大きな目と大きな耳が特徴的なショウガラゴは、体長20cmくらいの小型のサルです。
その姿はとても可愛らしく、ペットとして飼育する人もいるんですよ。
可愛い姿と鳴き声から、ブッシュベイビーとも呼ばれている、ショウガラゴ。
もし飼育するとしたら、どんな道具が必要なのでしょうか?
ここでは、ショウガラゴを飼育する際に必要な道具や、注意点をお話します。
飼育に必要な道具
飼育用ケージ
小さい体で、驚きの跳躍力を持つショウガラゴ。
ケージは十分広さのあるものを用意してくださいね。
大型オウム用のケージを使うなど、なるべく大きなものを選びましょう。
また、賢いサルですから、ケージを自分でこじ開けるもあります。
入り口は、補強してきちんと閉めるようにしましょう。
止まり木やハンモックなど
木の上で生活する生き物なので、ケージ内には止まり木を設置しましょう。
はしごやハンモックなど、自然の状態に近くしてあげると良いでしょう。
安心して眠れる巣箱も、木製のものを用意します。
オムツ
ショウガラゴはトイレを覚えないと思っておきましょう。
サル用オムツを使用したり、排泄物を見つけたら掃除するようにしましょう。
床材
小さなケージなら、おがくずや泥炭、ウッドチップ、枯れ葉など。
広いケージでしたら、コンクリートの床がおすすめです。
ペットシーツを使うと掃除が楽なのですが、サルに向かない場合もあります。
ショップの店員さんに相談してみましょう。
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適温って、どれくらいなの?
ショウガラゴにとって適切な室温は、26~28℃です。
暖房や冷房を上手に使って、しっかりと温度管理をする必要があります。
湿度は60%くらいにキープしましょう。
注意するポイントは?
掃除をこまめに
毎日の食べ残しを取り除き、清潔にしておきましょう。
ケージの掃除は週1回行いましょう。
ショウガラゴは自分のニオイが消えると不安になります。
一度に全部を掃除しないように、工夫が必要です。
運動不足に注意
飼育下では運動不足になる可能性が高いです。
ケージの中だけではなく、室内や外に出して運動させるのも重要です。
ケージから出す時は、部屋の中に危険な物がないかチェックしましょう。
とても臆病
人懐っこいショウガラゴですが、臆病でもあります。
突然大きな音がすると、ビックリしてストレスになります。
大きな声で起こるのもNG!信頼関係が崩れます。
診てくれる動物病院を探しておく
エキゾチックアニマルは、診察してくれる病院が少ないです。
飼育する前に、必ず病院を探しておきましょう。
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何を食べるの?
野生では昆虫や、野菜、果物などを食べています。
飼育する場合は、モンキーフードを主食にすれば良いでしょう。
栄養バランスが良いのでおすすめです。
ミルワームやコオロギもおやつとして与えると、喜びますよ。
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最後に
ペットに出来る数少ない霊長類のショウガラゴについて、飼育ポイントをお話したしました。
ぬいぐるみのような見た目と、小さな体がとても可愛らしいですが、気軽に飼える動物ではありません。
金額の方も、10万円以上するので手が出しにくいですね。
どうしても飼育したいという人は、挑戦してみて下さい。
愛情を持って接すれば、きっと応えてくれることでしょう。
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