宝のお守りとして、子供が欲しい人達から注目されている植物なんですよ。
子宝草の見た目は独特で、葉っぱの周囲に直接子株がつくんです。
大きな葉っぱの周りにたくさんの子供達がついている姿は、微笑ましくもありますね。
どんな栽培環境が良いの?
日光が大好きなので、日当たりの良い場所に置くようにしましょう。
ですが、真夏の直射日光は例外です。
あまりにも強い日差しは良くないので、真夏は半日陰に移動させてあげましょう。
そして、やや乾燥気味に育てるようにます。
蒸れると状態が悪くなりますので、風通しの良い場所を選んで栽培しましょう。
特に梅雨時には、十分配慮してくださいね。
原産地が暖かい地域ということもあり、寒さに弱い植物です。
ですから、冬は霜に当たらないように気をつけてください。
5~7℃までは耐えますが、なるべく10℃以上を維持するようにしましょう。
水の与え過ぎに注意!
多肉植物ですので、乾燥気味に育てるようにします。
ですが、やはり水分は必要ですので、適度な水やりは必要です。
春~秋は、土が乾いてからたっぷり水をあげましょう。
葉っぱがしわしわになったら、水切れを起こしています。
冬には、1か月に2回くらい水やりをすれば良いでしょう。
冬に水不足になると、ピンク色っぽくなってきます。
もしそうなっているのに気付いたら、水をあげてくださいね。
どんどん増やせる!
簡単に増やすことが出来るので、初心者でもどんどん増やせますよ。
葉っぱの周りに子株がたくさんつくので、それらが少し生長してきたら取り外しましょう。
それを土の上に置いておくと根っこが出てきますので、そうしたら好きな場所に植えてあげましょう。
最後に
葉っぱの周りにたくさんの子株をつける姿が印象的な、子宝草。
子供を授かりたい人たちを中心に、大人気の植物なんです。
子孫繁栄という縁起物としても人気が高いようです。
そんな子宝草は、多肉植物なので乾燥気味に育てるのがポイントです。
また、日光が好きなので日当たりも大事です。
湿気が苦手なので、風通しの良い場所で栽培するようにしましょう。