今日は嫌なことがあったな~…、明日のなんか憂鬱だな~…などで夜なかなか寝られないなんてことはないでしょうか?
何も溜めることなく、心を穏やかに保ってスッと寝られるといちばんいいのですが、現代人にはなかなか難しいですよね。
リラックス方法は人それぞれぴったりのものがあると思いますが、スマートフォンで簡単に音楽が聴ける時代なので、もし心に響く音楽に癒しを求めたいということがあれば、これからご紹介する曲がおすすめです。
有名ではないかもしれないですが、心が洗われると思いますよ。
グラズノフ作曲 バレエ音楽「四季」より『秋』 プチ・アダージョ
あまり専門用語などを盛り込むとお堅い雰囲気になってしまうので簡潔にまとめたいと思います。
一言で言うとメロディーと裏メロディーの対話がとても美しい曲です。
でも背景にあるハモりやベース音もおしゃれで、ヘッドホンやイヤホンでぜひメロディー以外の音も聴いてほしい曲です。
ピアノでの演奏、オーケストラ、吹奏楽などいろいろな演奏形態がありますが、眠れない夜に気持ちを落ち着かせる目的で聴くなら、吹奏楽版がいいかもしれません。
理由は弦をこする音やはじく音がなく、木管楽器など柔らかい音色の楽器がふんだんに使われているからです。
でも気分によっていろいろなバージョンを聴いてみるのもいいですよ。新たな発見があるかもしれません。
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カバレフスキー作曲 みじかいお話
小学校低学年くらいのお子さんがピアノの発表会で弾いたりする、とてもシンプルな曲です。
でもきれいでかわいらしく、心が澄んでくるような素朴な美しさが感じられます。
まるで純粋無垢な子供の心に戻れそうですね。
お子さんが弾くことが多いとはいえ、落ち着いた気持ちに浸りたいときは大人のしっとりとした演奏を聴くことをおすすめします。
抑揚をつけたり感情を込めて演奏したり、社会の荒波を乗り越えてきた大人にこそなせる技でしょう。
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ブラームス作曲 6つの小品 Op118 第2曲
育児グッズを販売している大手の会社で、赤ちゃんにおすすめの曲として販売したことがあるアルバムにも収録されています。
うっとりするような美しいメロディーが続くと思いきや、途中少し不穏な雰囲気が漂ってきますが、いろいろな場面を経て最終的に最初のテーマで締めくくります。
静かに曲が終わる頃には、きっと気持ちも落ち着いていることでしょう。
まるで人の一生のようなステキな曲です。
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最後に
いかがでしたでしょうか?
あまり耳になじみのない曲名ばかりかもしれません。
リラクゼーション効果のある曲の王道は、ドビュッシー作曲「ベルガマスク組曲」の『月の光』やシューマン作曲「子供の情景」の『トロイメライ』などがありますが、たまには別の曲を開拓してみるのも楽しいですよ。
リラックスしてスーッと眠りに入れるよう、美しい音楽で穏やかな気持ちを生み出せますように。
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