カエルをペットにする人が増えており、ペットショップに行くと珍しいカエルも色々目にします。
バジェットガエルも、その中の一つ。
丸い体にヒョウキンな顔が特徴的。
飼育難易度がそれほど高くないこともあり、人気を集めているんです。
それでは、バジェットガエルの特徴と飼育のポイントをお話していきますね。
パジェットガエルって、どんなカエルなの?
正式には、マルメタピオカガエルと言います。
タピオカガエル属に分類されています。
アルゼンチンやボリビアなどの、沼地や池に生息しています。
体長11~12cm。寿命は10年くらい。
頭は体長の1/3を占めます。
口がとても大きいのが特徴です。
口と対照的にとても小さな目をしており、ヒョウキンな印象を与えます。
水の中で過ごすことが殆どで、あまり動きません。
目の前に来た魚やエビを、大きな口で丸のみします。
飼育のポイント
飼育する時のポイントを挙げていきます。
必要な水の量は?
水の中で過ごすカエルなので、ケースには水を入れましょう。
水深は、カエルが立ち上がって呼吸が出来るくらいです。
深くしても良いのですが、呼吸をする場所を作ってあげる必要があります。
浅い状態で飼育する方法がおすすめです。
ケースの大きさは?
熱帯魚用の、横45cmサイズの水槽がおすすめです。
ジャンプ力がありますので、必ず蓋をするようにしましょう。
水交換はどうする?
たくさん食べるので、水が汚れやすいです。
浅い水深で管理する場合は、毎日水を交換しましょう。
それと併用して、少ない水量でも使える投げ込み式フィルターやコーナーフィルターを入れても良いでしょう。
水深が深い場合は、外掛けフィルターや投げ込み式フィルターを使うと良いでしょう。
底砂があると掃除が面倒
バジェットガエルにとって、底砂が合った方が落ち着くかも知れません。
でも、水換えがしにくくなるので、入れない方が気楽に掃除が出来ますよ。
もし、足元が滑ってしまうのなら、ウールマットを敷いてみましょう。
何を食べるの?
エサには、メダカや金魚を与えましょう。
アフリカツメガエルや、エビも大好きですよ。
ずっと生餌では大変なので、少しずつベルツノガエルの人口飼料に慣らしましょう。
生きているものしか食べないので、ピンセットで揺らしながら与えます。
体が小さい内は2日に1回、10cmを超えたら5日に1回で良いでしょう。
パジェットガエルが浮き症になったら
水面に浮いたままの状態になってしまうことがあり、これを「浮き症」と呼んでいます。
水深が深い場合になります。
浮いたままになっていたら、足が届くくらいまで水を浅くして下さい。
そのまま過ごしていれば、1週間くらいで治ります。
どんな性格をしてるの?
攻撃的な面があるので、噛みついてくることもあります。
噛まれると結構痛いので、注意しましょう。
人に慣れないので、スキンシップをしたい人には向いていません。
また、鳴き声がとても大きいです。
最後に
大きな口と小さな目が特徴的なバジェットガエルの、特徴と飼育のポイントをお話しました。
飼育が簡単でひょうきんな顔をしているので、楽しく飼う事が出来るでしょう。
ただ、鳴き声が大きく攻撃的なので、掃除の時には大騒ぎします。
噛まれると結構痛いですよ。
このことをしっかり考えてから、飼育を決めるようにしましょう。
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