熱帯魚の代名詞とも言える「グッピー」。
その美しい体色に、見ている人は魅了されます。飼育が簡単で、値段も安く、繁殖しやすいというのも、グッピーファンが多い理由ですね。
グッピーは種類も豊富で、こだわる人にとってはかなり奥が深い世界です。
ここでは、そんなグッピーの飼育と繁殖についてお話をしていきます。
グッピーって、どんな魚?
アクアリウムを楽しんでいる人の中には、一度はグッピーを飼ったことがある人が多いのではないでしょうか?
私も昔、グッピーを増やしたことがあります。
とにかくよく増えるので、アクアリウムを楽しむきっかけにピッタリな魚です。
観賞価値も非常に高く、群れで泳ぐ姿は圧巻です。
そんなグッピーは、卵胎生メダカの一種。お腹の中で稚魚を孵化させてから、体外に出すのです。
ちょっと哺乳類に似ていますよね。
南米北部に生息していたグッピーは、1850年に発見されました。そして世界中に広まり、日本でも1930年から売られるようになりました。よく見かける外国産グッピーとは別に、芸術性の高い国産グッピーもいます。
外国さんグッピーは安いですが、国産グッピーはとても高価です。
グッピー飼育の方法
水槽を立あげる
水槽の大きさは60cmあると良いでしょう。
底砂と水草、水を入れたら、2週間くらいおいておきましょう。バクテリアを入れれば、もう少し短くてもOKです。
水槽にグッピーをいきなり入れてはいけません。きちんと水合わせをしてから入れましょう。
水交換をこまめにする
グッピーは食いしん坊で、たくさん食べます。そしてたくさん糞をします。
水が汚れやすいので、週に一度は4分の1程度の水交換をしましょう。
繁殖させるなら、メスや稚魚を隔離
グッピーを増やしたいと思ったら、産卵箱を用意する必要があります。
産仔間近のメスは、そわそわと落ち着きがなくなります。そうなったメスを産卵箱に移動させましょう。
そうしないと、生まれた稚魚が親魚に食べられてしまうからです。
外国産と国産は別水槽で飼育する
外国産グッピーは病気を持ちこんでいる可能性があるので、国産グッピーと一緒の飼育は避ける事をおすすめします。
最後に
アクアリウム初心者におすすめな魚は、飼育しやすく、繁殖も簡単なグッピーです。
増え過ぎて困るという人もいるくらい、どんどん増えます。
ひれの形や色によって様々な品種が改良されており、大変奥が深く興味深い世界ですよ。
そのため、コレクターも多くいます。
あなたも、色とりどりのグッピー水槽を楽しんでみませんか?