寒い時期や風邪をひいた時など、体を温めたい時にはショウガを使ったりしますよね。
スーパーに行けば大抵手に入りますが、自分で栽培する事も可能なんですよ。
害虫病が少なく丈夫ですので、初心者でもプランターで手軽に栽培出来ます。
それでは、ショウガのプランター栽培の方法をご紹介いたします。
タネショウガの選び方
大ショウガ、中ショウガ、小ショウガの内、初心者におすすめなのは小ショウガです。
早く収穫出来る上に、収穫量も多いのが特徴です。
タネショウガは4月頃に出回ります。
昨年収穫したものや、スーパーで買ったものも使えるのですが、保存状態に左右されます。
タネショウガ専用の物を買うのが一番確実です。
タネショウガの芽出し
植え付けの前に、少しだけ芽を出させることを、芽出しと言います。
植え付けの2~3日前から、日向に置いておくことで芽が出ます。
芽出しの前に、大きい物は1片に3~4個の芽が出るサイズに割ります。
小さすぎると上手く生長しないので、使わないようにしましょう。
植え付けてみよう!
いよいよ植え付けです。
使う道具は、タネショウガ、培養土、鉢底の石、プランター(深さ20cm以上)です。
まず、プランターの底に鉢底の石を敷きます。
底に排水システムがあれば、石は敷かなくて大丈夫です。
次に培養土を、少なめに入れます。プランターの半分以下の高さで十分です。
そこにタネショウガを、20cm間隔で並べます。
その後、7cmくらい土をかぶせればOKです。
水遣りは、まだしないで良いですよ。
初めての水遣りのタイミングは?
植え付け1カ月後くらいで、葉っぱが出てきます。
これが水遣り開始のサインです。
この後からは、乾燥させないようにきちんと水遣りをしてくださいね。
追肥と増し土
植え付けて2カ月くらい経ったら、追肥をしましょう。
葉が6~8枚になった頃に、ハイポネックスや花工場などを水と一緒にあげます。
そして、土の量も増やします。3~5cmくらいかぶせてあげましょう。
葉生姜を収穫しよう!
植え付け3カ月後には、葉生姜が収穫出来ます。
葉生姜を収穫して、風通しをよくしましょう。
根元をポキッと折って収穫します。
食べるのは、小さなショウガ部分です。
くれぐれも、収穫し過ぎないように気を付けてください。
追肥と増し土、2回目
植え付けから4カ月で、2回目の追肥をしましょう。
土も増やします。3~5cmくらいかけるようにします。
いよいよ根ショウガの収穫!
10上旬で、根ショウガの収穫が出来ますよ。
葉が黄色く枯れて来たら、株ごと掘り上げます。
霜が降りるまで収穫出来るので、使う分だけ収穫しても良いですね。
長期保存する場合には、乾燥させてから新聞紙にくるみ、風通しの良い場所に置いておきましょう。
冷蔵庫に入れるのは使う分だけにしましょう。
最後に
体に良い食材として有名なショウガを、プランターで育てる方法をご紹介しました。
病気に強いので、水遣りを忘れなければ初心者にも育てられます。
自分で育てた新ショウガの優しい味わいを楽しめるのは、嬉しいですよね。
砂糖と一緒に煮詰めれば、ショウガシロップが出来ますよ。
これをサイダーに入れれば自家製ジンジャーエールの完成です。
私は、紅茶に入れて飲むのも好きです。
色々な使い道があるショウガを、是非育ててみてくださいね。
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