長い胴体に短い足、可愛らしい顔をしたフェレットは、人気のペットの一つです。
以前は珍しいペットとされいたフェレットも、今ではフェレット専門店も出来る程の定番のペットになりました。
鳴き声の問題が無いので、マンションやアパートでも飼育しやすいですよ。
ここでは、フェレットの特徴や性格と飼育方法をまとめてみました。
フェレットって、どんな動物なの?
イタチ科の動物で、ヨーロッパケナガイタチが家畜化したものです。
いわゆる胴長短足の体形をしており、体重はオス1~1.2kg、メス0.6~0.8kgです。
頭から胴の長さは、30~50cmくらいです。
寿命は種類によって違っており、大体8~14年です。
飼育に届け出が必要な場合も!
フェレットは国内繁殖されていますが、アメリカからの輸入の方が多いです。
海外の色々なファームで繁殖されており、そのファームごとに名前がつけられています。
北海道で飼育する場合は、届け出が必要なので注意しましょう。
フェレットの性格は?
フェレットにはいくつかの種類があり、種類ごとに性格が違っています。
日本でペットとして多く流通している「マーシャルフェレット」は、噛み癖がほとんどありません。
体も小さいので、おすすめの種類です。
また、「パスバレーフェレット」も体が小さく、マーシャルフェレットの次によく飼育されています。
ただし、若干噛み癖があるようです。
体が大きくなる種類は、噛み癖が強いので初心者さんにはおすすめ出来ません。
飼育に必要な道具は?
飼育するために準備するものを挙げていきますね。
ケージ
掃除がしやすいシンプルなタイプが良いです。
掃除は朝晩2回行い、食べカスやトイレをチェックします。
給水ボトル
いつも新鮮な水を用意しましょう。朝晩交換すると良いでしょう。
フードと餌入れ
フェレット専用フードをあげましょう。ドッグフードは代用出来ません。
自分で食べる量を調整出来るので、入れっぱなしで大丈夫でしょう。
トイレ用品
体がスッポリ入るサイズを選びましょう。
ハンモックや寝袋、下に敷くマット
数日おきに取り替え、いつも清潔にしましょう。
イヤークリーナー
耳が汚れやすいので、週に1回耳掃除をしましょう。
毎日遊んであげましょう
フェレットはよく寝ますが、遊びも大好きです。
毎日30分~1時間くらい、ケージの外で遊ばせてあげましょう。
疲れていなければ、もっと遊んでも良いですよ。
最後に
フェレットは、小動物の中では人間に懐きやすいペットです。
鳴き声が気になって犬や猫が飼えない場合にも、フェレットは静かなのでおすすめですよ。
毎日のお世話は欠かせませんし、爪切りや耳掃除もしなくてはいけません。
ですが、遊ぶ姿や寝ている姿など、とても可愛らしく見ているだけで癒されます。
きっと素敵なパートナーになってくれることでしょう。
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