爬虫類や両生類を飼ってみたいという人が、増えてきています。
初めて飼育する時には、不安もたくさんありますよね。
実際、生餌しか食べてくれず困ってしまう飼い主さんも多いようです。
そんな中、ツノガエルは初心者さんにも飼い易いカエルとして、人気が集まっています。
ここでは、ツノガエルの飼育方法をご紹介していきたいと思います。
初心者には、ベルツノガエルかクラウンウェルツノガエルがおすすめ
カエルは種類によって飼育難易度が違いますが、その基準となるのが餌付けしやすいかどうかです。
ベルツノガエルかクラウンウェルツノガエルなら、食用旺盛で人工飼料もよく食べてくれます。
拒食もしにくいので、飼育しやすくおすすめです。
飼育に必要な道具
飼育に必要な道具は、次の通りです。
飼育ケース
プラスチックでもガラスでも、どちらでもOKです。
観賞を楽しむのであれば、傷のつきにくいガラスケースがおすすめです。
ただ、プラスチックの方が軽いのでお掃除は楽かと思います。
ケースを選ぶ時には、フタが出来るものを探しましょう。
上に乗せるだけのフタでは不十分です。
土、水苔、ウールマットなどの床材
底に敷く素材を用意しましょう。
キッチンペーパーやソイルもOKです。
ウールマットは硬い物が良いです。
柔らかいウールマットだと食べてしまうかも知れないので、避けて下さいね。
6cmを超えると排泄量も増えますので、ソイルを敷くのがおすすめです。
床材は、しっとりする程度に湿らせておきましょう。
ヒーター
熱帯の生き物なので、寒さが苦手です。
冬場は、パネルヒーターを使いましょう。
あると便利なもの
エサやり用ピンセット、霧吹き
ケース内のレイアウト
飼育ケース内の環境、飼育するによって色々です。
湿ったキッチンペーパーを敷いただけでもOKです。
ソイルを入れれば、排泄物の有害物質を吸着してくれるので、お世話が楽になります。
潜って落ち着くことも出来るので、おすすめです。
植物や苔で、自然環境を再現したテラリウムで飼育するのもおすすめです。
排泄物は植物の養分になりますし、ソイルも吸着してくれます。
苔を入れる事で、湿度の調節もしてくれるのでカエルに嬉しい環境と言えるでしょう。
何を食べるの?
ツノガエル用の人工飼料が売られていますので、それを与えればOKです。
生餌をあげなくても済むところが、飼育が容易だとされている理由です。
お世話の仕方
餌の与え方
小さいうちは2日に1回。
6cm以上になったら3~4日に1回。
アダルトは1カ月に数回。
霧吹き
床材が湿る程度に霧吹きをしましょう。
掃除
ソイルなら、数か月に1回の掃除で大丈夫です。
キッチンペーパーなら、排泄物を見つけたら交換してあげましょう。
最後に
コロンと丸い体つきと、鮮やかな体色が人気のツノガエル。
その中でも特に飼育が容易な、ベルツノガエルとクラウンウェルツノガエルが、初心者さんにおすすめです。
この2種類なら人工飼料を食べてくれるので、安心して飼育出来ます。
床材にソイルを使うと、掃除の手間が少なくなるのでおすすめです。
日頃のお世話は、エサやりと霧吹きくらいなので、忙しいけどペットを飼ってみたいという人にもおすすめですよ。
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